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はちみつを使ったカブトムシの捕り方やトラップの方法
子どもといっしょにカブトムシを捕まえたいと考えたとき、カブトムシの捕り方やどんな木にカブトムシがいるのか、はちみつを使ってカブトムシが捕れるのかなど気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、カブトムシが好む木や捕まえるための準備、はちみつを使ったトラップ方法などをご紹介します。
カブトムシをどんな方法で捕っていた?
どのような方法でカブトムシが捕れるのか、その捕り方がわからないママもいるかもしれません。実際、どのような捕り方でカブトムシを捕まえたいたのかママたちに聞いてみました。
「自宅にある昆虫ゼリーを木に塗りつけるトラップを仕掛けて、カブトムシを捕まえました。昆虫ゼリーを塗りつけるだけの簡単なトラップでもカブトムシが捕れたので子どもが喜んでいました」(4歳女児のママ)
「はちみつを薄めたトラップを子どもと作り、裏山に仕掛けました。早朝、見に行くとはちみつのトラップにカブトムシなどが集まっていました」(4歳男児のママ)
トラップを仕掛けると、カブトムシ以外の昆虫も集まってくることがあるようですが、昆虫ゼリーやはちみつを薄めたトラップなどを使った捕り方で、カブトムシを捕まえているママもいるようです。キッチンなどにあるはちみつを活用すれば、手軽にトラップが作れて簡単にカブトムシが捕まえられるかもしれません。
カブトムシが好む木は?
カブトムシを捕まえる場合、どの木にカブトムシが集まりやすいのかなど気になるママもいるようです。カブトムシが集まりやすい木の特徴をまとめてみました。
クヌギの木
クヌギの木の実は丸く、もじゃもじゃの帽子をかぶったようなどんぐりの実をつける木のようです。樹皮は灰褐色で、表面がゴツゴツして縦長に深く割れ、濃厚な樹液が発酵すると甘酢っぱい強烈な臭いがします。カブトムシは匂いに誘われて集まるようなので、樹液が出て強い匂いを出すクヌギの木を探せるとよいかもしれませんね。
コナラの木
コナラの木の実は細長く、お椀形の帽子をかぶったようなどんぐりの実をつける木のようです。樹皮はクヌギより色が明るめで、表面は縦長に割れていますが、クヌギよりも割れ目は浅いかもしれません。クヌギと同じように樹液が出るのでカブトムシが集まりやすいようです。
カブトムシを捕まえるための準備
カブトムシを捕まえに行く場合、カブトムシが活動する時間や場所、捕るための道具や服装など事前に調べたり、準備したりするとよいかもしれません。カブトムシを捕まえるためにどんな準備をしていたのかママやパパたちに聞いてみました。
場所
「神社の雑木林に子どもといっしょにカブトムシを捕まえにいきました。日陰で涼しく、子どもの行動範囲が見えるので親子でカブトムシ採集するのによい場所でした」(5歳男児のママ)
子どもといっしょにカブトムシを捕まえに行く場合、近所の慣れた森林公園や里山など少し小高く木が生えているところをカブトムシ捕りの場所に選ぶというママもいるようです。キャンプ場や湖の周辺にカブトムシを捕まえに行っているという声もありました。
時間
「子どもといっしょに行くときは、前日の夕方にはちみつで作ったトラップを仕掛けて、朝4時から5時くらいにはちみつのトラップに寄ってきているカブトムシを捕まえに行きます」(5歳男児のパパ)
子どもといっしょにカブトムシを捕りに行く場合、暗い夜中より明るくなる早朝の時間帯にすると、子どもも周囲を確認しやすいかもしれません。カブトムシは夜行性のようなので、夕方にトラップを仕掛けて、カブトムシが活動し始める夜8時頃にカブトムシを捕りに行っているというパパもいました。
カブトムシの習性を調べるなどして、子どもといっしょに捕りに行ける時間帯に調節できるとよいかもしれませんね。
道具と服装
「カブトムシを捕りに行く場合、虫あみや虫かご、懐中電灯を持って行きます。雑木林に入るので長袖と長ズボンを着て、帽子をかぶり、軍手をしていきます」(5歳男児のママ)
カブトムシが捕れた場合、虫あみや虫かごの道具が必要になり、服装は肌の露出が少ないものにすると虫刺されなどが回避できるようです。虫除けスプレーや懐中電灯、カブトムシに触るときは軍手などがあると便利かもしれません。
はちみつを使ったトラップ
カブトムシが生息していそうな場所や木、捕るときに必要な道具や服装など準備ができたら、いよいよカブトムをおびき寄せるためのはちみつを使ったトラップを作ってみましょう。
はちみつを発酵させたトラップ
「ビニール袋にはちみつと熟成したバナナ、焼酎、ドライイーストを入れてよく混ぜます。発酵させると匂いが強くなりカブトムシが集まりやすくなるので、少し発酵させる時間をとります。その後、ストッキングにトラップを入れて木に縛りつけておくとカブトムシを捕まえることができます」(4歳男児のパパ)
甘みを強めるために砂糖ではなくはちみつを使い、発酵を促すためにドライイーストを入れて、トラップを作ったパパもいるようです。はちみつを焼酎で薄めて木に塗ってカブトムシを捕まえたという声もありました。
はちみつを煮詰めたトラップ
「はちみつと黒砂糖、酒、水を煮詰めて冷ましてから脱脂綿に含ませます。木のくぼみに、はちみつなどを含ませた脱脂綿のトラップをおいて集まってきたカブトムシを捕りました」(5歳男児のママ)
薄めたはちみつを脱脂綿に含ませ、それをペットボトルに入れてトラップにしたママもいるようです。はちみつを使ったトラップでの捕り方は、ハチが集まりやすいようなので、ハチの活動する時間を避けるようにするとよいかもしれません。
はちみつを使ったトラップでカブトムシを捕まえよう
カブトムシを捕りに行く場合、カブトムシの好む木の特徴や場所、時間など事前に調べるとカブトムシの習性がわかり捕りやすくなるかもしれません。カブトムシの捕り方はさまざまあるようですが、トラップにはちみつを使うママやパパもいるようです。子どもにも扱いやすそうなはちみつでトラップを作って、親子でカブトムシを捕まえられるとよいですね。