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【トラベルエディター推薦】子どもが喜ぶサービス満載。都内ラグジュアリーホテル
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トラベルエディター。 旅行ガイドブック『地球の歩き方』編集部にて国内外のガイドブックを多数手がけ、2017年に独立。現在は、雑誌のホテル特集ページ制作を手がけたり、「ワーケーション」や「ステイケーション」をテーマに連載記事の執筆、また自らのInstagramアカウントで日々おすすめホテル情報を発信している。
トラベルエディターで一児の父でもある、伊澤慶一さんがおすすめする子連れ旅。2回目の今回は、“大人に人気だけど、子連れで行くともっと楽しい”をテーマにホテルを選んでみました。
ホスピタリティに定評のあるラグジュアリーホテルほど、実はキッズフレンドリー。あまり表に出てはいないものの、子どもが喜ぶ宿泊プランを企画してくれたり、家族が安心して滞在できるサービスを用意してくれたりと、手厚いおもてなしを感じられることでしょう。
海外旅行がしづらい今、ちょっと贅沢して近場のラグジュアリーホテルで子連れステイケーションしてみてはいかがでしょうか?
フォーシーズンズホテル丸の内 東京の「トレインビュー&プラレールプラン」
まず紹介する「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」は、全57室のスモールラグジュアリー。
小規模ゆえにサービスや心配りが隅々まで行き届いていて、子連れに非常に優しいホテルです。東京駅までのお出迎えに来てくれたり、滞在中は子どもの名前を覚えて呼んでくれたり、外資系ながら日本の高級旅館のような温かみを感じます。
ここでおすすめしたいのが「トレインビュー&プラレールプラン」という宿泊プラン。プラレールを販売するタカラトミーとの公式コラボレーション企画で、プラレールや図鑑の貸し出しや、電車のシール、お菓子、フレーム入りの記念写真のプレゼントがセットになり、鉄道好きの子どもは大喜びの内容になっています。
東京駅のすぐ横という立地なので、新幹線が目の前を通過する様子は迫力満点!滞在中、ほとんどの時間をホテル内で過ごしていたのですが、うちの子はずっと窓の外を眺めていました(笑)。
ちなみにフォーシーズンズホテル丸の内 東京では、2021年夏頃にフランス料理レストラン「Sézanne(セザン)」とフレンチビストロ「Maison Marunouchi(メゾン マルノウチ)」がオープン予定。
指揮を執るのは香港でミシュランスター獲得や「アジアのベストレストラン50」選出など、輝かしい経歴を持つイギリス人シェフ、ダニエル・カルバート氏。既にインルームダイニングではビストロメニューが提供され、一足先に楽しむことができます。
子どもが鉄道を満喫している間、大人はぜひ7階のスパへ。ジムはもちろん、ラジウム含有ミネラル温泉やスチームサウナも完備されているので、ママ・パパ交代で日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
またスパトリートメントの「ツリー オブ ライフ」はリンパや筋肉の流れに沿って全身をほぐし、体の内部の疲れや老廃物を流してくれる究極のリラクゼーション。
「生命の木」バオバブから採れる、ビタミンやミネラル豊富な高級オイルを使用しており、施術後は肌のハリがまるで違うのを実感できます。子どもは鉄道、大人はスパで、最高に贅沢なステイケーションとなるでしょう。
フォーシーズンズホテル丸の内 東京
住所 東京都千代田区丸の内1-11-1
電話 03-5222-7222
夜景と共に家族水入らずで楽しむインルームダイニング マンダリン オリエンタル 東京
続いて紹介するのは、日本橋にある「マンダリン オリエンタル 東京」。
ステイケーションを楽しむ上で“眺望”は重要ですが、こちらのホテルの客室は30-36階に位置しており、西側は間近に迫る大手町のビル群、東側は開けた台地に堂々とそびえるスカイツリーと、どちらのビューも非常に魅力的です。
