イヤイヤ期と反抗期に違いはある?ママたちの困ったエピソードや対処法

それぞれの対応で心がけたこと

イヤイヤ期と反抗期に違いはある?ママたちの困ったエピソードや対処法

子どものイヤイヤ期や反抗期について、それぞれの違いや対応の仕方について知りたいママもいるかもしれません。今回の記事では、イヤイヤ期と反抗期の違いをママたちが感じときや、困ったエピソード、それぞれの時期で対応するときにママたちが心がけたことを、体験談を交えてご紹介します。

イヤイヤ期と反抗期にはどのような違いがある?

イヤイヤ期や反抗期に子どもがわがままになった、言うことを聞かなくなったと感じるママもいるかもしれません。ママたちが感じたイヤイヤ期と反抗期の違いについて聞いてみました。

40代ママ
40代ママ

4歳になる娘がいます。2歳の頃はいつも着替えを嫌がったので苦労しました。3歳前くらいにイヤイヤが落ち着いたかと思ったのですが、今度は自分で選びたかった、保育園に行きたくないからなどの理由で着替えに時間がかかった時期があって大変でした。

30代ママ
30代ママ

イヤイヤ期が始まったときは、何か伝えたいけれどうまく言えずに怒っているように感じましたが、成長するにつれて「それキライ」「やりたくない」など、理由をつけて反抗するようになりました。

イヤイヤ期と反抗期の違いをさまざまに感じたママがいるようです。また、子どもによっては時期が重なったと感じるようなケースもあるようです。実際にイヤイヤ期や反抗期を経験したママたちはどのようなことを困ったと感じ、どのように対応しているのでしょうか。

イヤイヤ期で困ったこと

イヤイヤ期の子どもとの生活で、実際にママたちが困っていることについて聞いてみました。


なんでも嫌がる

30代ママ
30代ママ

もうすぐ2歳になる息子は、ごはんを食べるときやおもちゃを片づけるときに、なぜかいつもイヤイヤします。出かける前にイヤイヤが始まってしまうと、出先での予定が遅れてしまうのではないかと焦ってしまいます。

いろいろな場面で嫌がるので困っているというママがいました。他にも、なんでも自分でやりたがってしまい、うまくできないと泣いたり怒ったりして困るという声もありました。


大泣き

子供泣く
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20代ママ
20代ママ

娘は気に入らないことがあると、大きな声を出して泣いてたり悲鳴を上げたり、ときには床に寝っ転がってイヤイヤします。外出中は本当に困っています。

子どもがイヤイヤするとき、場所を問わず大泣きして困っているというママがいました。体全体を使って泣きながらジタバタされると、なだめるのに体力を使うので疲れてしまうママもいるようです。

イヤイヤ期の対応で心がけたこと

イヤイヤ期の子どもに対する接し方で、ママたちはどのようなことを心がけたのでしょうか。


時間に余裕をもつ

20代ママ
20代ママ

息子がイヤイヤ期のときは、毎朝ごはんを食べるのも着替えるのも時間がかかっていたので、洗濯などの家事はできるだけ前の日の夜にやるようにして、朝は時間に余裕をもつようにしていました。

朝の時間に余裕をもつために、前日に家事を終わらせるなどの工夫をしたママがいました。時間に余裕があると、気持ちにゆとりができるかもしれませんね。


気分を切り替える

子供おもちゃ
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20代ママ
20代ママ

子どもがイヤイヤしたとき、「ママもイヤ〜!」と子どもの真似をしたところ、ゲラゲラ笑ってくれました。怒るのではなく笑いにもっていったら、子どもも自分も気分転換できてよかったです。

子どもがイヤイヤするとき、いっしょに笑って気をそらして気分を切り替えたママがいました。他にも、その場から離れ、違う場所へ連れて行くことで気分転換したという声もありました。


子どもの気持ちを受け止める

20代ママ
20代ママ

娘がイヤイヤ期のとき、ごはん中に泣いたときは「スプーンでうまく食べれなくて悔しかったんだね」、ドアが開かずに泣いたときは「扉が開かなくて嫌だったんだね」など、子どもの気持ちを代わりに説明してあげると少し気持ちも落ち着いたように見えました。

子どもがイヤイヤ期のときは一旦子どもの気持ちを受け止めるように心がけたという声がありました。まずは気持ちを受け止め、それからダメなことやできないことを伝えると子どもも受け入れやすいかもしれません。

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反抗期で困ったこと

反抗期の子どもとの生活でママたちはどのようなことで困っているのか聞いてみました。


反対のことをわざとする

40代ママ
40代ママ

3歳の息子がいるのですが、物を叩くので注意したらさらに激しく叩くなど、こちらの言ったことと反対のことをしようとするので困っています。

注意をするとママの言ったことをしなかったり、反対のことをしたりして困っているというママがいました。他にも、やりたそうにしているのに「やりたくない」と気持ちと反対のことを言っているように見える子どもの本心がわからず、戸惑っているというママの声もありました。


こだわりが強い

30代ママ
30代ママ

最近娘がいろいろなことにこだわり始めるようになって困っています。例えば、レストランに行ったときに私の隣じゃないと嫌がる、晴れているのに長靴を履きたがるなど、こちらには理解のできないことばかりです。

反抗期の子どものこだわりが強くなって対応に困っているという声がありました。他にも、子どもなりのルールを決めて、それが通らないと駄々をこねて困っているというママの声もありました。

反抗期の対応で心がけたこと

反抗期の子どもに対する接し方で、ママたちはどのようなことを心がけたのでしょうか。


ルールを決めて伝える

30代ママ
30代ママ

いつも遊びに行くと帰りたがらない息子に、「時計の短い針が5になったら帰るよ」と何回か伝えたところ、しばらくすると渋々帰るようになりました。ルールを作ったことで子どもも納得してくれるようになりました。

時間や量を明確に示すことで、子どもにわかりやすいルールを作ったママがいました。最初はなかなか理解できなくても根気強く伝えることが大切かもしれませんね。


しっかり話を聞く

20代ママ
20代ママ

どこかに行くとき、「行かない」という息子を無理に連れ出そうとすると癇癪を起こしていましたが、「どうして?」と息子の言い分も聞くようにしてからは、こちらの言うことも聞いてくれるようになりました。

子どもの話をしっかりと聞くことを心がけていたママがいました。一方的に言い聞かせるのではなく、きちんと話し合うことで納得してくれることもあるかもしれません。

イヤイヤ期や反抗期は子どもにあわせて対応しよう

抱き合う母と子
Syda Productions/Shutterstock.com

イヤイヤ期と反抗期の違いについて、時期によって子どもの変化を感じるママや、時期が重なったと感じるママなどさまざまなようです。困ったときは、子どもの気分を切り替え、しっかり話を聞いてあげる、ルールを決めるなどの対応をするとよいかもしれません。

イヤイヤ期や反抗期を子どもの成長の証として見守っていけるとよいですね。

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2020年01月20日


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