
2歳頃の子ども向けに絵本の読み聞かせをするとき、オススメの絵本は何か知りたいママもいるかもしれません。今回の記事では、2歳から2歳半頃の子どもに選んだ絵本の種類と絵本を読み聞かせるときのポイント、2歳くらいの子どもが絵本に興味をもちやすくする工夫を体験談を交えてご紹介します。
2歳頃になると、話せる言葉が増えてママともコミュニケーションを楽しめるようになったり、活動範囲が広がり活発に動き回る子どももいるかもしれません。さまざまなことに興味をもち始める2歳頃の時期に、オススメの絵本を知りたいと考えるママもいるのではないでしょうか。2歳から2歳半頃の子ども向けの絵本には、どのようなものがあるでしょうか。
2歳頃の子ども向けとしてオススメの絵本を知りたいママもいるかもしれません。2歳や2歳頃の子ども向けの絵本にはどのような種類があるでしょうか。
「うちの子は、2歳頃生き物や動物が好きでした。カラフルな動物が描かれていて、動物の動作を真似しながら読む絵本がお気に入りでした」(30代ママ)
「乗り物が好きだったので、電車が出てくる本を選びました。子どもたちが協力しあって線路を作っていくお話は読み聞かせの時間にリクエストされることが多かったです」(20代ママ)
子どもの興味にあわせた本を選んだママもいるようです。普段、本を読むよりも動き回ることが好きな子も、興味のあるテーマの絵本は最後まで集中して聞いていたというママの声もありました。
「2歳半頃にトイトレを考え始めたとき、トイレに興味をもつきっかけになるとよいなと思い絵本を選びました。動物や子どもが順番にトイレで用を足す、しかけ絵本を読み聞かせに取り入れました」(30代ママ)
「2歳をすぎ、片づけの習慣を作りたいと思いました。片づけをしないと、おもちゃたちが泣き出してしまう内容の絵本を読むと、自分から片づけをしてくれることもありました」(30代ママ)
絵本を通して、楽しみながら生活習慣を身につけられる絵本を2歳頃の子ども向けに選ぶママもいるようです。歯磨きの絵本を読むと、歯磨きが苦手な子どもも口を開けてくれるようになったというママの声もありました。
「最初は順番を譲れなかった子どもたちが、順番を譲りあってブランコ遊びをする内容の絵本を選びました。もっと乗っていたい気持ちと、みんなと仲良く遊ぶにはどうしたらよいかという内容に、子どもも自分の体験と重なったようで興味をもってくれました」(40代ママ)
「うちの子は、保育園に行きたくない子が泣き出すと、周りの子もみんなで泣き出してしまうという内容の絵本に興味を持っていました。子ども自身にも体験があったからか、共感がしやすかったのかもしれません」(30代ママ)
2歳頃の子どもが共感できるような気持ちが描かれた絵本も、オススメの絵本といえるかもしれません。まだうまく表現できない自分の気持ちを、絵本の主人公が代弁してくれるような気持ちになるのかもしれませんね。
2歳頃の子どもに読み聞かせをするとき、子どもが楽しめるような工夫を知りたいママもいるかもしれません。2歳頃の子どもに絵本を読み聞かせるときのポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。
「子どもの機嫌などによって絵本への集中力が変わると思いました。集中しているときと疲れているときなどで絵本の長さを調節して、読み切る達成感を感じられるように意識しました」(20代ママ)
子どもの様子にあわせて、集中力にあった絵本を選ぶようにしたママもいるようです。支援センターなど、他に目が行くものが多い場所では、子どもの注意がそれやすかったので短めの絵本を選んだというママの声もありました。
「絵本を読むときは2歳の子どもでもストーリーがわかりやすいように、ゆっくりと読むようにしています。ゆっくり読むことで、子どもにも内容が伝わりやすいと感じます」(30代ママ)
読むペースに注意することも、2歳頃の子どもに読み聞かせるときのポイントかもしれません。登場人物同士のやりとりのシーンでは、セリフとセリフの間をあけてゆっくり読んだというママの声もありました。
「絵本の読み聞かせをするときは、私や夫の膝に子どもを座らせてスキンシップを取るようにしています。読み聞かせの時間を、絵本を見るだけでなく親子のコミュニケーションの時間にしています」(30代ママ)
読み聞かせの時間をスキンシップの時間にしているママもいるようです。同じ目線で絵本が読めることや、お互いのぬくもりを感じられる時間になると、子どもも読み聞かせを楽しみにしてくれるようになったというママの声もありました。
2歳頃の子どもは、絵本を読んでいる間じっとしていることが難しいこともあるかもしれません。2歳頃の子どもが絵本に興味をもつために工夫していることをママたちに聞いてみました。
「絵本を片づけるときは、子どもの目にとまりやすい場所に置き、表紙が見えるようにしています。普段から目に入る場所に置くことで、子どもがいつでも手に取りやすいよう工夫しています」(40代ママ)
子どもから見えやすい位置に絵本を置いているママもいるようです。子どもの手の届く高さに並べて、自分で読みたい絵本を選ばせているというママの声もありました。
