年末に買って年始に売るだけ…30代前半で億り人になった個人投資家が今でも毎年実践する効果的な投資法

年末に買って年始に売るだけ…30代前半で億り人になった個人投資家が今でも毎年実践する効果的な投資法

年末年始の休みを利用して「今後の資産運用をどうするか」見直しをする人も多いだろう。実は多くの投資家が投資戦略を見直すときこそ、投資のチャンスだ。個人投資家のまつのすけさんは「年末年始は“アノマリー”と呼ばれる現象が起きる。これを知っていれば、高い確率で利益を得られる可能性がある」という――。

年末年始のアノマリーを利用したイベント投資とは

年末年始は、多くの投資家が年間の取引を総括し、翌年の投資戦略を立て直す時期です。株式市場においては、この期間特有の「アノマリー」と呼ばれる現象が観測されることがあります。

アノマリーとは、一般的な理論やモデルでは説明が難しい、市場の長期的なパターンや傾向のことを指します。

日本株と米国株における年末年始のアノマリーを活用したイベント投資について、有効な方法を解説していきます。年末年始に特有なアノマリー(値動きの傾向)として、次のようなものが挙げられます。


クリスマスラリーと年始高

日本株・米国株のいずれも、12月後半から年始にかけて上昇しやすい傾向となっています。S&P500は12月24日から新年の2営業日目までの7営業日で、1969年以来での平均+1.3%と堅調です。

その背景には投資家の楽観ムードや税金対策のためのポートフォリオ調整などがあります。税金対策の売買とは、年内に税金を減らすための損失確定売りが出て、新年は売り圧力が弱まることや、新年に新たな投資資金が市場に流入することです。

日本の税制では売った翌日にすぐ買い戻しても売った分全額を損失に計上できますが、米国は一定期間あける必要があります。よって売ってから一定期間後に買い戻すという流れになるのです。

また、機関投資家のポジション調整も背景にあります。クリスマスラリー&年始高のアノマリー投資で、具体的な投資対象としては、日経平均・S&P500・NASDAQ100などの主要株価指数のETF・投信・先物などの選択肢があります。

なお、クリスマスラリーはサンタクロースラリーと呼ばれることもありますが、意味は同じです。

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https://kidsna.com/magazine/article/entertainment-report-241016-98867608

2024.12.23

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