「お疲れ様です」にちょい足しするだけ…職場で好かれる人が仕事終わりに口にする"魔法のフレーズ"
取引先との会食でも好印象を与える万能の言葉
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会社や取引先の人に「感じのいい人だな」と思われる人はどんな人か。日本合コン協会会長で、初対面同士のマッチングを2000回以上見てきた田中絵音氏は「ビジネスシーンで人から好かれる人は、定番の挨拶にも素敵な言葉をちょい足ししている」という――。
「お疲れ様」を言うだけでは好かれない
ビジネスシーンで日常的に交わされる挨拶といえば「お疲れ様」。便利な表現ですが、毎回同じ言葉では事務的で退屈な印象を与えてしまいます。ときには「他の表現で伝えたい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
初対面や取引先の相手に対して「お疲れ様」と言うのも注意が必要です。態度が軽く見られる場合もあり、場合によっては不適切になってしまうこともあります。また目上の人に「ご苦労様です」という言葉をかけるのも、失礼に当たるとされています。
仕事だけでなく、会食や合コンなどの集まりにおいても、とりあえず「お疲れ様」ばかりを言う人もいます。残念ながら、通り一遍で何のインパクトも工夫も感じられず、感情がこもっていないように思われてしまうことも。「お疲れ様」という言葉の効力が失われていくのです。
ビジネスシーンでもプライベートでも、ひとつひとつの場面に合った「お疲れ様」を使い分けることで、相手に自分の気持ちをしっかり伝えていくことが大切です。
私は職業柄、2000回超の合コンでさまざまな挨拶のシーンを見てきました。感じのいい人は「お疲れ様です」以外に気の利いた一言を使って、人の心をぐっと掴んでいると常々感じています。
そこで今回は、「お疲れ様です」にちょい足しして、好印象をかっさらうフレーズをシーン別に紹介します。

























