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防災の備えはどうしてる?赤ちゃんのいる家庭での水、食料、グッズなどの備えるもの
防災の備えが必要だと思っていても、実際に何がどれだけ用意すればよいのかわからず悩んでいるママもいるかもしれません。今回の記事では、基本的な防災グッズ、赤ちゃんがいる家庭で備えるもの、水、食料などについて、ママたちの体験談を交えながらご紹介します。
防災の備えはどうしてる?
いざというときに慌てないように防災グッズを備えておきたいと考えるママもいるのではないでしょうか。しかし、どのようなものをどれぐらい用意すればよいのか、わからないということもあるかもしれません。ママたちに防災の備えをどのようにしているのか聞いてみました。
「防災グッズを準備しなければと思いつつ、なかなか用意できていません。具体的に備えるものが何かわからないので、なかなか行動に移すことができません」(30代ママ)
「災害はいつどこで発生するかわからないので、非常持ち出し袋に防災グッズを入れて準備しています。用意はしているけれど、どのタイミングで見直しを行ったらよいのかわからなず、食品や水などは賞味期限が切れているものもあるかもしれません」(30代ママ)
防災の備えが十分にできていなかったり、どのようなものが一番役立つのかわからないという悩みがあるようです。また、防災グッズをどこに置けばよいのか、置く場所がないなど、スペースに関する困りごともあるようです。防災グッズにはいろいろものがありますが、さまざまな場面を想定し、まずは最低限必要なものから準備しておけるとよいですね。
準備しておきたい防災グッズ
いざというときのため準備しておきたい、基本的な防災グッズを紹介します。
身を守るために必要なもの
・ヘルメットや防災頭巾
・常備薬や救急セット
・ポリ袋と新聞紙
・使い捨てカイロ
・ブランケットや保温シート
・レジャーシート
・マスク
災害に見舞われた際に、身を守るためのグッズとして、落下物から頭を守るヘルメットや防災頭巾、寒さを耐えるためのカイロやブランケット、保温シートなどがあるとよいかもしれません。ポリ袋と新聞紙を組みあわせることで、靴がないときの簡易スリッパや骨折などけがをしたときの応急手当にと、さまざまな活用することができるようです。常備薬や救急セットなどは、すぐに持ち出せるようにしているというママの声もありました。
緊急時に必要なもの
・懐中電灯付きラジオ
・ホイッスル
・軍手
・携帯電話の簡易充電器
・簡易トイレ
・ナイフ、ハサミ
緊急時は情報を得ることが大切になってくるようなので、ラジオや携帯電話は電池で困ることがないように備えておきたいですね。ホイッスルやライトなどは、居場所を知らせるための道具としても重宝するようです。倒れた家財や割れたガラスなどでけがをしないように、家族分の軍手を用意しているというママもいました。
赤ちゃんがいる家庭で準備が必要なグッズ
赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭では、大人だけの家庭とは必要になるものが違うようです。赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭で用意しておきたい防災グッズについてご紹介します。
いざというときに持ち出すグッズ
・母子手帳
・抱っこ紐
・紙おむつ
・おしりふき
・赤ちゃん、子ども用のレトルト食事
・粉ミルク、哺乳瓶
・1日から2日ぶんの着替え
抱っこ紐はさらし紐などでも対応できるようです。避難先でも赤ちゃんが困らないように、数日分の紙おむつ、おしりふきは用意しておきたいですね。避難先で配られる食事が、赤ちゃんや子どもが食べられるものではない可能性もあるので、粉ミルクや子ども用のレトルト食品、おやつなどはいくつか用意しておくとよさそうです。
赤ちゃんや小さい子ども暑さや寒さへの対応が難しいこともあるかもしれません。子ども服は小さくかさばらないので、数日分の着替えをすぐ持ち出せるように用意して置けると安心ですね。
長期化するときのために用意しておきたいもの
・お気に入りのおもちゃ
・子ども用歯ブラシ
・履物
・バスタオル
避難生活や非日常な生活が長期化することは、子どもの気持ちの安定においても、心配なことがあるかもしれません。なるべく日常生活に近い生活を送れるように意識することが大切になってくるようです。急いで家を飛び出したために子どもの靴を忘れてしまうこともあるようなので、たまにしか履かない靴や少しサイズが小さくなってしまった靴など、いくつかまとめて置いておくとよさそうです。
バスタオルは体をふく目的以外にも、保温、布団や枕代わりとしても使えるので、いざというときに数枚用意できるようにしておきたいですね。
防災の備えに用意しておきたい水や食料
防災の備えとしてどのような食料を用意しておけばよいのでしょうか。食料と食事をするために用意しておきたいもの、常備しておきたい水についてご紹介します。
準備しておきたい食料
・水を入れて作るおかゆとごはん
・缶詰のパン
・シリアル
・缶詰のおかずやフルーツ
・フリーズドライのスープ
・乾パンやビスケット
・板チョコ
・氷砂糖
準備しておきたい食料はさまざまあるようですが、水やガスが使えなくなったときのために加熱せずに食べられるものがあるとよいかもしれません。とくに板チョコは賞味期限も長めで、持ち運びがしやすいこと、また少しの量で満足感を得ることができやすいため、防災の備えとして優れているようです。
また、最近では「ローリングストック」という食品の備蓄が注目されているそうです。ママたちに話を聞いてみたところ、日常的に食品の備蓄を多めにするように意識し、賞味期限が切れる前に食べ、また追加で備蓄するというサイクルを作るようにしているという声もありました。
食事をするために準備しておきたいもの
・食品用ラップ
・紙皿、割り箸、使い捨てスプーン
・カセットコンロ、ガス
ライフラインがストップすると、食事するときに必要な食器や調理道具などを洗うことができなるかるかもしれません。食器の上から食品用ラップでカバーをすると、洗い物を出さずに食事を取ることができそうです。電気やガスが復旧しないときに、カセットコンロがあるととても便利なようです。ガスボンベも余分に用意しておけるとよいかもしれませんね。
水はどのくらい準備する?
災害時の備蓄用の水をどれぐらいよういすればよいのかという目安は、ひとりあたり1日3リットル、3日から1週間分とされているようです。場所に余裕があれば2週間分準備しておくとよいかもしれません。給水のとに使えるような空のペットボトルや折りたたむことができるタンク、給水袋なども用意しておくと安心かもしれませんね。
いざというときのために防災の備えを
赤ちゃんや小さい子どものいる家庭では、防災の備えとして、基本的な防災グッズだけでなく、粉ミルクや紙おむつなどの赤ちゃん用品も準備しておくとよいようです。食料や水に関しても、赤ちゃんと子どもが食べられるものも用意しておけるとよいかもしれません。何を備えておくのか、防災グッズや備えるものを家族で相談して決め、いざというときの防災の備えを早めにしておきましょう。