妊娠中の満員電車。ママたちの悩みと対処法を調査

妊娠中の満員電車。ママたちの悩みと対処法を調査

電車移動を乗り切るコツを紹介

妊娠を機に満員電車が苦手になったママもいるのではないでしょうか。通勤に電車を利用している方の中には、少しでも身体の負担を減らしたい場合もあるかもしれません。今回は妊娠中の電車利用について周りのママにアンケートを実施し、つらかった部分や満員電車を乗り切るコツを聞きました。

妊娠中の満員電車

妊娠中は何かと気になる部分が多いですが、満員電車に乗るのがつらいと感じている妊婦さんも多いのではないでしょうか。会社まで電車通勤している場合、あまりの大変さに退職を考えている方もいるかもしれません。

出産を終え、現在働いているママたちは妊娠中の満員電車をどのように乗り切ったのでしょう。具体的な解決策などを含め聞いてみました。

妊娠中に気になった満員電車の悩み

妊娠中に満員電車に乗ると、どのような部分が気になるのでしょう。電車移動の悩みをご紹介します。

臭い

30代ママ
妊娠初期でつわりがひどい時期は、満員電車に乗ると人の臭いが気になり気持ち悪かったです。
30代ママ
妊娠中は臭いに敏感になっていたので、電車の中で香水や柔軟剤の臭いが強い人の近くに立つとつらかったです。

満員電車では人との距離が近い分、さまざまな臭いを感じやすいのかもしれません。

今回のアンケートでは臭いがもっとも気になったという声が多くありました。

座れない

電車で立つ妊婦
iStock.com/Travelsouls
30代ママ
吐き気が強かったりお腹の張りが気になるときは、立っているのがしんどかったです。
30代ママ
妊娠初期などは立ち眩みも頻繁にあったので、座れず立っているのが大変でした。

立っていると電車酔いしてしまうことも多かったです。満員電車を乗ったり降りたりしながら帰宅していた時期もありました。

満員電車では座れない場合も多いですよね。こもった空間で長時間立っていると気分が悪くなる妊婦さんもいるでしょう。無理をせず休みながら移動できるよう、時間にゆとりをもって出かけられるとよいかもしれませんね。

お腹への接触

30代ママ
満員電車の中では身動きが取れないときもあったので、お腹がつぶされないか心配でした。
30代ママ
満員電車で立っているときは周りの人に接触しないよう、車内の端の方にいました。緊急停車のときなどドアや手すりにお腹が当たることもあり、赤ちゃんに影響がないか心配でした。

お腹に衝撃がこないよう気をつけていても、満員電車では思うように動けず困る場合もあるようです。強い衝撃を受けたときなどは自分で判断せず、なるべく早く病院を受診したほうがよいでしょう。

妊婦に対する周りの反応

30代ママ
妊婦の電車利用に否定的な意見を持っている人がいると見聞きしていたので、人の視線を感じるとどう思われているか少し気になりました。
30代ママ
優先席のある車両を選んで乗っていましたが、時間がないときは普通席の前に立つ場合もありました。座っている人に対して、私に席を譲るようプレッシャーを与えていないか気になりました。

乗車中に周りの人の反応が気になったママもいるようです。妊婦さんの電車や席の利用についてはさまざまな意見があり、人それぞれ考え方も違いますよね。アンケートの中には「席に座る必要がないときはマタニティマークを外していた」という声もありました。

妊娠中でも電車利用するための工夫

電車
iStock.com/Tony Studio

妊娠中に電車利用をする際、周りのママはどのような対策をとっていたのでしょう。工夫していたポイントなどを聞きました。

通勤ラッシュを避ける

30代ママ
満員電車を避けるため通院ラッシュの時間帯は乗らないようにしました。ずっと立っていると疲れるので、比較的空いている時間帯を選びました。
30代ママ
つわりで体調が悪いこともあり、会社に相談して出社時間を変更してもらいました。

今回のアンケートでは通勤ラッシュの時間帯を避けて乗車するという声が最も多く聞かれました。通勤のため満員電車に乗る場合、毎日無理をすると体調を崩しやすくなるかもしれません。

母性健康管理指導事項連絡カードを活用すると担当医師から会社側へ通勤緩和の処置をとるよう伝えることもできるので、通勤時間をずらすなど、無理をしない方法を考えてみてはいかがでしょうか。

出典:母性健康管理指導事項連絡カードの活用方法について/厚生労働省
出典:母性健康管理指導事項連絡カード/厚生労働省

マスクを着用する

30代ママ
臭いが気になったのでマスクをつけ、できるだけ人の少ない所を探して移動していました。
30代ママ
マスクを着用しレモンやミント系のタブレットやキャンディをなめていました。電車内の臭いを防いで柑橘系の香りを感じられたので、満員電車も乗りやすくなりました。

満員電車の臭い対策にはマスクを着用するママが多いようです。2枚重ねをしたり、マスク自体に好きなアロマオイルをつけて利用したという声も聞かれました。使い方はいろいろあるようなので、自分に合ったマスク着用法を見つけてみるのもよいでしょう。

優先席やグリーン車などの利用

30代ママ
満員電車では体調を崩しやすかったので、妊娠初期のころは始発駅まで行き整列乗車をして優先席に座っていました。いつもより通勤時間はかかりましたが、座れる方がだいぶ楽でした。
30代ママ
妊娠中に満員電車に乗る際は、グリーン車や止まる駅が少ない快速車両を使いました。費用はかさみますが妊娠中だけだと割り切って利用していました。

できるだけ座れるよう優先席を利用したり、少し費用がかかってもグリーン車などを利用したママもいるようです。利用の有無や頻度は人それぞれですが、気分が優れないときなどは無理せず利用し、体調を整えるのも一つの手段かもしれませんね。

妊娠中の電車通勤を避けたママの声

妊娠中の体の変化やつわりなどのつらさは妊婦さんによってさまざまです。働くママの中には、電車通勤自体をしなくなったケースもあるようです。

20代ママ
出勤時間を変更する勇気がなく毎日満員電車にのって通勤していました。妊娠中期に入ってすぐ腹痛があり、医師から自宅待機をするよう言われました。仕事や満員電車に乗らなくなったら体調もよくなったので、無理は禁物だと再認識しました。
20代ママ
妊娠初期から中期にかけて電車移動がつらく、お腹の張りも気になったので退職を選びました。幸い業務委託という形で在宅業務に変更できる職場だったので、働き方を変えました。満員電車に乗る必要がなくなったのでよかったです。

無理をしながら満員電車を利用し、体調を悪化させてしまう場合もあるようです。退職を選んだママの声もありました。満員電車などが原因で体調に違和感を感じたら、働き方を見直してみるのもよいかもしれませんね。

妊娠中はママの身体を大切に

妊婦のお腹に抱きつく男の子
iStock.com/kohei_hara

妊娠中でも満員電車を利用する際、いろいろと気にかけながら乗車している妊婦さんが多いようです。

時間通りに目的地へ向かいたい気持ちもわかりますが、妊娠中はママの身体を優先したい時期です。つらい場合は通勤時間をずらすなど、ママの体調に合わせた働き方ができるとよいですね。

2019年12月09日

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