「本当のお金持ち」は見た目で判断できない…億り人になってわかった富裕層が着ているブランド、乗っている車【2025年9月BEST】
アメリカの億万長者の4割は中古車を買っている
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2025年9月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。マネー部門の第3位は――。 ▼第1位 「地べた這って働いても借金250万円」子供3人の看護師・介護士夫婦の家計を真っ赤にしたファミレスのメニュー ▼第2位 実家に残る未婚、無職の妹(56)をどうすればいいのか…実兄が虎の子の2000万円を使った「実家じまい」の方法 ▼第3位 「本当のお金持ち」は見た目で判断できない…億り人になってわかった富裕層が着ているブランド、乗っている車
億万長者はどういう生活を送っているのか。サラリーマン生活から投資で2億円の資産を築いた東山一悟さんは「高級ブランドに身を包み、ポルシェやフェラーリなど高級外車を乗り回している人はそんなにいない。多くの富裕層は質素な生活を送っている。」という――。(第1回)
※本稿は、東山一悟『投資で2億稼いだ社畜のぼくが15歳の娘に伝えたい29の真実』(JTBパブリッシング)の一部を再編集したものです。
普通の人が「億り人」になれる時代
目標資産額は人によるといっても、目安が欲しいかもしれない。
その一つの目安が資産1億円だ。金融資産から借金額を引いた純金融資産が対象になり、野村総研の定義では富裕層にあたる。「億り人」だ。
これは、2008年の映画『おくりびと』にちなんでいる。日本映画としては初めて、アメリカのアカデミー賞外国語作品賞を受賞している。ぼくは2億円あるから「2億り人」といってもいい。
では億り人とはどういう人たちなのか。
ぱっと思いつくのは地主や大企業の幹部、医師や弁護士といった華やかな職業のエリートだろう。
でも、最近はぼくのようにごく普通のサラリーマンが地道に積立投資をしてきて、その果実を享受するケースも増えてきたという。特に2023年、24年は円安株高が続いたから、国際分散投資をしていて億り人になったとの報告を、SNSで結構、見かける。
ぼくを含め堅実におカネを増やした億り人には、意外と地味な生活をしている人が多い。

























