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幼児教育には何を取り入れる?本や遊びなど、家庭でできること
ママやパパたちに聞いた教育方針
子どもが生まれたことをきっかけに、幼児教育について気になっているママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、遊びや本が好きな子どもになってほしいなどの教育方針、習い事やDVD、動画、ゲームなど家庭で取り入れた幼児教育、気をつけたことなどについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
幼児教育とは
子どもが生まれると、いつから、どのような教育を取り入れていくとよいか悩んでいるママやパパもいるのではないでしょうか。子どもが小さい頃から始める「幼児教育」に興味をもち、幼児教育に関する本を読むなどして勉強している方もいるかもしれません。
文部科学省のホームページによると、幼児教育とは小学校就学前の幼児が生活するすべての場において行なわれる教育の総称で、生涯にわたる学習の基礎をつくることなどを重視しているようです。
また幼児期の特徴として、幼児はさまざまな経験をすることによって好奇心や探求心を培い、小学校以降の学習内容を理解できることにつながる「学びの芽生え」を育んでいるとされています。
心豊かにたくましく生きる力を身につけられるように、幼児期の成長をサポートしてあげたいですね。
ママやパパに聞いた幼児期の教育方針
ママやパパはどのような教育方針で育児をしているのでしょう。実際に考えていることを聞いてみました。
遊びを楽しめる子どもになってほしい
「幼児の頃は夢中になって遊べる子どもになってほしいと考えています。遊びのなかでさまざまな経験をすることが人生においても大切なのではないかと思っています」(5歳児のママ)
幼児の頃は遊びながらさまざまな発見や学習をすることがあるかもしれません。友だちとの遊びを通して、やさしい気持ちをもてる子どもになってほしいというパパの声もありました。
たくさんのことに興味をもってほしい
「自由にのびのびと生活し、たくさんのことに興味をもてるような子どもになってほしいと考えています。幼児のうちは子どもが好きなものを増やせるようにサポートできたらいいなと思います」(3歳児のママ)
周りのことに興味がもてる子どもになってほしいと考えるママやパパもいるようです。幼児の頃は見たものや体験したことなどに感動して興味をもつこともあるようです。子どもの興味を広げてあげられるようなサポートができたらよいですね。
本が好きな子どもになってほしい
「絵本に出てくる人や動物の気持ちを考えることで、子どもが思いやりやがんばる気持ちに気づいてくれることがあるので、本が好きな子どもになってほしいと思っています。そのために、毎日本の読み聞かせをしたりいっしょに絵本を読んだりしています」(4歳児のパパ)
本の好きな子どもになってほしいという教育方針で読み聞かせをしているパパがいました。
幼児の頃から本に親しむことで、さまざまな感情や知識などを学べるかもしれません。パパやママ自身が本を読むことで家庭内での読書の習慣を作ったという声もありました。
【体験談】家庭で取り入れた幼児教育
家庭での教育方針にあわせて取り入れることもあるようです。幼児教育として取り入れたことをママやパパに聞いてみました。
運動系の習い事
「息子は体を動かす遊びが好きなので、体験教室に行って子どもがやってみたいと言った水泳を習うことにしました。水泳は全身を使う運動なので、体力をつける意味でもよいのではないかと夫婦で相談して決めました」(4歳児のママ)
健康な体を作ったり体力をつける目的で運動系の習い事を選んだパパやママもいるようです。仲間を大切にする気持ちなども育ってくれるのではないかと思い、チームプレイをするスポーツを選んだというパパの声もありました。
知育系の教材
「娘は外国の言葉に興味をもつようになったので、通信教育で英語を習い始めました。教材に本やDVDがついてきたので、DVDの動画を見ながら簡単な挨拶を練習しています。英語の発音も動画を使うとわかりやすいようです」(5歳児のパパ)
子どもが知識を学ぶことについて前向きになったタイミングで、通信教育などの知育教材を取り入れたママがいました。
DVDの動画やゲーム、絵本などで楽しく知識を学ぶことができれば、子どもも興味をもってくれそうですね。親子で英会話を習いに行っているというママの声もありました。
興味を広げるための体験やイベントへの参加
「歌や手遊びが大好きな子どもと近くの公民館で行われている歌とリズム遊びを楽しむイベントに参加してみました。子どもと大人がいっしょに行うリズムゲームがとても楽しかったようで、その後もイベントが開かれると出かけるようにしています」(3歳児のママ)
子どもが興味をもったことに対して、すぐに体験させてあげられるようサポートするのもよいかもしれません。地域のイベントなどに参加し、年齢の違う人たちといっしょに活動をすれば幼稚園や保育園、家庭などでは得られない学びもありそうです。
幼児教育を取り入れることで意識したこと
家庭での幼児教育では、どのようなことに気をつけるとよいのでしょう。ママやパパが意識していることを聞いてみました。
子どもの興味や好きなことを大切にする
「親がよいと思っても子どもが興味をもたないことは無理強いしないように気をつけています。子どもの気持ちを大切にして、親は子どもが興味をもっていることや好きなことを十分にできるように手伝おうと思っています」(5歳児のパパ)
子どもの気持ちを大切に考えて教育をしようとしているパパがいました。幼児の頃は大人がよいと思ったことに興味を示さないこともあるかもしれません。無理をしないで子どもの興味を上手に引き出してあげられるとよいですね。
親子のコミュニケーションを大切にする
「子どもが小学校に入るまでは親子でいっしょに活動することを大切にしたいと思っています。子どもの好きなボードゲームなどは家族みんなで楽しむようにしています」(6歳児のママ)
幼児の頃は親子のコミュニケーションを大切にしながら家庭教育をしようと意識しているママもいるようです。親子でふれあうことで子どもの興味を知ることができるかもしれません。
バランスよく情報収集する
「幼児教育に関しては、本やインターネットなど、さまざまなところから情報収集するようにしています。どれがよいのか心配になったときは母親や園の先生などに相談するようにしています」(4歳児のママ)
幼児教育に関する情報をなるべく偏りがないように収集することを意識したというママやパパもいるようです。親自身も幅広く勉強し広い視野で幼児教育について考えられるとよいですね。
子どもにあう教育を考えよう
家庭での教育方針を考えて、さまざまな幼児教育を取り入れているママやパパがいました。
体を動かす運動や遊び、本やDVDの動画などを使う知育、親子で楽しむゲームなど、さまざまな体験ができるとよいかもしれません。子どもの興味や関心を広げながらよりよい教育を考えることができるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年1月21日時点で作成した記事になります。