赤ちゃんの寝かしつけの方法。歌や音を使った寝かしつけやお話での寝かしつけ、環境の整え方

赤ちゃんの寝かしつけの方法。歌や音を使った寝かしつけやお話での寝かしつけ、環境の整え方

赤ちゃんの寝かしつけに困ったことのあるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、赤ちゃんの寝かしつけ方法について、歌や音を使った寝かしつけや、お話での寝かしつけ、寝かしつける環境の整え方について、ママたちの体験談をご紹介します。

赤ちゃんの寝かしつけの悩み

赤ちゃんの寝かしつけの悩みにはどのようなものがあるでしょうか。ママたちの体験談を聞いてみました。

「赤ちゃんの寝かしつけには悩んでいました。一度寝たと思っても急に夜中に起きて泣くこともあり、何が原因なんだろうと考えてしまいました」(7カ月の赤ちゃんのママ)

「お昼寝の時間が長くなってしまうと、夜寝る時間が遅い時間になってしまうことがありました。またそのような日は夜中も泣くことが多いように感じ、もう少し長い時間寝てくれるとよいのになと思っていました」(1歳児のママ)

ママたちは寝かしつけが上手にできないことや、夜中に急に起きてしまうことなどに悩みを抱えており、どうすればよいのかわからないという声もありました。

歌や音を使った寝かしつけ

赤ちゃんの寝かしつけ方として、歌を歌ったり、音を聞かせたりするママもいるようです。ママたちが実際に取り入れていた歌や音を使った寝かしつけについて聞いてみました。


ママが歌う歌

「子守歌を歌って寝かしつけていました。毎日歌っていたので、その歌を聞くと寝る時間なのだと、赤ちゃんなりに認識してくれていたと思います」(9カ月の赤ちゃんのママ)

「私が好きな童謡を何曲がリピートして歌っていました。ゆっくりとしたスピードで歌うと赤ちゃんも落ち着くのか、だんだんと寝てくれるようになりました」(8カ月の赤ちゃんのママ)

子守歌や童謡、子どもが好き歌などを歌うママが多いようでした。中にはママの好きなアーティストの曲を歌ったという声もありました。


音楽プレイヤーで曲を流す

画像
iStock.com/blackred

「赤ちゃんの眠りのためのCDをかけていました。ゆっくりとしたメロディーの曲をかけることでリラックスしたのか、自然に寝ついてくれました」(10カ月の赤ちゃんのママ)

「ゆっくり落ち着けるリズムの曲を選ぶようにしていました。気持ちがよくて、気づいたら赤ちゃんも私も寝ていたということがありました」(8カ月の赤ちゃんのママ)

CDや音楽プレイヤーから、赤ちゃんがリラックスできる曲や音楽をかけるようにしていたというママがいました。赤ちゃんの寝かしつけ用に作られた音楽CDも売られているようです。オルゴールの音を流していたというママの声もありました。


生活の中の音

「スマホの環境音アプリを使って寝かしつけをしています。娘には、子守歌や絵本よりも水が流れる音が合うようでした」(7カ月の赤ちゃんのパパ)

換気扇やドライヤー、環境音で安心して入眠する赤ちゃんもいるようです。赤ちゃんの好みの音を見つけられるとよいですね。

こちらの記事も読まれています

お話を使った寝かしつけ

寝る前の習慣としてお話を聞かせてあげているママもいるようです。お話を使って寝かしつけをしているママに話を聞いてみました。


絵本の読み聞かせ

画像
iStock.com/CCaetano

「毎日1冊以上絵本を読み聞かせをしています。布団の中で読み聞かせをするので、寝かしつけもスムーズです」(1歳児のママ)

「毎日読み聞かせをしていると、自分から本を選んで持ってくるようになりました。読み終わったら『おやすみなさい』と言って目をつぶるようになりました」(2歳児のママ)

寝かしつける前に絵本の読み聞かせをすることもよさそうです。ママやパパの声を聞くことで、子どもも落ち着けるのかもしれませんね。


童話、昔話

「赤ちゃんの頃には、童謡や昔話を短くアレンジしたものをお話していました。子どもの方から『昨日と同じ話をして』とお願いされることもあります」(2歳児のママ)

昔話や童話を語り聞かせているママもいるようです。そのままでは長い童謡や昔話も、赤ちゃん向けに短くやさしい内容にアレンジできそうですね。


即興のお話

「その日のできごとや感じたことを語りかけていました。子どもとスキンシップをとりながらいろいろなお話をしているうちに、いつの間にか寝てくれたことが多かったように感じます」(2歳児のママ)

「その日のできごとで特に子どもが嬉しそうにしていた場面のことをよく話していました。『あのときこんなことがあったね』『楽しかったね』と声をかけているうちに落ち着いてきて、よく寝てくれるようになりました」(2歳児のママ)

子どもが少し大きくなって、ママの言葉がわかるようになれば、ママの即興のお話も楽しめるようになるかもしれません。子どもが喜ぶような話をしようとして、ついつい盛り上がってしまうこともあったというママの声もありました。

寝かしつけるための環境の整え方

寝かしつけるための工夫にはどのようなものがあるでしょうか。ママたちの体験談を聞いてみました。


静かな環境を整える

「赤ちゃんが寝る時間はなるべく静かに過ごしてもらうよう、家族に協力してもらいました」(10カ月の赤ちゃんのママ)

「寝る前はテレビを消して、静かな時間を作るようにしました。子どもも寝るまでの時間を落ち着いた気持ちで過ごせているようでした」(2歳児のママ)

静かな環境を整えてあげることによって、赤ちゃんも寝る準備ができるのかもしれません。
家族にも協力してもらうようにしたいですね。


明るさの調節

「夕方ぐらいから部屋の明かりを調節するようにしていました。明るすぎないように意識していると、その日は寝ぐずりすることもなくスムーズに寝てくれたように感じました」(9カ月の赤ちゃんのママ)

明るい部屋ではなかなか落ち着いて寝られないのかもしれません。子どもがリラックスできる環境を整えてあげるとよさそうです。

赤ちゃんが安心できる寝かしつけ方法を見つけよう

画像
iStock.com/itakayuki

赤ちゃんを寝かしつけるために、歌やお話を取り入れているようです。寝やすい環境を作り、歌やお話を聞かせてあげると、赤ちゃんもスムーズに寝てくれるかもしれませんね。赤ちゃんが合う寝かしつけ方法を見つけられるとよいですね。

2018.06.12

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。