先日私たちが滞在した西側のお部屋は、遠くに富士山を望みつつ、眼下には首都高都心環状線とJRの線路が走り、ここでも乗り物好きの息子は大興奮!そして日没後はうっとりするほど見事な夜景が広がり、大人も子ども窓の外に釘付け状態でした。
そんな夜景を眺めながら、ぜひ体験してみてほしいのが、広東料理「センス」のインルームダイニングです。
子連れだとなかなか高級レストランに入りづらいものですが、こちらはミシュラン星付きレストランの全7品のコース料理(ひとり22,000円、税込・サ別)が客室内で楽しめるとあって、親には大変ありがたいサービス!スタッフの方が運んで来てくれるのは最初だけで、料理はステンレスの保温ボックスに入っているので、どれも出来立てみたいに温かいまま。
食事中に子どもが椅子から降りて走り回っても気にすることなく、のんびりディナーを味わうことができました。
ほかにも子どもを喜ばせる演出にぬかりないのがマンダリン オリエンタル 東京。
大人とお揃いのパジャマやバスローブ、クマの形をしたタオルアート、さらに「KUMOちゃん」のぬいぐるみなどがベッドの上で子どもを迎えます。
ちなみにこのKUMOちゃん、元ネタとなっているのは、名前のとおり雲の形をしたふわふわのケーキなのですが、こちらは1階のグルメショップで販売中。11時の開店と同時に完売になることも多い人気スイーツなので、整理券配布時間に合わせて開店90分前には並んでトライしてみることをおすすめします。
マンダリン オリエンタル 東京
住所 東京都中央区日本橋室町2-1-1
電話 03-3270-8800
知育玩具サービスや、子ども限定のおみやげまで 東京エディション虎ノ門
最後に紹介するのは2020年10月にオープンしたばかりの「東京エディション虎ノ門」。
「エディション」はマリオット・インターナショナルの中でもザ・リッツ・カールトンやセント・レジスと並ぶ最高級ブランドのひとつで、“ラグジュアリーライフスタイル型ホテル”をコンセプトに現在世界10都市で展開しています。
これまで数々のブティックホテルを手掛けてきたイアン・シュレーガーと隈研吾のタッグとあって、東京でも屈指のスタイリッシュなホテルという印象が強いのですが、実はとてもキッズフレンドリーなホテルです。
エディションでは予約の際に小さい子どもがいる旨を伝えておけば、当日お部屋で知育パズルやお絵描きパッド、そしてホームプラネタリウムなどを用意してくれます。
子ども用パジャマはありませんが、木製のエコな歯ブラシやコップ、ボディスポンジなども揃えてくれて、予想以上のおもてなしでした。
ちなみに206室ある客室はミニマムでありながら機能的にデザインされ、インテリアや寝具、備品はどれも上質。家族向けホテルには見えないクールな雰囲気で、実はキッズフレンドリーなツンデレ感が堪りません(笑)。
さらにはかわいらしいクッションガードが付いたベビーベッドの貸し出しがあったり、キッズ用ミニハンバーガーがインルームダイニングで注文できたりと、大人が嫉妬するくらい子どもに優しい東京エディション虎ノ門(笑)。
極め付けは、子ども限定のおみやげが用意されていること。私がお邪魔した際は、古風ながら美しい“昔遊び”をテーマにした日本のおもちゃでしたが、時期によって変更されるそうなのでこちらは実際に宿泊した際のお楽しみに!
東京エディション虎ノ門
住所 東京都港区虎ノ門4-1-1
電話 03-5422-1600
HP http://www.marriott.co.jp/tyoet
以上、大人にも人気だけど、子連れで行くともっと楽しい、おすすめラグジュアリーホテルのご紹介でした。なかなか旅行のしづらい昨今ですが、ぜひ近場のホテルで子連れステイケーションをお楽しみください!
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伊澤慶一
トラベルエディター。 旅行ガイドブック『地球の歩き方』編集部にて国内外のガイドブックを多数手がけ、2017年に独立。現在は、雑誌のホテル特集ページ制作を手がけたり、「ワーケーション」や「ステイケーション」をテーマに連載記事の執筆、また自らのInstagramアカウントで日々おすすめホテル情報を発信している。
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