口下手でも「第一印象抜群の人」に勝てる…結果を出せる人がしているリモート商談"1分後の愚直な行動"
商談後、名刺交換後にフォローがある人は驚くほど少ない
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口下手な人が、第一印象のいい人を凌いで成果を出すには何をすればいいか。営業コンサルタントの菊原智明さんは「リアルでもリモートでも、接触をもった後にきちんとフォローしてくれる人は驚くほど少ない。今結果を出している営業はリアルの商談ではその日にお礼メールを送り、リモートの商談ではルームを出て1分以内にお礼のメッセージを送る」という――。 ※本稿は、菊原智明『決定版 「稼げる営業」と「ダメ営業」の習慣』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。
口下手な人が第一印象抜群の人に勝つ方法
稼げる営業はその後のフォローで盛り返し、 ダメ営業は出会った時のインパクトで勝負する。 |
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営業活動において出会った時にお客様の気持ちをつかむことで有利に話が進められます。それは間違いありません。
いわゆる強者のトップ営業と言われる人たちのやり方です。こういった強者の営業の方と話をするたびに「まともに勝負したら絶対に勝てないな」と思います。
実際、営業時代は勝てませんでした。ですから強者が興味を持たない「中長期のお客様」に重点を置き活路を見出したのです。
これはコミュニケーションでも言えることで、やはり出会った時のインパクトが大きい人が印象に残ります。その逆に印象の薄い人たちは「そういえばそんな人がいたような」という存在になってしまうのです。
コミュニケーションにおいても「第一印象のいい人」もしくは「外交的で初対面に強い人」が圧倒的に有利で、口下手で人見知りの人は圧倒的に不利でした。
今までは「コミュニケーション強者」にはとても太刀打ちできなかったのです。
では口下手な方はいつまでも強者に勝てないのでしょうか?
そんなことはありません。リアルのコミュニケーションにおいてはまだまだ分ぶが悪いですが、リモートとなると話は違ってきます。画面越しになれば初対面に与えるインパクトが弱まります。