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生後5ヶ月の赤ちゃんが泣き止まない。黄昏泣きやギャン泣き、ぐずるときの理由や対処法【体験談】
生後5ヶ月になり、赤ちゃんがぐずるようになったり、抱っこしないと泣く、寝ぐずりがひどい、など育児が大変と感じているお母さんもいるかもしれません。今回の記事では、日中、夕方、夜中別に生後5ヶ月の赤ちゃんが泣きだすシーンや保護者が考える泣き止まない理由、ギャン泣きや黄昏泣きなどの対処方法を保護者の体験談をまじえながら紹介します。
生後5ヶ月の赤ちゃんがぐずるシーン
生後5ヶ月頃になると、新生児の頃と比べて体も大きくなり、できることも少しずつ増えてくるかもしれません。この頃に、今まであまり泣かなかったのに泣き出することが増えてきたなと感じるお母さんお父さんもいるようです。生後5ヶ月の赤ちゃんはどのようなときにぐずるのか、保護者に聞いてみました。
日中
「息子は生後4ヶ月までは日中もまとめてよく寝てくれていたのに、5ヶ月に入ったらお昼寝のときによくぐずり寝ないようになりました。やっと寝たと思ってもすぐ泣いて起きてしまいます」(30代ママ)
生後5ヶ月に入って、お昼寝の時間にぐずることが多くなる赤ちゃんもいるようです。家事をしようと思って赤ちゃんのそばを離れると泣き出すで、なかなか家事が進まないという声もありました。
夕方
「夕方になると娘が毎日のように黄昏泣きをします。家事の合間に抱っこしたり母乳をあげたりしますが、なかなか泣き止んでくれません」(30代ママ)
夕方の時間になるとぐずることがある赤ちゃんもいるようです。夕方は夕飯やお風呂の準備で忙しい時間帯なので、赤ちゃんが泣くと困ってしまうという声もありました。
夜中
「新生児の頃から夜はまとめて寝てくれていたのですが、生後5ヶ月になり、夜中に何度もぐずって起きるようになりました。娘は一度ぐずるとなかなか寝ないので、その度に起きて授乳や抱っこしている状態で毎日寝不足です」(20代ママ)
生後5ヶ月になり夜泣きが始まったという赤ちゃんもいるようです。また、寝かしつけのタイミングで泣くるようになり、寝るまでに時間がかかるようになったという声もありました。
ママたちが考える赤ちゃんが泣き止まない理由
赤ちゃんがぐずるのはどのような理由があるからなのでしょうか。保護者が考える赤ちゃんが泣き止まない理由を聞いてみました。
体に不快感を感じている
「寝ぐずりをするときは、暑すぎたり寒すぎたりしないか状態を確認するようにしています。背中に手を入れて汗をかいていたら、部屋の温度を調整するようにします」(20代ママ)
赤ちゃんが泣くときは、部屋の温度や赤ちゃんの服装など、体に不快感を感じていないか赤ちゃんの状態を確認するようにしているというお母さんがいました。オムツからおしっこが濡れていないか、ゴムがきつくないかなどをチェックするのもよいかもしれません。
眠いのに寝られない
「夕方眠くなる時間になると機嫌が悪くなって泣きます。眠いのにうまく寝られなくて泣いているのかなと思い、ひたすら抱っこして寝かせています」(30代ママ)
寝る時間なのになかなか寝ないで泣いているときは、テレビや周辺の音が気になるなど、何かしらの理由で眠いのに寝れないのかもしれないと考えたお母さんもいるようです。夜泣きがひどかった次の日は、ぐずることが多いという声もありました。
抱っこしてほしい
「パパや私が抱っこしたりいっしょに遊んでいるときは機嫌がよいのですが、一人でいるときに泣くことが多いです。抱っこしてほしくて泣いているのかなと思います」(20代ママ)
抱っこをしているときは機嫌がよいのに、そばを離れると泣くということから、構ってほしくて泣いているのかもしれないと考える方がいました。お母さんの抱っこは喜ぶのに、お母さん以外の人の抱っこではぐずってしまうということもあるようです。赤ちゃんも安心感がほしいのかもしれませんね。
生後5ヶ月の赤ちゃんが泣き止まないときの対策
生後5ヶ月の赤ちゃんが泣き止まないとき、保護者はどのような対策を取り入れたのでしょうか。
スキンシップをとる
「家事の合間の時間に余裕があるときは、赤ちゃんとしっかりスキンシップをとるようにしています」(20代ママ)
「ぐずるときはとにかく抱っこしてあげています。気がつくと1時間ずっと抱っこしていることもあります。気が済むと自分から降りたがって、機嫌よく遊んでくれることもあります」(30代ママ)
