教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
ここのところお兄ちゃんであることをことさらに主張するまめ。
お手伝いなりなんなりを自分にもやらせて欲しいらしい。
せっかくやるなら、習慣的に楽しくやれることがいいなと思い
絶賛成長期の元気なボンバックス(観葉植物)の苗のお世話をまめに任せてみることにした。
まずは一緒にお水をあげて終了。
「なんだ、これだけ?」と不服げなまめ。
でもね、まめ
これは毎日のことで、絶対に忘れちゃいけないんだよ。
季節が変わると水をあげる間隔も変わるし
霧吹きで葉に水をかけてあげたり
大きくなったら植え替えをしたり
やることはたくさんだよ。
これはなかなか大きな任務だよ。
まめに任せようと思うんだけど
できる?
「……できるよ(神妙な顔で)」
そしてまめはボンバックスに「アモアモさん」という名をつけた。
呼び名は絶対に必要らしい。
絶賛成長期のアモアモさんは面白いほどに育った。
ほんの1ヶ月ほどでたくさんの葉をつけ
新しい芽が出るたびにまめは狂喜した。
来客のたびにアモアモさんを見せ
「まめがお水をあげて大きくなった!」と説明しては反り返っていた。
アモアモさんを育て始めてそろそろ2ヶ月
まめはなんやかんやとゆめこの世話を焼くようになった。
アモアモさんのお世話で自信をつけたのか
ゆめこにくっついてなんだかたのしそう。
ゆめこが何かをやらかすたびに
私を制して「まめにお任せだよ!」とフォローしに行くまめ
その背中がぐっとたくましく見えて
嬉しいやらちょっぴり寂しいやら。
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