「2歳半の頃、自分でページをめくって次が見たくなるような、しかけのある絵本を読むと喜びました。探し絵の絵本も繰り返し読んで楽しんでいます」(30代ママ)
しかけのある絵本を選ぶと、子どもが絵本に興味をもちやすくなるかもしれません。物語を聞いているだけは飽きてしまうとき、遊び感覚で楽しめるしかけ絵本を選ぶと他の絵本へも興味をもってくれたというママの声もありました。
「夜寝る前の時間に毎日絵本を読み聞かせるようにしたら、子どもから読みたい絵本を選ぶようになりました。今日はどんな本にしようかと選ぶのも楽しんでいるようです」(30代ママ)
毎日の生活に読み聞かせの時間を作って習慣化することで、子どもにとって絵本が身近なものになるかもしれません。忙しい平日でも、絵本を読み聞かせることでコミュニケーションを取るきっかけにもなるといったママの声もありました。
2歳から2歳半頃の子ども向けにオススメの絵本を知りたいママもいるかもしれません。子どもの興味にあわせて、繰り返し読みたくなるような絵本を選ぶママもいるようです。
2歳頃の子ども向けに絵本を読み聞かせるときは、いっしょに読みたい絵本を選んだりコミュニケーションをとったりしながら、親子で読み聞かせの時間を楽しめるとよいですね。
2018年11月04日
絵本の読み聞かせを習慣化している家庭も多いはず。今回は、現役保育士がおすすめする今の季節にぴったりな絵本をご紹介します。卒業や進級がテーマの話や、春らしい暖かさを感じる絵本が揃いました。合わせて、保育士が実践する読み聞かせのコツもお伝えします。「なかなか絵本に集中してくれない」とお悩みのママ、パパはぜひ実践してみてください。
子どもたちが大好きなマクドナルドの「ほんのハッピーセット」にこの夏、オリジナル絵本「さかなクンとうみのなかのがっこう」が登場しました。保育のプロである保育士さんに教わった絵本が子どもに与えるポジティブな影響や読み聞かせのコツなどをレポートします。
日本マクドナルド株式会社
PR
映画「さかなのこ」公開を記念して、さかなクンの実体験が題材のマクドナルド限定絵本のほか、海・陸の古代生物を学べるミニ図鑑が登場。親子のコミュニケーションの時間がより楽しくなる「ほんのハッピーセット」とは。
子どもにはたくさん本を読んでほしいと思うママやパパは多いですよね。一方で、本選びはどのようなポイントで選ぶと良いか迷うもの。今回の記事では、子どもの好奇心がぐんぐん広がるおすすめの本をご紹介します。お得なプレゼントキャンペーン情報もお伝えしていますので、要チェックです。
株式会社エムディエヌコーポレーション
PR
お年玉のシーズンになると、子どもにどのようにお金をあげていくのがよいのか、管理はどのようにしたらよいのか、毎年悩むママ・パパもいるかもしれません。今回は、お金の概念やお金の価値、また働いてお金を稼ぐことについて学べる絵本を紹介します。親子で絵本を楽しみながら、お金のことを知れるとよいですね。
小さいうちから世界の名画を見て、アートな感性を育ててほしい、そう願うママ・パパもいるでしょう。しかし有名な作品をいきなり見せても子どもにはピンとこなかったり、退屈と感じるかもしれません。そこで、絵本を通して名画に触れられる8冊をセレクトしました。先入観のない子どもの目にはどのように見えるのでしょうか
11月8日は「いい歯の日」。歯みがきが苦手な子どもは多く、毎日きちんと歯みがきをさせるのは難しいときもありますよね。どうしたらむし歯になってしまうのか、なぜ歯みがきが大切なのか、大人の歯と子どもの歯の違いとは。絵本の世界で知ることができたら、歯みがきを少し好きになってくれるかもしれません。
赤ちゃんにとって絵本は見る・聞くだけではなく、手でさわって感触を楽しむこともあります。最初はじっと見つめるだけの子も、だんだんと手を伸ばしてさわったり、感触をたしかめようとすることが増えるでしょう。絵本のストーリーが理解できる子も、さわれるしかけがあることで、より想像力をふくらませそうです。
「わんわん」「とんとん」「おぎゃー」など身の周りにある音や、言葉がもつ耳に心地の良いリズムなど、子どもは絵本を通して「音」を楽しむことが大好きです。今回はそんな「音」に注目し、赤ちゃんから大人まで楽しめるとっておきの12冊を紹介します。読みながら体を動かしたり、笑ったり、親子で楽しめる絵本です。
もうすぐハロウィーン。近年では日本にもハロウィーンが浸透し、子どもたちの仮装や「トリックオアトリート」という言葉もポピュラーなものになりました。今回はそんなハロウィーンをもっと楽しむため、本場海外のハロウィーンの雰囲気を味わえる絵本や、ハロウィーンをより身近に感じられるような絵本を紹介します。
芸術の秋。子どもには小さいうちからアートに触れさせたいという保護者も多いのではないでしょうか。今回は「色」に注目した絵本を集めました。美しい色彩の絵本を読み聞かせることは、子どもの感性を刺激することでしょう。赤ちゃん向けの絵本から、大人の心に響く絵本まで、とっておきの12選を紹介します。
10月はスポーツの秋、運動会シーズンがやってきます。運動会の日が近づいてくると、運動が好きな子も苦手な子も、ちょっとソワソワと落ち着かない気持ちになっているかもしれません。そんな運動会への気持ちを盛り上げたり、不安な気持ちは少しでもやわらげるような12冊の絵本を紹介します。