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お食い初めの料理を食べる順番。食べさせる人や準備した献立
お食い初めの準備をしようと考えるとき、用意する献立の種類や料理を食べる順番を知りたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、食器や食べさせる人などお食い初めをする前の準備や用意する献立、料理の並べ方などのお食い初めのやり方を体験談を交えてご紹介します。
お食い初めをするとき
お食い初めは、赤ちゃんの生後百日を祝い、一生食べ物に困らないように行う行事のひとつのようです。赤ちゃんの健やかな成長を願ってお食い初めをしようと思ったとき、赤ちゃんに料理を食べさせる人を決めたり献立を考えたりするママもいるのではないでしょうか。ママたちは、どのような手順でお食い初めの準備をしたのでしょう。
お食い初めをする前の準備
初めてお食い初めをする場合、どのような準備があるのか気になるママもいるかもしれません。実際に、ママたちがお食い初めをする前に準備したことをご紹介します。
食べさせる人を決める
「両家の両親を招いてお食い初めをするとき、事前に料理を食べさせる人を決めておきました。一番の年長者である夫の父にお願いしました」(20代ママ)
「お食い初めは、私と夫と子どもの3人でお祝いしました。事前に夫と役割を話しあい、私の膝の上に子どもを座らせ、食べさせる人は夫に決めました」(30代ママ)
赤ちゃんに料理を食べさせる人を事前に決めておくと、お食い初めがスムーズに進行できるかもしれません。食べさせる人を決めるときは、参加者がはっきりしてから誰にお願いするのかを考えたというママの声もありました。
料理の用意の仕方を考える
「お食い初めの献立を考えたとき、全部を手作りするのは大変だと感じました。尾頭つきの魚はスーパーの調理サービスを利用すると、赤ちゃんのお世話をしながら他の献立の準備がしやすかったです」(30代ママ)
「私にとっても初めてのお食い初めだったので、料理は手作りをしました。前日に煮物を作り、タイマーで赤飯を準備しておくと、当日の準備がしやすかったです」(40代ママ)
事前に料理の用意の仕方を考えておいたママもいるようです。料理のケータリングを利用したり、注文しておいた料理をパパに受け取りに行ってもらったりすると、赤ちゃんのお世話をしながらでも準備がしやすいかもしれませんね。
食器を用意する
「お食い初め用に漆器の食器を用意しました。うちの子は男の子なので、全部朱色の食器セットを選びました」(20代ママ)
「お食い初めの機会に、離乳食用の食器セットを購入しました。お食い初めだけでしか使えないのはもったいなく感じたので、長期間使える食器を用意しました」(30代ママ)
漆器や離乳食にも使える食器を用意したママもいるようです。正式には男の子には朱色、女の子には外側が黒で内側が朱色の漆器を用意するようですが、家庭にある食器やお宮参りのときに神社から貰った食器を使ったというママの声もありました。
お食い初めに用意する献立
お食い初めに、ママたちが用意した献立を聞いてみました。
尾頭つきの焼き魚
「尾頭つきの魚を塩焼きにしました。『めでたい』と『鯛』をかけ、お祝いごとに用意することの多い鯛を選びました」(20代ママ)
尾頭つきの焼き魚は、お食い初めの献立のメイン料理といえるのではないでしょうか。鯛の他に、サンマやアジを用意したというママの声もありました。
赤飯
「赤い色は魔除けの意味があると聞いて赤飯を作りました。冬だったので、赤飯の上に南天の実を飾ると彩りもよくなりました」(30代ママ)
赤ちゃんの健やかな成長を祈願し、魔除けの意味がある赤飯を用意したママもいるようです。地域によっては白飯や栗ご飯を用意することもあるようなので、決まりはあるのかなど、事前に確認できるとよいかもしれません。
汁もの
「蛤のお吸い物を用意しました。対になる貝でなければぴったりと重ならない蛤を使い、将来よいパートナーに恵まれるように願いを込めて作りました」(40代ママ)
良縁などの願いを込め、お食い初めにお吸い物を用意したママもいるようです。腰が曲がるまで長生きできるようにエビを入れて、汁物を用意したというママの声もありました。
煮物
「子どもの成長を願って煮物に入れる具を選びました。すくすく成長するようにたけのこ、将来の見通しがよいようにれんこんを使いました」(30代ママ)
お食い初めには、縁起のよいとされている食材で煮物を作ったママもいるようです。将来、子宝に恵まれるように里芋を入れて煮物を作ったというママの声もありました。
香の物
「シワが出るまで長生きしてもらえるように、梅干しを用意しました。実家の母が作ってくれた梅干しのなかから、一番シワの多いものを選んで盛りつけました」(20代ママ)
「香の物はタコの酢の物を用意しました。『多幸』とかけ、子どもにたくさんの幸せが訪れてくれたら嬉しいと思い準備しました」(30代ママ)
長寿や多幸を願い、梅干しやタコの酢の物を用意したママもいるようです。香の物には、漬物や紅白なますなどを用意したというママの声もありました。
お食い初めのやり方
お食い初め当日、食器の並べ方や食べる順番はどうすればよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。ママたちにお食い初めのやり方を聞いてみました。
料理の並べ方
「料理の並べ方は、お膳の手前の左側に赤飯、その奥に煮物を置き、手前の右側にお吸い物、その奥に酢の物を置きました。中央に香の物や歯固めの石を置き、お膳の外に尾頭つきの鯛を置きました」(30代ママ)
「3つの仕切りがある離乳食用の食器を使いました。手前の広い部分に尾頭つきの焼き魚、左奥に煮物、右奥に香の物を置きました。赤飯とお吸い物はお椀に盛って、お皿の手前に置きました」(20代ママ)
用意する食器によって料理の並べ方も変わってくるようです。温かい料理を左奥、冷たい料理を右奥に配置するように意識したというママの声もありました。
食べる順番
「料理を赤ちゃんの口に運ぶときは、赤飯、お吸い物、赤飯、焼き魚、赤飯、お吸い物という食べる順番にしました。これを3回くり返しました」(20代ママ)
「赤ちゃんの機嫌がよいときにお食い初めをしたいと考え、食べる順番を簡略化しました。赤飯、お吸い物、焼き魚の順番に口元に運びました」(40代ママ)
料理を食べる順番は、用意した献立によっても違いがあるかもしれません。赤ちゃんの様子を見て略式にしたり、煮物や香の物、歯固めの石を含めて食べる順番を考えたりできるとよいかもしれません。
赤ちゃんの成長を願ってお食い初めをしよう
お食い初めに用意する献立や料理を食べる順番を知りたいママもいるのではないでしょうか。お食い初めの献立や食べる順番の決め方は、ママたちによってもさまざまなようです。
事前に赤ちゃんに料理を食べさせる人を決め、食器にあわせて並べ方などの準備を考えておくとスムーズにお食い初めができるかもしれません。赤ちゃんの健やかな成長を願い、家族でお食い初めのお祝いができたらよいですね。