教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
科学的情報から得られる知識があれば、差別や偏見、誤認に打ち勝つことができると信じる内田舞さん。その思いは、海外での小学生時代に人種差別を受けた経験が基盤になっていると言います。今回は、内田舞さんのコアにある「社会正義」についてお話しいただきました。
スイスで過ごしていた小学生時代に、罵倒され唾をかけられたことがある内田舞さん。どうして人種差別が起こるのか自問した結果、差別の対象に対する知識がないことにより偏見や誤認が生まれるという考えに至ったそうです。
「例えば子どもの病気や疾患に対する間違った認識から、いらぬ偏見や誤認に苦しむご家庭もあると思います。正しい科学情報を、脳科学研究をしながら世間に発信することに、私はすごく責任を持って向き合っているつもりでいます」
アメリカ、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長でありながら、3人のお子さまを育てる内田舞さんのコアにある社会正義についてなど、詳しくは動画をご覧ください。
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