時期別の離乳食の進め方。献立や味付けについてママの体験談など

時期別の離乳食の進め方。献立や味付けについてママの体験談など

初期や中期、後期や完了期の離乳食について

離乳食の固さや食事の回数、時期別の献立など、離乳食の進め方やスケジュールについて悩むママは少なくないでしょう。今回は、時期別の離乳食の進め方や食事量についてご紹介します。献立のカレンダーや味付けについて、ママたちの声を集めてみました。

離乳食初期

離乳食初期の進め方について詳しく見ていきましょう。

初期の食事量と献立カレンダー

離乳食初期は、離乳食を飲み込んだり、舌ざわりや味に慣れることが目的とされています。

初期は、なめらかにすりつぶした状態のものを1日1回、1さじずつ始め、次に、すりつぶした野菜、慣れてきたらつぶした豆腐や白身魚、卵黄などを試してみましょう。

1週間目は、小さじ1杯から3杯程度を目安に与え、2日目は小さじ1杯、3日目と4日目は小さじ2杯、5日目から小さじ3杯と量を増やしていくとよいかもしれません。

カレンダー通りに進まなくても焦らず赤ちゃんの様子をみて進めていきましょう。

出典:授乳・離乳の支援ガイド / 厚生労働省

初期のレシピ

30代ママ
10倍粥と薄いだし汁、野菜をペースト状にしたものをあげています。
30代ママ
10倍粥と、キャベツやにんじん、ジャガイモやたまねぎも圧力なべなどで加熱し、ハンディブレンダーで細かくしたものを食べさせています。
すりつぶした10倍粥と、ペースト状の野菜を与えるママが多くいました。たくさんの食材を食べさせるよりも、形状に気をつけて調理できるとよいですね。

初期の味付け

30代ママ
昆布やカツオの薄いだし汁のみを使用しています。
20代ママ
味付けはせず、素材の味のまま食べさせています。
味付けはせず、野菜をだし汁で煮るというママの声もありました。風味が出て、子どもがよく食べてくれるかもしれませんね。

離乳食中期

離乳食中期の食べ進め方をみていきましょう。

中期の食事量と献立カレンダー

離乳食
Yurchenko Iryna/Shutterstock.com
離乳食中期は、いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしましょう。厚生労働省の資料には、1回あたりの食事量の目安は以下のように記載されています。

全がゆ 50g~80g
野菜や果物 20g~30g
魚 10g~15g
肉 10g~15g
豆腐 30g~40g
卵卵黄 1~全卵1/3
乳製品 50g~70g

離乳食は舌でつぶせる固さにし、1日2回食で食事のリズムをつけていけるとよいですね。中期になると、お粥と入り豆腐と味噌汁、パン粥とすりつぶした野菜とスープ、柔らかい煮うどんと野菜の煮物など、献立の幅が広がります。

母乳やミルクは離乳食のあとに与えるようにしましょう。
出典:授乳・離乳の支援ガイド / 厚生労働省

中期のレシピ

30代ママ
7倍粥に出汁を加えてお粥を作り、細かくした鮭やシラスを混ぜたものと、柔らかく煮たジャガイモやさつまいもを作りました。
30代ママ
全粥に、すりつぶしたキャベツやジャガイモ、ほうれん草やブロッコリー、シラスなどを入れて混ぜたものをよく食べています。
離乳食中期になると、食べ物の好みも出てくるようです。お粥に塩抜きしたシラスを混ぜたり、だし汁をかけて雑炊のようにするとよく食べるという声もありました。

中期の味付け

30代ママ
野菜をカツオの昆布のだし汁で茹でたり、洋風のメニューのときは薄い野菜スープや、豆乳を少し混ぜています。
20代ママ
調味料を使った味付けはしませんが、細かくした鰹節を混ぜると食が進みます。
離乳食中期は、味付けをせず、だし汁や鰹節を使って、風味が変わるようにさまざまな工夫をすると、よく食べてくれるかもしれません。