赤ちゃんが泣き止まないときは、抱っこなどスキンシップを積極的にとるようにしたという声がありました。ベビーマッサージや手遊び歌をして遊ぶのもよい対処方法かもしれません。
生活リズムを整える
「生活リズムを整えることが大切だと考え、起床時間や寝る時間などをなるべく毎日同じ時間にするようにしました。そうすることで夕方や夜に寝ないという状態も少し落ち着いたように感じます」(30代ママ)
赤ちゃんが機嫌よくすごせるように生活リズムを整えたという声がありました。赤ちゃんの生活リズムが整ってくると、赤ちゃん泣き止まない理由を見つけやすくなるかもしれませんね。
たくさん体を動かす
「日中にたくさん体を動かして遊べば、たくさん寝るようになり、ぐずることも少なくなるのではと考えました。遊びながらスキンシップもとれるので、私も楽しいです」(30代ママ)
日中にたくさん遊ぶように心がけたという声がありました。天気のよい日は公園や子育て支援センターなどに行って遊ぶことができれば、赤ちゃんも嬉しいかもしれませんね。雨や猛暑などで外に出られない日は家で音楽をかけて、それにあわせていっしょに身体を動かすというお母さんのアイデアもありました。
泣き止まなくて大変なときは
いろいろな方法を試してもなかなか泣き止まないということもあるかもしれません。泣き止まなくて大変なときにはどのように乗り切ればよいのでしょうか。
家族と協力する
「私が少し疲れてしまったときは、実母や義母が赤ちゃんの面倒をみてくれました。自分のための時間も作れ、リフレッシュできたので嬉しかったです」(20代ママ)
「いつまでも泣きやまない息子に妻が疲れて精神的に不安定になってしまったので、自分の仕事が忙しい日は妻の実母や実姉に手伝いに来てもらえないか相談しました」(30代パパ)
実母や義母だけでなく、夫などとも協力してぐずりの大変な時期を乗り越えたという声がありました。家族の協力を得ることで、お母さんも安心感を保つことができるかもしれません。
できるだけ前向きに考える
「毎日泣いて大変なときは一時的なものだと思って、あまり悩みすぎないようにしています。実母からも発達の過程だから気にしない方がいいよと言ってもらい、気持ちが楽になりました」(20代ママ)
赤ちゃんのぐずりは一時的なものであり、成長とともに泣くことも少なくなると、前向きに考えた方もいるようです。赤ちゃんと落ち着いて向きあうことで、泣き止まない原因や対処法なども見つかるかもしれませんね。
ママ友などお母さん同士で相談しあったり愚痴を言い合ったりするとリフレッシュできて前向きな気持ちになれるという声もありました。
赤ちゃんの発達と泣き方の変化
生後5ヶ月頃になると、赤ちゃんの発達に伴い泣き方も変化していきます。ギャン泣きや黄昏泣きなど、新しい泣き方が出てくることがあります。ここでは、それぞれの泣き方のメカニズムと対処方法について解説します。
ギャン泣きが起きる理由
ギャン泣きは、赤ちゃんが何かを主張したいときや不快感を感じたときに起こることが多いようです。生後5ヶ月頃は、自己主張が強くなる時期でもあり、欲求不満や不快感をギャン泣きで表現することがあると言われます。これは発達の一過程と捉えてよいでしょう。
おむつが濡れている、お腹が空いている、眠いのに寝られないなどの状態で起こりやすいようです。また、お母さんやお父さんの注目を集めたいときにもギャン泣きすることがあります。
黄昏泣きが起きる理由
昏泣きは夕方から夜にかけて起こりやすく、疲れや眠気、周囲の音や環境の変化などが原因と言われることが多いようです。生後5ヶ月頃の赤ちゃんは、日中の刺激で疲れが溜まりやすく、夕方になると機嫌が悪くなることがあります。
また、お父さんの帰宅やお母さんの忙しさなど、環境の変化にも敏感に反応することも。このように、赤ちゃんの体内リズムがまだ確立されていないことも黄昏泣きの一因と考えられているようです。
ギャン泣きや黄昏泣きへの対処方法
生後5ヶ月頃のギャン泣きや黄昏泣きは、赤ちゃんの成長の証でもあり、お母さんやお父さんにとっては戸惑うことも多いかもしれません。これらの泣き方に対処するには、赤ちゃんの状態をよく観察し、適切な対処方法を見つけることが大切です。
