【心理学アニメで解説】夫への交渉や子どもの教育がうまくいくサイクル
Profile
心理学者
心理学者
専門は「認知心理学」。その領域だけに留まることなく、社会問題や芸術など多方面にわたって才能を発揮。 若者の心をつかみ、鋭く且つわかりやすい心理分析には定評があり、テレビ・ラジオをはじめ、講演・執筆など、各マスコミで意欲的に活躍している。
夫婦関係や子育て、お金、仕事など、家庭にまつわる悩みはつきないもの。そんなときは、心理学の力を利用してみませんか?今回は、要望があるときの夫への交渉術や心理学から考える子どもの教育など、心理学者・富田隆先生が解説。「実行→褒める」のサイクルを利用した心理的テクニックをご紹介します。
「もっと子どもと遊んでほしい」「自分用に購入したい物がある」など、家庭において何か要望があるときに避けては通れない、夫への交渉。
そんなとき、ポイントとなるのが“快楽によるコントロール”です。快楽によるコントロールでは、予告する・のせる・実行させる・強化する(褒める)の4つを段階的に行うのが重要。
つまり、「何か行動を起こしたらいい結果につながった」「気持ちが良いからもう一度やろう」というサイクルを上手に回すことが大切です。
夫から快くOKを引き出す、交渉時の心理的テクニックをご紹介します。
子どもはかわいくても、将来を考えると甘やかしてばかりいられない…そんな葛藤を抱えながら子育てをする、ママやパパは多いのではないでしょうか。叱った結果、子どもに嫌われてしまうかもしれないと思うと、家庭での教育に悩むこともあるでしょう。
大切なのは、“何のために嫌われる必要があるのか”目的を明確にすること。同時に、家庭での教育方針を決め、子どもがその方針に従って課題をクリアできたときは、褒めることも重要です。
親として「嫌われる勇気」を持つための思考や、心理学を用いた子どもの教育について解説します。
Profile