離乳食後期

離乳食後期の食べ進め方をまとめました。

後期の食事量と献立カレンダー

離乳食
© clip-photo - Fotolia

離乳食後期は、共食を通じて食の楽しい体験を積み重ねる時期とされています。厚生労働省の資料には、1回あたりの食事量の目安は以下のように記載されています。

全粥 90g~軟飯80g
野菜 30~40g
魚 15g
肉 15g
豆腐 45g
卵 全卵1/2
乳製品80g

歯ぐきでつぶせる固さのものを1日3回食に進め、食事のリズムを大切にしましょう。後期の献立は、軟飯と煮物とお味噌汁、うどんと野菜の煮物、パンと白身魚とスープなどもよいかもしれません。食欲に応じて離乳食の量を増やします。

出典:授乳・離乳の支援ガイド / 厚生労働省

後期のレシピ

30代ママ
圧力なべでやわらかくしたにんじん、大根と豆腐やカブを入れただし汁、しらすご飯が定番です。
30代ママ
すりつぶしたジャガイモと豆腐をあえたものと、ミキサーで刻んだにんじんやほうれん草、小松菜などの茹でた野菜と片栗粉を混ぜて焼くおやきが気に入っています。

離乳食後期になると、手で食べやすいメニューを意識するママが複数いました。食パンや柔らかく茹でた野菜などは、手づかみしやすいようにスティック型にするとよいようです。

後期の味付け

30代ママ
子ども用のしょう油や無添加のあごだし、かつおだし、昆布だしをよく使っています。
30代ママ
トーストを作るときは、牛乳と黒ゴマきな粉を混ぜたものを塗っています。

醤油などの調味料を数滴、風味程度に使うという声が複数あり、離乳食後期になると少しずつ調味料を使い始めるママが多いようですね。

離乳食完了期

離乳食完了期の食べ進め方をご紹介します。

完了期の食事量と献立カレンダー

離乳食完了期は、食べ物をかみつぶすことができ、エネルギーや栄養素の大部分を母乳やミルク以外の食べ物から摂取できる状態を言います。厚生労働省の資料には、1回あたりの食事量の目安は以下のように記載されています。

軟飯 80g~ご飯80g
野菜や果物 40g~50g
魚 15g~20g
肉 15g~20g
豆腐 50g~55g
卵全卵 1/2~2/3
乳製品 100g

食事は歯ぐきで噛める固さのものを1日3回としましょう。完了期の献立は、軟飯とハンバーグとスープ、軟飯と肉じゃがと味噌汁、パンと煮野菜とホワイトシチューなど、大人と同じ献立になるようです。軟飯に慣れてくると大人と同じ固さのお米も食べられるようになります。

母乳やミルクは、離乳の進行状況に応じて与えます。そのほかに、1日1回~2回の捕食を必要に応じて与えましょう。

出典:授乳・離乳の支援ガイド / 厚生労働省

完了期のレシピ

30代ママ
軟飯と、大人用に作った味噌汁の上澄みと具、豆腐とアジとほうれん草のハンバーグが好きなのでよく作ります。
30代ママ
大人の食べ物の味を薄くして取り分けています。お肉やお魚、卵などタンパク質、野菜、主食の3品並べるように心がけています。

離乳食完了期になると、子どもの離乳食を別に作るママは少なくなるようです。栄養バランスに気をつけて献立を考えるとよいでしょう。

完了期の味付け

30代ママ
少しの醤油やだし汁、甜菜糖を使って味付けをしています。
30代ママ
味付けはできるだけ大人の半分くらいの薄味になるようにしています。

大人と同じメニューでお味噌汁などの汁ものは上澄みをお湯で薄めたり、煮ものやなどは大人用の味付けをする前に取り分けて、味付けは薄くするというママが複数いました。

離乳食は様子を見ながら進めよう

離乳食を食べる男の子とママ
© maroke - Fotolia

離乳食は食材の固さや味付けなど、初期の頃から少しずつ段階を踏んで大人の食事に近づいていくことが分かりました。調味料を使わない場合は、だしなどを使って風味を変えながら離乳食を進めていくママが多いようです。

食べる量が離乳食のカレンダー通りに進まなくても焦らず、子どもの様子を見ながら進められるとよいですね。

※記事内で使用している参照内容は、2019年6月20日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2019年06月24日

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