共働き世帯の他の家庭では、平均年収はどれぐらいなのか、どれぐらい貯金しているか、知りたいママもいるかもしれません。今回の記事では、共働き世帯の世帯年収の平均や実際の年収金額、共働きの貯金や収入の管理方法について、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
子育て中で共働きしている他の家庭では、どのくらいの世帯年収があるのか知りたいと考えるママもいるのではないでしょうか。
総務省統計局の資料によると、世帯主が30代の勤労者世帯での平均収入は、社会保証給付金なども含めた実収入として月平均44万8786円で、世帯主が40代の世帯では月平均50万7512円となっているようです。それぞれ年収に換算すると30代の場合は平均が約539万円、40代では609万円となるようです。
収入における世帯主と配偶者との割合は30代の場合は世帯主の収入が77.2%、配偶者の収入は13.3%となっており、40代の場合は世帯主の収入が78.2%、配偶者の収入は13%となっていることがわかります。
子育て世代の中でも共働きしている家庭では、実際にどれくらいの世帯年収があるのでしょうか。
「夫は正社員で年収450万、私はパートで働いていて収入が月平均8万円ほどで、世帯年収は550万円程です。これからも夫の扶養の範囲内で働くつもりでいるので、私の収入は多くならないと思います」(20代ママ)
「夫は年収500万くらいです。私はパートで働いてますが、とにかくたくさん働きたいと考えているので、月収で15万くらいもらっています。2人あわせると年収は700万円くらいでしょうか」(30代ママ)
夫が正社員、妻がパートの場合は税金や健康保険などの扶養控除を意識しながら働いているという声が聞かれました。中にはパートであっても扶養の範囲を超えて多く働くようにしているというママもいるようです。
「夫も私も正社員で働いていて、年収はどちらも500万くらいです。現在妊娠中で来年は産休や育休を取得する予定でいるので、私の方は年収は少し下がりそうです」(30代ママ)
「夫婦ともに正社員で夫は年収650万、私は200万くらいです。子どもがまだ小さく私は時短勤務なので、フルタイムに戻ったらもう少し年収が増えると思っています」(30代ママ)
夫婦ともに正社員である場合は、夫と妻の収入の差はあまり多くないようです。産休や育休、時短勤務などで妻の年収が減ると、世帯年収が一時的に変化することもあるようです。
「夫は自営業で年度によって違いますが、平均年収400万円程です。私は正社員で会社に勤めて年収300万円くらいですが、夫の年収が不安定なのでもっと年収を増やしたいと思っています」(30代ママ)
「夫は正社員で年収600万円、私は自宅で開業して月平均10万円ほどやっています。世帯年収は700万円ほどです」(30代ママ)
夫婦共働きの場合、夫婦どちらかが正社員で、どちらかがフリーランスで働いているケースもあるようです。フリーランスの場合、どのような職業なのか、どの程度働いているのかで収入は大きく違ってくるようです。
共働き世帯の貯金はどれくらいあるのでしょうか。ママたちに貯金について聞いてみました。
「共働きですが、子どもの習い事など教育費に結構かかっていて、貯金があまりない状態です。貯めようと思っていますがなかなか貯まりません」(30代ママ)
「マイホームのために世帯月収の3分の1の金額を貯めています。あわせて子どもの教育資金も少しずつですが貯金しています」(20代ママ)
共働きで計画的に貯めているという人もいれば、あまり貯金できていないということもあるようです。
総務省統計局の資料によると、世帯主が30代の勤労者世帯の貯金額は596万円、40代では930万円となっているそうです。貯金額は家族構成や住む地域によっても大きなばらつきがあるようです。
子どもの人数や年齢、家庭環境などによっても貯金の金額は違ってくるかもしれません。先のことを考えて、なるべく貯金をできるように工夫できるとよいですね。
共働きの場合、収入が複数あるため収支の管理状況がわかりにくいということがあるようです。どのような管理をして家計をやりくりしているのか、ママたちに聞いてみました。
「夫婦共働きのため以前はお互いの貯金額が不透明でしたが、貯金専用口座に定額を入金して共有するようにしたら確実に貯められるようになりました」(30代ママ)
貯金専用の口座を作り夫婦それぞれが毎月入金するようにしたことで、確実に貯められるようになったというママもいるようです。収入を使いすぎないように、先取り貯金をするなど、貯金の方法を工夫できるとよいかもしれません。
「給料日にはお互いに収入を報告しあっています。高い物を買うときは事前に相談するなどして、お互い知らないことがないようにしています」(20代ママ)
何にどれだけの費用がかかっているのかを、夫婦で把握することが大切なようです。夫婦でしっかり共有することで、無駄遣いを減らすことができるかもしれませんね。
「子どもが独立した後の暮らし方を話しあい、それを叶えられるお金の使い方をしていこうと決めました。毎月確実に貯めつつ、収入も増やしていこうと思います」(40代ママ)
夫婦の今後のライフプランを共有し、目標に向かって前向きに貯金をしているというママの声もありました。将来を見据えて収入管理しつつ、有意義なお金の使い方ができるとよいですね。
共働きの世帯年収は、夫婦それぞれの雇用形態によってさまざまなようです。貯金の金額は家庭環境や子どもの人数によっても変わってくるのかもしれません。共働き世帯の平均年収や貯金額を知った上で、それぞれの家庭にあったお金の使い方や貯め方ができるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年10月11日時点で作成した記事になります。
2018年10月15日
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