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1歳の赤ちゃんが泣き止まないときの原因と対処法。癇癪や寝言泣きなどのシーン
それでも泣き止まないときはどうする?
1歳の赤ちゃんが泣き止まないとき、どのような対処法があるのかわからなかったり、泣き止まない原因はなにか考えることもあるかもしれません。今回の記事では、日中や夜に1歳児が泣き止まないシーンや、ママ・パパが考える泣き止まない理由、泣き止まないときの対処法などについて、ママ・パパの体験談をご紹介します。
ママ・パパが考える1歳児が泣き止まない原因
1歳児が泣き止まない原因について、ママやパパたちはどのように考えているのでしょうか。
眠りたいのに眠りにつけない
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30代パパ
20代ママ
生活リズムがずれてしまいお昼寝ができなかった日は、夕方になると眠くて泣くことがあります。一度泣くと泣き止まないので、抱っこしたり背中をトントンしたりして落ち着けるようにしています。
30代ママ
娘は10カ月で保育園に入りましたが、生活リズムがうまく整わず、睡眠不足が続いてしまいました。その時期は、夜泣きや癇癪を起こしたり泣き止まないことが多かったです。
眠りたいのにうまく眠りにつけないことで泣き止まないのかもしれないと考えたママ・パパもいるようです。大泣きして眠った後は、夜泣きや癇癪もひどいことがあるという声もありました。保育園入園をきっかけに生活リズムが崩れてしまったというケースも多そうです。
疲労や空腹によるもの
30代ママ
子どもが1歳頃、食事の前にエネルギーが切れてしまうのか、大泣きしてしまうことがありました。急いで食事の準備をするのが大変でした。
30代ママ
長時間の散歩などの外出をして疲労がたまっているときに、大泣きすることがありました。疲れすぎていて、ご飯もたべられない、うまく寝付けないようでした。ずっと抱っこしていると、身体のあちこちが痛くなってしまいました。
1歳頃の子どもは成長のスピードが早く、エネルギーをすぐに使い果たしてしまうようです。さらに、赤ちゃんの頃よりも自分の感情を表現できるようになるため、疲労がたまっているときや空腹時になかなか泣き止まないことがあると感じたママもいるようです。
泣いてしまってママやパパがずっと抱っこしなければならない状況は、ママやパパの身体にも負担がかかります。食事やおやつの量、食べる時間などを見直したり、外出時には疲労をためすぎないようスケジュールを立ててみましょう。
心の成長(自我の芽生え)によるもの
20代ママ
おもちゃで遊んでいるとき、自分が思っているように組み立てられなかったりすると怒って、床に寝そべって泣くことがあります。自我が芽生えたようで、思い通りになるまで泣き止まないので困ってしまいます。
40代ママ
外でお散歩しているときに、触ってみたいものに触れなかったり、衣服が汚れると大泣きすることがありました。触れる高さに抱っこしてあげたり、別のものに目が向くように声をかけたりました。
自分の思った通りにならないことに怒って泣くこともあるようです。泣き続けることで、自分の意見を主張しているのかなと思ったというママの声もありました。
厚生労働省の資料によると、1歳頃になると何でも自分でやりたいという欲求が見られるようになります。「何でも自分でやりたい!」というのは自我が芽生えてきたということなので、あまり悩み過ぎず前向きに捉えるようにしましょう。
体に不快感を感じている
30代ママ
娘は、ぐずぐずと泣き止まないときがあったので、体をいろいろ見てみると、足にちょっとしたケガをしていました。ケガが痛くて泣き止まなかったのだなと思いました。
20代ママ
息子が夜中に泣き始めていつまでも泣き止まないので体温を測ってみると、熱がありました。はじめは夜泣きかと思ったのですが、体調がよくなくて泣いていたようです。
痛みやかゆみがあったり、熱があったりなど体に不快感があって泣き止まないこともあるようです。大人から見るとちょっとしたことでも、発達過程の子どもにとっては大きな違和感に感じられることもあるのかもしれませんね。
身体に異変があるときに泣き止まないと、ママやパパも心配になってしまいますよね。
1歳児が泣き止まないときの対処法
1歳児の赤ちゃんが泣き止まないときにどのような対処法があるのでしょうか。ママ・パパたちに泣き止まないときにどのように対応したのか聞いてみました。
