なぜかよいアイデアがポコポコ浮かんでくる…本当に仕事のデキる人が頻繁に行っている場所、話している内容
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仕事のデキる人とそうでない人は何が違うのか。経営コンサルタントの島青志さんは「脳が喜ぶ行動を積極的にとっている。一見無駄に思える行動が自分の考え方や仕事に大きな影響を与える」という――。(第1回) ※本稿は、島青志『いつもひらめいている人の頭の中』(幻冬舎新書)の一部を再編集したものです。
「勉強しなさい!」という言葉の罪深さ
あなたが学生時代、試験前に必死になって覚えたことは、今どれほど記憶の中に残っていますか? おそらく「ほとんど覚えていない」人が多いのではないでしょうか? 今どころか「試験が終わった瞬間に記憶の彼方に飛び去った」という人も少なくないかもしれません。
理由は簡単です。無理やり覚えようした知識や、親や先生から「勉強しなさい!」と怒られながら詰め込んだ情報には、当然のことながら「ネガティブ」感情のラベルが貼られています。そうすると脳のゲートウェイであるA10神経群が、これは脳にとって有害な情報であると判断して中に入れまいと働いてしまうのです。
だから必死に頑張れば頑張るほど、知識は頭に入りません。試験の日は迫ってきて、気持ちも焦ってきます。睡眠不足でイライラしてきて、「何でこんなことをしなければいけないんだ!」と学校や親に対しても恨みの気持ちも起きてきます。
当然そういう感情のラベルを貼られた知識をA10神経群はますます脳に入れまいとし、そうするとますます焦りの気持ちが高まってきて……絵に描いたような悪循環の構図ですね。
親や先生には「勉強しなければいけない!」と強要することよりも「勉強することに興味を持つこと」「知識を得ることの楽しさ」を教えてほしいと切に願うものです。
しかしもう大人になってしまった私たち自身については、昔のことに腹を立ててもそれこそ逆効果ですので、無理に物事を暗記しようとするのではなく、何事にも興味を持って接していくように心がけてほしいと思います。