正しい医学情報は偏見や差別に打ち勝つ【内田舞 小児精神科医】
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小児精神科医/ハーバード大学医学部准教授
小児精神科医/ハーバード大学医学部准教授
小児精神科医、ハーバード大学医学部准教授、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長、3児の母。2007年北海道大学医学部卒業、11年イェール大学精神科研修修了、13年ハーバード大学・マサチューセッツ総合病院小児精神科研修修了。日本の医学部在学中に、米国医師国家試験に合格。研修医として採用され、日本の医学部卒業者として史上最年少の米国臨床医となった。著書に『ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る』、『REAPPRAISAL(リアプレイザル) 最先端脳科学が導く不安や恐怖を和らげる方法』。
科学的情報から得られる知識があれば、差別や偏見、誤認に打ち勝つことができると信じる内田舞さん。その思いは、海外での小学生時代に人種差別を受けた経験が基盤になっていると言います。今回は、内田舞さんのコアにある「社会正義」についてお話しいただきました。
罵倒され唾をかけられた小学生時代
スイスで過ごしていた小学生時代に、罵倒され唾をかけられたことがある内田舞さん。どうして人種差別が起こるのか自問した結果、差別の対象に対する知識がないことにより偏見や誤認が生まれるという考えに至ったそうです。
「例えば子どもの病気や疾患に対する間違った認識から、いらぬ偏見や誤認に苦しむご家庭もあると思います。正しい科学情報を、脳科学研究をしながら世間に発信することに、私はすごく責任を持って向き合っているつもりでいます」
アメリカ、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長でありながら、3人のお子さまを育てる内田舞さんのコアにある社会正義についてなど、詳しくは動画をご覧ください。
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