「俺とシンゾーなら太平洋戦争は起こらなかった」…安倍昭恵さんが明かす「主人とトランプ大統領の秘密の会話」

「俺とシンゾーなら太平洋戦争は起こらなかった」…安倍昭恵さんが明かす「主人とトランプ大統領の秘密の会話」

「シンゾーはハンサムだったよね」

ドナルド・トランプとは何者か。安倍晋三元総理の妻の昭恵さんは「トランプ大統領は明るい方で、主人も波長が合っていたのは間違いない。だが、それだけで外交がうまくいっていたわけではない」という。ライターの梶原麻衣子さんが聞いた――。

「メラニアがあなたに会いたがっていたんだ」

――2024年12月16日、大統領に就任する前のトランプ氏とメラニアさんのご夫妻にお会いになったことが大きな話題になりました。どのような経緯から実現したものだったのでしょうか。

【安倍昭恵氏(以下敬称略)】主人(安倍晋三元総理)の原稿や音声、講演映像のほか、国葬儀前に集まった多くの方々のお悔やみの言葉をデジタルアーカイブとして残す「安倍晋三デジタルミュージアム」の活動をボランティアでしてくださっている方がいるのですが、このアーカイブにトランプ大統領のメッセージもいただけないだろうかと考えていました。どうお願いしたらいいものかと模索していたところ、いろいろなご縁と偶然が重なって就任前のトランプ大統領とメラニアさんとの会食の席につながったのです。

就任後は、私がお会いできる立場ではありませんので、ここしかないというタイミングでした。トランプ大統領は「メラニアがあなたに会いたがっていたんだ」「メラニアはあなたのファンなんです」と繰り返し仰っていました。

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トランプ次期米大統領(左)、妻メラニアさん(右)と面会した安倍昭恵さん=2024年12月15日、米フロリダ州(メラニアさんのXから)

――トランプ大統領も大統領選中に銃撃されていますから、メラニアさんも含め、より安倍元総理の事件を悔やむ気持ちがあったのかもしれませんね。

【安倍】そうかもしれません。主人に対するお悔やみの言葉も何度も仰っていて、「シンゾーを失ったのは本当に惜しい」と、繰り返し名前を呼んでお話してくださいました。トランプ大統領は「シンゾーはハンサムだったよね」ともおっしゃっていました(笑)。

トランプ大統領は平和を愛する方

――昭恵さんは会食後、「トランプ大統領は戦争をしたくない人だと思う」と印象を改めて語っています。

【安倍】いまも各地の紛争や、ロシアとウクライナの間の戦争を停戦するために尽力されていますが、お話を聞いていて、平和を愛する方なんだろうと私は感じています。拉致問題にも積極的に関与してくださいました。メラニアさんも、プーチン大統領に「子供の笑顔を取り戻したい」という書簡を送られていますよね。

とても印象的だった会話があります。2019年、トランプ大統領が令和になってから初の国賓として日本にいらっしゃった際に、トランプ大統領とメラニア夫人、そして主人と私で六本木の炉端焼きのお店で会食をしました。その時にトランプ大統領は「先の戦争の時に自分とシンゾー(が日米首脳)であったなら、戦争は起こらなかったに違いない」と語っていました。


――それはすごい一言です。

【安倍】首脳同士の関係、国家間の外交関係、信頼関係がいかに重要かを物語っていますよね。

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2025.09.06

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