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生後9ヶ月の赤ちゃんの生活スケジュール。離乳食、授乳、睡眠リズム
赤ちゃんが生後9ヶ月になると、授乳や離乳食など一日の生活スケジュールについて気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、生後9ヶ月の赤ちゃんの離乳食や母乳、ミルクそれぞれの授乳リズム、睡眠リズムなど、一日の生活スケジュールについてママたちの体験談を交えてご紹介します。
※この記事の内容は、2025年10月27日に更新されたものです。
生後9ヶ月の生活スケジュールの悩み
生後9ヶ月になると、日中に元気に動きまわったり夜まとまって寝るようになるなど、生活リズムに変化が出てくるかもしれません。一方で生活リズムが整わないという悩みを持つママもいるようです。
30代ママ
30代ママ
離乳食を2回から3回に増やしたばかりで、授乳のタイミングがうまくつかめず、離乳食の時間になってもまったく食べてくれなかったりします。完ミなので、ミルクの量や回数が気になります。
20代ママ
離乳食でごはんやおかずをバランスよく食べるようになったので、フォローアップミルクに切り替えていいのか気になります。
20代ママ
少食なのか離乳食が好きではないのか、離乳食があまり進まず悩んでいます。ごはんで栄養をとれるようにしてほしいと、授乳量を減らすと夜泣きの回数が増えて困っています。
ママたちは赤ちゃんの生活リズムを整えたいと考えているようですが、睡眠や離乳食の少しのずれで、過ごし方が整わなくなることも実感しているようです。この頃から離乳食を3回にする赤ちゃんもいるため、授乳について悩むママもいるようです。
生後9ヶ月の離乳食スケジュールと授乳のリズム
生後9ヶ月になると、離乳食の回数を2回から3回へ増やそうと考え、離乳食と授乳のリズムをどう整えればよいのか悩むママもいるようです。実際にリズムをどう整えていたのかママたちに聞いてみました。
母乳の場合
30代ママ
生後9ヶ月になり、離乳食を朝、昼、晩の3回に増やしました。少食なのか離乳食をあまり食べないので、離乳食をあげる前には授乳をしないようにし、離乳食をしっかり食べてもらうようにしました。離乳食を食べた後にはスキンシップも兼ねて授乳していました。
40代ママ
生後9ヶ月頃の成長記録を振り返ると、上下の歯が生えてきて授乳のときに噛まれて痛いときがありました。おしゃぶりもそろそろ卒業させたかったので、離乳食のバリエーションを増やしてごはんの時間を楽しめるように工夫しました。
ママたちは、離乳食をしっかり食べて栄養をとれるよう、授乳の回数を減らしたりタイミングを調整するようにしていたようです。母乳をあげていたママの中には、スキンシップも兼ねて泣いたり欲しがったりしたときに授乳していたという声もありました。
ミルクの場合
iStock.com/Laikwunfai
30代ママ
離乳食を朝と日中の2回にしていて、ミルクは1日に3、4回あげています。完ミなので、離乳食を3回食にするタイミングでフォローアップミルクに切り替える予定でいます。
30代ママ
完ミなので、離乳食の量に合わせてミルクの量も調整しています。栄養が足りているか心配になったこともありましたが、離乳食でごはんをしっかり食べてくれるので、ミルクは少し減らし、白湯などで水分補給するようにしています。
ミルクの場合、飲む量が決められているため、離乳食とミルクのスケジュールをしっかり決めるようにしていたというママの声がありました。離乳食の量や回数が増えてきたらフォローアップミルクに切り替えるママもいるようです。離乳食を中心にしながらミルクのタイミングを決めるようにすると、生活リズムも整いやすくなるかもしれません。
参考:生後9ヶ月の赤ちゃんの発達目安
生後9ヶ月の赤ちゃんの発達目安について、厚生労働省の資料を見てみましょう。
生後9ヶ月の赤ちゃんの中には、上下の前歯が2本ずつ生えている赤ちゃんもいることでしょう。母乳育児の場合、授乳のときに噛まれて痛みを感じることもあるかもしれません。
また、つかまり立ちやハイハイをしはじめて、家の中の安全対策の見直しが必要になる時期といえます。親指を使ってものをつかむことができるようになる赤ちゃんもいるようなので、遊びの幅が広がりそうですね。
生後9ヶ月の睡眠のリズム
生後9ヶ月になると、睡眠のリズムが整わず悩むママもいるようです。ママたちが実際に行っていた睡眠リズムの整え方について聞いてみました。
起床時間と就寝時間
iStock.com/S_Kazeo
30代ママ
生後9ヶ月の頃はなるべく朝7時から7時半に起こすようにしていました。毎日同じ時間に起こすことで生活リズムを整えようと考えました。
20代ママ
この頃は夜の8時には布団に入るようにし、8時半から9時の間に寝るようにしていました。日中の過ごし方でなかなか寝てくれないときや、夜泣きをするときもありましたが、なるべく毎日同じ過ごし方ができるように意識していました。
