
乳幼児を持つママやパパは、子どもにどのようなおもちゃ用意すればよいのか悩むことがあるかもしれません。おもちゃの選び方も気になることがあるのではないでしょうか。今回は、乳児期と幼児期に遊ぶおもちゃや、おもちゃの選び方のポイントなどを元保育士の筆者の経験からご紹介します。
子どもはいつからおもちゃで遊ぶのか気になるママやパパもいるのではないでしょうか。乳幼児期の子どもの興味はそれぞれ違い、いつから遊ぶのかにも違いがあるかもしれません。
おもちゃの遊び方がまだわからない赤ちゃんでも、ママやパパが遊んで見せてあげたり、いっしょに遊ぶことで赤ちゃんなりの楽しみ方を見つけていくようです。
今回は、乳幼児期のおもちゃの選び方や時期にあわせたおもちゃなどをご紹介したいと思います。
まずは、乳幼児期のおもちゃの選び方のポイントをご紹介したいと思います。
おもちゃを選ぶときには、子どもの年齢や遊び方にあったおもちゃを選んであげるとよさそうです。
乳幼児は、おもちゃが簡単すぎても難しすぎても遊びが長く続かないようです。その子にあったおもちゃを渡してあげることで、たのしみながら遊ぶことができるのではないでしょうか。
乳幼児期の子どもは、見たことのあるものや知っているものを見ると興味を示すようです。
おもちゃを選ぶときも、普段乗っている乗り物や食べているもの、子どもが気に入っているものなどが使われたおもちゃだと興味がわくかもしれません。子どもの好きな色のものを選ぶのもよさそうですね。
乳幼児期に遊ぶおもちゃには、木で作られたものや布製のもの、塗料を使っていないものなど素材がさまざまなようです。
口に入れても問題ない素材のものや、年齢にあわせた素材のものなど、素材でおもちゃ選びをすることも大切かもしれません。幼児期になると、感触にも興味を示すことがあるので、異なった素材のものを試してみるのもよさそうです。
ひとつのおもちゃでも、乳幼児はさまざまな遊びを思いつくようです。例えば、積み木であれば積んで遊ぶだけでなく、ままごとのご飯に見立てたり、並べて線路を作ったりと、乳幼児ならではの遊びを見つけるかもしれません。
子どもが想像力を働かせて遊ぶことができるような、遊びの幅が広いおもちゃを選ぶのもよさそうです。
乳児期の子どもには、どのようなおもちゃがよいのでしょうか。元保育士の筆者の経験から、保育園で子どもたちがよく遊んでいたおもちゃをご紹介します。
網目のボールは、大きさや網目状の形が乳児期の子どもの手でも持ちやすく、やわらかい素材でできているので、初めてのおもちゃとして準備したママも多いようです。
ラトルといっしょになっていて音の鳴るものや、色鮮やかなものなど、さまざまな種類があります。
ママが赤ちゃんの目の前でおもちゃで遊んで見せたり、声をかけながらおもちゃを見せてあげるのも、赤ちゃんの今後の遊びにつながるかもしれません。
赤ちゃんの時期から遊ぶことができる積み木もさまざまな種類があるようです。木製のものからスポンジのような軽くやわらかい素材でできたものまであるので、子どもの月齢にあわせて選んでみてはいかがでしょうか。
積み木の入れ物の入り口がさまざまな形にくりぬかれている積み木セットもあり、積み木としてだけではなく、型はめ遊びとして使うことのできるものもあるようです。ママが形を教えながら遊べば、形を覚えていく練習にもなりそうですね。
布製の人形やぬいぐるみは、やわらかく乳児期の子どもが持ちやすそうです。人形のお布団セットやおんぶひもがあると、ママの真似をして遊ぶ子もいるようです。
人形やぬいぐるみを赤ちゃんに見立て、お世話をする姿も見られるようになるかもしれません。選ぶときには小さな飾りがついていないかなど、装飾品を確認することも必要なのではないでしょうか。
ピアノや木琴のおもちゃ、絵本と楽器がいっしょになったおもちゃなどに興味を示す子もいるようです。歌を歌ってたのしんだり、ママといっしょに楽器を演奏して遊ぶのもよさそうですね。
乳児期の子どもは、ママがいっしょに遊んだり見せたりすることで、おもちゃをたのしむきっかけになるかもしれません。
幼児期になると、少しずつ難しい遊びやゲームなどができるようになってくるかもしれません。
幼児期になると、ままごとをたのしむ子もいるようです。食べ物のおもちゃを組み合わせてお弁当を作ったり、並べてパーティーを楽しんだりする姿も見られるかもしれません。
ままごとセットには、水道やオーブンがついた本格的なキッチンや、フォークやスプーン、食べ物などがあり、素材や大きさもさまざまなようです。細かいパーツはないかなどを事前に確認するとよいかもしれません。
幼児期の子どもは、ブロックで自分の好きなものを再現して遊ぶ子もいるのではないでしょうか。乗り物や動物を作ったり、その他にもブロックで線路を作るなど工夫をきかせた遊びをする子もいるかもしれません。
ブロックにもさまざまな大きさがあるので、年齢にあわせて大きさを選ぶとよさそうです。
幼児期の子どもは、年齢が上がるにつれて頭を使ったり考えて遊ぶおもちゃを好む子もいるようです。
ボードゲームは相手が必要になることも多いので、お友だちといっしょに遊んだり順番を待つなど、遊ぶときのルールを覚えるきっかけにもなりそうですね。
パズルゲームを自分で考え完成させることも、達成感を感じられる経験になるのではないでしょうか。
かるたや文字あわせカードなど、言葉を使った遊びも少しずつたのしむようになるかもしれません。
ふたつのカードをあわせてひとつの言葉を作ったり、ママが言った言葉が書かれたものを探したり、50音を覚えていく練習にもなりそうですね。
幼児期の子どもは、ママや友だちとかかわりあって遊ぶおもちゃやルールのあるおもちゃなど、乳児期に比べると、少し難しいおもちゃも楽しめるかもしれませんね。
乳児や幼児のおもちゃ選びは、子どもにあったものや興味のあるもののなかで、遊びの幅が広いものを選ぶと子どもならではの遊び方を見つけていくかもしれません。
乳幼児期におもちゃを通して、さまざまな経験ができるとよいですね。
2018年10月24日
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