少し離れて様子を見る
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30代ママ
息子がなかなか泣き止まなかったとき、あえて少しの時間放置したことがありました。別々の部屋だと心配になるので、子どもの様子がわかるよう同じ部屋で距離をとっていました。
30代パパ
子どもが泣いていて、はっきりとした理由がわからないときは、しばらくその状態で様子を見るようにしています。しばらく泣いた後すっきりしたように泣き止み、その後一人でおもちゃで遊び始めました。
少し距離をとって時間をおくことで、ママ・パパ自身も落ち着いて対応できるようになるかもしれません。子どもから離れる場合はそばに危ないものがないか確認し、様子がわかる距離で見守るとよいでしょう。長時間の放置は避けて、タイミングをみて気分転換になることをすると、子どもも泣きやむかもしれません。
こども家庭庁の資料でも、どうしても泣き止まないときは、一旦その場を離れてママやパパがリラックスすることが推奨されています。
スキンシップを多めにする
40代ママ
心の成長とともに自我が芽生えて、うまくできないときに泣き止まないことがありました。子どもの気持ちを受け止めたいと思い、泣き止まないときはスキンシップを多くするように意識しました。
自分の欲求通りにできなかった場合など精神面で泣き止まないと感じたときに、抱っこやスキンシップを多めにしたというママの声がありました。
1歳頃はまだママやパパとのスキンシップが大切な時期かもしれません。抱っこやスキンシップをして子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。
身体の様子をチェックする
30代ママ
娘が泣き止まなくて心配なときは体調不良の可能性を考えて、身体の様子をチェックするようにしています。脇腹を見てみる衣服のタグが刺激になり赤くなっていたので、それを解消してあげるとすぐに泣き止みました。
30代ママ
夜中に急に大きな声で泣きはじめました。あやしても泣き止まないので、もしかしたら暑くて衣服が汗で汚れているのかなと、脱がせてみたら泣き止みました。
泣き止まないときは身体の様子や表情をチェックするようにしたママ・パパもいるようです。一度衣服を脱がして様子を見てみるのもいいでしょう。保育園に通っている子もいると思いますが、普段から子どもとスキンシップをとるようにし、ちょっとした変化にも気づけるように意識できるとよいかもしれません。
環境を変えてみる
20代パパ
娘が抱っこしてみたりあやしても泣き止まないので、車に乗せてドライブをしました。眠かったようで乗ってすぐに泣き止み、落ち着いて眠りはじめました。
20代ママ
1歳頃に寝言泣きや夜泣きなど、夜に泣くことが増えました。寝室の環境がよくないのかと思い、照明の暗さや寝具を変えてみました。
30代ママ
子どもが泣き止まないときは、環境を変えてみるようにしています。ベランダから外の景色を見たり、2階の部屋を行き来しているうちに落ち着いてくれました。それでも泣き止まないときは散歩に行ったりしています。
車に乗ったり違う部屋に行ってみたり散歩をするなど、環境を変えてみるというママの声がありました。泣き止まないので電気を消して暗くしてみたら、びっくりして泣き止んだという声もありました。
1歳児が泣き止まない原因はさまざまです。睡眠の環境、遊ぶ部屋の環境などを見直すことで解消できることもあるかもしれません。
1歳の赤ちゃんが泣き止まないシーン
1歳になり、さまざまな面での成長を感じる一方で、急に癇癪を起こしてたくさん泣くようになったり、なかなか泣き止まなかったりで、困ることもあるかもしれません。子どもが泣き止まないシーンをママ・パパたちに聞いてみました。
日中
30代ママ
さっきまでご機嫌でいたのに、ささいなことがきっかけで癇癪を起こし、急に泣きはじめることがあります。娘は一度泣くとしばらく泣き止まなくなり、床に寝っ転がって大声で泣いています。
20代ママ
息子は遊んでいて気に入らないことがあると、大声で泣いてなかなか泣き止まないことがあります。泣き止むまで時間がかかるので、私もイライラしてしまうこともあります。
遊んでいるときや、ご飯を食べているとき、お昼寝の前など、日中に癇癪を起こしたり、大泣きするシーンはさまざまあるようです。飲食店やスーパーなど、お店で泣き止まないときがあり困ったとことがあるというママの声もありました。