対処方法のひとつとしては、ホワイトノイズを使って赤ちゃんを落ち着かせたり、抱っこして優しく揺らしたりすることで安心感を与えることなどです。ほかにも、規則正しい生活リズムを作ることで、黄昏泣きを予防できる場合もあります。
ギャン泣きの場合は、赤ちゃんのニーズを満たすことで落ち着くことが多いので、おむつ交換や授乳、適度な刺激の調整などを試してみるとよいでしょう。どうしても泣き止まない場合は、小児科医に相談することも検討しましょう。
専門家への相談と育児サポート
赤ちゃんの泣きが激しかったり、長時間続いたりする場合は、専門家のサポートを受けるのもよいかもしれません。実際に生後5ヶ月前後に子どもが泣き止まなくて困ったお母さんたちが頼った相手や場所についての経験を聞いてみました。
小児科医や病院
「息子が夜中にギャン泣きを繰り返すようになり、不安になって行きつけの大学病院の小児科を受診しました。先生に赤ちゃんの状態を詳しく聞いてもらい、発達段階での一時的な現象だと説明されて安心しました。対処方法も教えてもらえて、育児の不安が軽減されました」(30代ママ)
小児科の医師に相談することで、赤ちゃんの健康状態を確認し、適切なアドバイスを受けることができます。特に、ギャン泣きや黄昏泣きが続く場合は健康上の問題がないか確認することが重要です。
医師はお母さんの育児の悩みに耳を傾け、専門的な見地から対処方法を提案してくれます。病院での診察は、赤ちゃんの健康だけでなく、お母さんの心の支えにもなりそうです。
子育て支援センター
「娘の黄昏泣きに悩んでいた時、子育て支援センターを利用しました。同じような経験をしているお母さんたちと出会え、気持ちが楽になりました。保育士さんからホワイトノイズの活用法を教わり、娘の泣き方が落ち着いてきました」(20代ママ)
子育て支援センターでは、同じ年齢の赤ちゃんを持つお母さんたちと交流したり、保育士などの専門家から育児のアドバイスを受けたりすることができます。
黄昏泣きやギャン泣きへの対処方法、赤ちゃんの発達に関する情報など、実践的な知識を得られる場所です。また、お母さん同士のつながりは精神的な支えとなり、育児の孤立感を軽減する効果があります。
家族
「妻が育児に疲れていたので、私(夫)が積極的に赤ちゃんの世話を手伝うようにしました。また、義母と実母にも協力してもらい、みんなで息子の育児に取り組みました。家族で支え合うことで、妻の負担が軽減され、息子も落ち着いてきました」(30代パパ)
妻や夫、義母や実母など、家族全体で協力して子育てに取り組むことが大切です。赤ちゃんの成長を一緒に見守り、喜び合える関係性を築いていくことで、ぐずりや泣きの多い時期も乗り越えていけるでしょう。
家族のサポートはお母さんの精神的・身体的負担を軽減し、赤ちゃんにとっても安心できる環境を作ります。育児は一人で抱え込まず、家族全体で取り組むことが大切です。
育児本や育児サイト
「息子のギャン泣きに悩んでいた時、育児書や育児サイトで情報を集めました。赤ちゃんの発達段階や泣き声の意味を理解できるようになり、対処法も学びました。ホワイトノイズの効果を知り、実践したところ、息子がギャン泣きする時間が短くなりました」(20代ママ)
育児本や育児サイトは、赤ちゃんの発達や育児の知識を得るのに役立ちます。ギャン泣きや黄昏泣きなどの泣き方の違い、その原因や対処方法について学ぶことができます。
ただし、情報を取捨選択することも重要です。赤ちゃんの泣き声や音に敏感になりすぎず、赤ちゃんの個性を尊重しながら接するよう心がけましょう。赤ちゃんの成長とともに、泣き方や機嫌の変化も起こりますが、それぞれの段階を乗り越えていくことで、お母さん自身も成長できるかもしれません。
5ヶ月の赤ちゃんが泣き止まない理由はさまざま
生後5ヶ月の頃は昼、夕方、夜中とで泣くシーンやぐずり方が違うようです。泣いて寝ないときは、赤ちゃんが体の不快感を感じていたり眠たそうにしていないかを確認するとよいかもしれません。生活リズムを整えたり、日中にたくさん遊ぶ、ホワイトノイズを活用するなどして、赤ちゃんが泣き止まない時期を上手に乗り越えられるとよいですね。
また、義母や実母などの家族、小児科病院や子育て支援センターなど適切な相談場所をつねに確保しておくことも育児をすすめるうえで重要なポイントです。お母さんの精神的な安心感を保つことも、赤ちゃんの発達と同じように大切に考え、周囲のサポートを得ながらいっしょに成長を見守りましょう。