「謙虚な人」という印象も残せる…"アピール強めの自己紹介"だけで傲慢不遜に思わせない3つのちょい足し言葉
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自己紹介が上手な人は何が違うのか。1000人以上の社長や企業経営者を指導したコミュニケーション戦略研究家の岡本純子さんは「面接やプレゼンの始まりで、自分の強みや存在価値を伝えられる人は、自分が何者かを表すキャッチフレーズを持っています。その上で過去の実績や今後の展望を語る流れの中で、人柄の良さも同時にアピールする方法がある」という――。 ※岡本純子『なぜか好かれる「人前での話し方」』(東洋経済新報社)の一部を再編集したものです。
「自分バリュー」を上げる「世界最高の自己紹介」のつくり方その1
「現在の自分が何者か」を2文に凝縮する
「キーメッセージ」×「フレームワーク」を利用して、自己紹介を極めてみませんか。自分の強み、ユニークさを短く伝える「自己紹介」をする機会は多々ありますが、「正解」がなく、なかなか悩ましいものです。
ここからは、すでにキャリアを持つ人が、フォーマルな場(転職の面接やプレゼン)で、しっかり自分の能力をアピールする「世界最高の自己紹介」のつくり方を紹介します。
こちらも、覚えやすい方程式をつくってみました。
基本のフレームワークは「現在→過去→未来」です。
ポイントはまず、「現在の自分が何者か」を2文で簡潔にまとめ上げ、自分のキャッチフレーズ(キーメッセージ)をつくること。
「I am+I do」で、自分の強み、存在価値を定義しましょう。
たとえば、私であれば、
<私の場合!>
I am:私は、エグゼクティブ向けの「話し方の家庭教師」です。
I do:プレゼンやスピーチなどのコーチングを通じて、企業トップや幹部のブレークスルーのお手伝いをしています。
となります。
とくに、「I am」の部分には、自分という存在を唯一無二のカテゴリーとして確立するために、自分を名詞化して、入れてみてください。
「菓子」なのか「車」なのか「電化製品」なのか。人は、モノを買うときに、無意識にその「カテゴリー」や「用途」を確認します。自分を名詞化して、カテゴリーを明確化することで、その商品の価値をよりわかりやすく伝えることができます。