夜
30代ママ
娘は夜になり眠たくなると、機嫌が悪くなり、よく泣きます。生活リズムが崩れてしまったりして、眠いのになかなか眠れないときは大きな声で泣き続けるので、なだめるのが大変です。
30代パパ
1歳後半頃から夜泣きや寝言泣きをすることが増えました。静かに寝ていたと思ったら、急に大きな声で泣き出すのでびっくりしました。
夜寝る前や夜中に大泣きするという声もありました。夜中に何度も泣くので寝不足が続いているというママやパパもいました。
泣き止まない1歳児に対してやってはいけないこと
1歳児の赤ちゃんが泣き止まないからといって、やってはいけないこともあるようです。
怒ったり感情的になること
30代ママ
1歳児の赤ちゃんは、何か不快なことなどがあって泣いていると思うので、ママやパパに怒られてしまったら、ますます泣き止まなくなってしまうと思いました。そのため、できるだけ感情的にならないように気を付けていました。
おやつなどを毎回与えること
20代ママ
赤ちゃんが泣き止まないときに、おやつなどをあげて気持ちを切り替えさせることもありました。でも、それを毎回やってしまうと、もともと理由があって泣いている気持ちを無視することにもなるのかなと思います。でも、ときどきはあげてしまいますが……
否定すること
30代ママ
「泣きやんで」と言って、子どもの気持ちを否定しまうと、子どもが自己主張をできない子になってしまうと聞いたことがあったので、なるべく言わないように気を付けていました。
それでも泣き止まないときは
さまざまな対策をしてみてもどうしても泣き止まないときもあるかもしれません。それでも泣き止まないときにママたちが行っていた方法を聞いてみました。
家族と協力する
20代ママ
子どもが泣き止まずイライラしそうになったら、夫と協力しながら二人で対応するようにします。夫に息子を任せる時間を作ることで、私自身もストレス発散になり気持ちを落ち着けることができます。
30代ママ
泣き止まないことが続いたときは、同居している両親に対応してもらうようにしました。娘も他の家族に抱っこされていると刺激的なのか、そのうち泣き止むこともあります。
泣き止まないときは、夫や両親など家族で順番に子どもをみたというママの声がありました。ママがイライラしてしまう前に早めに家族に頼るようにしてみることも大切かもしれません。一人で過ごす時間を作ることでストレス発散になり、優しい気持ちで子どもに向き合えたと感じたママもいるようです。
相談する
30代ママ
最近泣き止まないことが増えたので、子育て支援センターに相談してみました。大人の方に話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなりました。
30代ママ
何をしても息子が泣き止まないときは、かかりつけの病院に電話で相談しました。相談してみたらどのような対策をとればよいかわかったので安心しました。
母親やかかりつけの医療機関や子育て支援センターに相談したママもいるようです。子どもの様子をきちんと伝えられるように、いつから泣き始めたのか、どのように泣いているのかをメモするようにしたというママの声もありました。
日頃子どもと向き合っているので、周囲の大人と話すだけでストレス発散になったと感じるママもいるようです。
1歳児の赤ちゃんが泣き止まない理由はさまざま
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今回の記事では、日中や夜に1歳児が泣き止まないシーンや、ママ・パパが考える泣き止まない理由、泣き止まないときの対処法などについて、ママ・パパの体験談をご紹介しました。
1歳児が日中や夜に急に大声で泣いたり癇癪を起こしたり、泣き止まずに困ったというシーンはさまざまあるようです。思い通りにならない、うまく寝られない、睡眠不足などが理由かもしれないと考えたというママ・パパの声もありました。
泣き止まないときは散歩をするなど環境を変えたり、熱がないかなど子どもの様子をしっかり見てあげるのもよいかもしれません。泣き止まなくてイライラしてしまうときは、家族と協力したり医療機関や子育て支援センターに相談したりして、上手に乗り越えられるとよいですね。
娘は1歳になる前から眠くなってくるとぐずって泣くことがあります。眠りたいのにうまく寝られないのかなと思ってかわいそうになります。