30代ママ
赤ちゃんの睡眠リズムが整わないことで夜泣きをすることで悩んでいたので、この頃から睡眠の成長記録をつけていました。毎日同じ時間に寝て起こすことで解決できたように感じます。
朝起きる時間や寝る時間を決めるようにすると一日の生活リズムが整いやすくなるようです。赤ちゃんの睡眠リズムで悩んでいる場合は、起きる時間と寝る時間を決めることで解決することもあるかもしれません。早く起きてしまったり、夜中に泣いて起きることもあるそうですが、なるべく早めに通常のリズムに戻してあげるようにするとよいかもしれませんね。
お昼寝の回数と時間
30代ママ
お昼寝の回数はだいたい2回でした。午前中のお昼寝は9時頃短い時間で寝るようにして、日中たくさん遊んだ後、お昼の離乳食後のお昼寝はしっかり寝るようにしていました。
30代ママ
生後9ヶ月になる少し前にずりばいができるようになって、眠りが深くなったと感じました。お昼寝が長くなってしまうときは、オムツ交換をして起こすようにしていました。
この頃になるとお昼寝の時間が短くなったり、回数が減ってくることもあるようです。昼間たくさん遊ぶことで、お昼寝をしっかりとるように意識していたというママの声もありました。ずりばいやハイハイができるようになったことで、眠りが深くなったと感じるママもいるようです。夜の睡眠に影響がないように、お昼寝が遅くなったり、長くなりすぎないようにオムツ交換などで起こすようにするとよいかもしれません。
参考:生後9ヶ月の赤ちゃんの睡眠について
こども家庭庁の資料によると、生後9ヶ月頃の赤ちゃんの睡眠時間は13~14時間程度で、7~8割を夜間に眠るようになります。2~4時間のお昼寝を1~2回とります。
赤ちゃんの睡眠時間は個人差が大きいため、よく眠る赤ちゃんもいれば、あまり寝ない赤ちゃんもいることでしょう。
生後9ヶ月の1日の生活スケジュール
生後9ヶ月の赤ちゃんはどのようなスケジュールで1日を過ごし方をしているのでしょう。1日の過ごし方についてママたちに聞いてみました。
朝のスケジュール
7:00 起床
7:30 離乳食と授乳
9:00 お昼寝
10:00 授乳
10:30 買い物など
朝の離乳食や授乳が終わった後、午前中の過ごしやすい時間にお散歩や買い物にでかけるようにしていたママがいました。完ミの場合、お散歩後の水分補給を白湯やお茶をあげるようにしていたママもいるようです。
日中のスケジュール
12:00 離乳食と授乳
13:00 お昼寝
15:00 授乳または水分補給
16:00 家遊び
お昼の離乳食と授乳の後には、しっかりお昼寝していたというママもいるのではないでしょうか。午後のお昼寝はあまり遅くなりすぎないようにすると、生活リズムが整いやすくなるかもしれません。
夕方のスケジュール
17:30 離乳食と授乳
18:30 お風呂
19:30 授乳または水分補給
20:00 就寝
夕方以降は、睡眠へのスムーズな導入を考えて、静かに過ごすように意識していたママがいました。絵本を読んだりスキンシップをとると、赤ちゃんもリラックスして眠りにつけそうです。部屋の明かりを少し落とすなどの工夫をすると赤ちゃんの寝つきもよくなるかもしれません。
生後9ヶ月の赤ちゃんが保育園に通う場合の生活スケジュール
生後9ヶ月の赤ちゃんが、保育園に通う際の1日のスケジュールが気になるママもいるかもしれません。パートタイムで働くママの場合のスケジュール例をご紹介します。
朝のスケジュール
6:30 起床、身支度
7:00 朝食
8:00 出発
登園後のスケジュール
8:30 登園、遊び
9:30 朝おやつ
10:00 遊び
11:00 給食
12:00 お昼寝
15:00 おやつ
15:30 お迎え、降園
帰宅後のスケジュール
16:30 帰宅
17:45 夕食
18:30 入浴
19:30 寝かしつけ
20:00 就寝
保育園では、午後のお昼寝の時間にしっかり寝られるように、保育園の決まったスケジュールに沿って生活していくことが多いようです。生活リズムで心配な点などがあれば、早めに先生へ相談しましょう。
生後9ヶ月の赤ちゃんの生活スケジュールを工夫して整えよう
iStock.com/Tom Merton
今回の記事では、生後9ヶ月の離乳食と母乳、ミルクそれぞれの授乳や睡眠のリズムなど赤ちゃんの一日のスケジュールについて、ママたちの体験談を交えてご紹介しました。
生後9ヶ月の赤ちゃんの生活リズムは、睡眠や離乳食スケジュールを中心に考えていくと、整いやすくなるようです。離乳食と授乳のバランスは、母乳の場合と完ミの場合は少し違いがあるようなので、赤ちゃんの様子で母乳とミルクの量と回数を調整してあげられるようにするとよいかもしれません。赤ちゃんとママに合う一日の過ごし方を見つけて、少しずつスケジュールを整えられるとよいですね。

























お昼寝の時間が遅くなったり長くなると、夜なかなか寝ないことがあります。寝るのが遅いと、朝起きる時間も遅くなり、悪循環だと感じてしまいます。