離乳食の固さや食事の回数、時期別の献立など、離乳食の進め方やスケジュールについて悩むママは少なくないでしょう。今回は、時期別の離乳食の進め方や食事量についてご紹介します。献立のカレンダーや味付けについて、ママたちの声を集めてみました。
離乳食初期の進め方について詳しく見ていきましょう。
離乳食初期は、離乳食を飲み込んだり、舌ざわりや味に慣れることが目的とされています。
初期は、なめらかにすりつぶした状態のものを1日1回、1さじずつ始め、次に、すりつぶした野菜、慣れてきたらつぶした豆腐や白身魚、卵黄などを試してみましょう。
1週間目は、小さじ1杯から3杯程度を目安に与え、2日目は小さじ1杯、3日目と4日目は小さじ2杯、5日目から小さじ3杯と量を増やしていくとよいかもしれません。
カレンダー通りに進まなくても焦らず赤ちゃんの様子をみて進めていきましょう。
離乳食中期の食べ進め方をみていきましょう。
離乳食後期は、共食を通じて食の楽しい体験を積み重ねる時期とされています。厚生労働省の資料には、1回あたりの食事量の目安は以下のように記載されています。
全粥 90g~軟飯80g
野菜 30~40g
魚 15g
肉 15g
豆腐 45g
卵 全卵1/2
乳製品80g
歯ぐきでつぶせる固さのものを1日3回食に進め、食事のリズムを大切にしましょう。後期の献立は、軟飯と煮物とお味噌汁、うどんと野菜の煮物、パンと白身魚とスープなどもよいかもしれません。食欲に応じて離乳食の量を増やします。
離乳食後期になると、手で食べやすいメニューを意識するママが複数いました。食パンや柔らかく茹でた野菜などは、手づかみしやすいようにスティック型にするとよいようです。
醤油などの調味料を数滴、風味程度に使うという声が複数あり、離乳食後期になると少しずつ調味料を使い始めるママが多いようですね。
離乳食完了期の食べ進め方をご紹介します。
離乳食完了期は、食べ物をかみつぶすことができ、エネルギーや栄養素の大部分を母乳やミルク以外の食べ物から摂取できる状態を言います。厚生労働省の資料には、1回あたりの食事量の目安は以下のように記載されています。
軟飯 80g~ご飯80g
野菜や果物 40g~50g
魚 15g~20g
肉 15g~20g
豆腐 50g~55g
卵全卵 1/2~2/3
乳製品 100g
食事は歯ぐきで噛める固さのものを1日3回としましょう。完了期の献立は、軟飯とハンバーグとスープ、軟飯と肉じゃがと味噌汁、パンと煮野菜とホワイトシチューなど、大人と同じ献立になるようです。軟飯に慣れてくると大人と同じ固さのお米も食べられるようになります。
母乳やミルクは、離乳の進行状況に応じて与えます。そのほかに、1日1回~2回の捕食を必要に応じて与えましょう。
離乳食完了期になると、子どもの離乳食を別に作るママは少なくなるようです。栄養バランスに気をつけて献立を考えるとよいでしょう。
大人と同じメニューでお味噌汁などの汁ものは上澄みをお湯で薄めたり、煮ものやなどは大人用の味付けをする前に取り分けて、味付けは薄くするというママが複数いました。
離乳食は食材の固さや味付けなど、初期の頃から少しずつ段階を踏んで大人の食事に近づいていくことが分かりました。調味料を使わない場合は、だしなどを使って風味を変えながら離乳食を進めていくママが多いようです。
食べる量が離乳食のカレンダー通りに進まなくても焦らず、子どもの様子を見ながら進められるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年6月20日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2019年06月24日
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