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いよいよ育休から復帰。社内や社外、取引先への挨拶メールの送り方
育休が終わり、いよいよ職場復帰をする際に復帰の挨拶メールをすることの意味や、社内や社外、取引先などにどのようなメールを送ればよいのかについて考えてみました。
育休復帰後に社内・社外にメールを送る理由
仕事の基本である挨拶
職場復帰後は社会人として、きちんと復職の挨拶をしたほうがよいでしょう。今後、同じ職場で働き続けることも考えて失礼のないよう、丁寧な挨拶メールを送ることを心がけましょう。
感謝の気持ちを伝える
メールでは自分自身が長期間休みをもらえたことに対しての感謝の気持ちを伝えましょう。
育休中は、自分が抜けた穴を周囲の人たちがフォローして業務を行っていたのです。その人たちには職場復帰した時点で速やかに感謝の気持ちを伝え、仕事を代わってくれた人たちに恩返しをするつもりで仕事に励むとよいですね。
育休中に入社した人にも知ってもらえる
もしかしたら育休期間中に入社した人もいるかもしれません。そのような人たちに職場復帰したことを知ってもらうために、育休から復職した旨のメールを送りましょう。メールは一斉送信することで直接関わらない人にとっても職場復帰したことが周知されるきっかけになるので便利です。
どのタイミングで送るのか
挨拶メールを送るタイミングは、復帰初日がベストといえます。遅くなっても失礼にあたるので、なるべく初日に送った方が良いでしょう。メールの文面には「本日より復帰しました」などと入れておくことで、すでに在籍していることが分かり仕事がスムーズになる可能性があります。
育児復帰後の挨拶メールの内容
同じ部署・関連部署[社内編]
社内に復帰の挨拶メールを送るときは、子どもの様子も多少入れましょう。産まれた子どもについて全く触れないのも不自然なので、子どもの性別や年齢、成長過程くらいは知らせた方が良いかもしれません。
また上司への復帰挨拶はメールを送ること自体が失礼にあたる可能性もあるため、できるだけ直接挨拶に伺うのが望ましいです。
しかし、上司が忙しかったり、出張中などですぐにコンタクトが取れない場合は、一旦挨拶メールを送り、後日挨拶に行くようにしましょう。同僚などには、復帰する前に伝え、会社の近況を聞いておくと復帰後スムーズに仕事をすることができるので安心です。
取引先など[社外編]
取引先などの社外の人には職場名や名前、復帰した旨と、復帰後の部署などを報告します。
取引先にはほとんどが仕事としての付き合いなので、出産や子どもの近況などプライベートに関することには触れず、復職したことだけを端的に伝えると良いでしょう。
また頻繁に取引のある会社や、親しい人がいる場合は挨拶メールを送った後に改めて挨拶に伺うことをおすすめします。
メールの参考例
先輩・後輩・同僚の場合
本日より職場復帰することになりました、●●部の○○です。
出産・育児休暇中はご迷惑をおかけしました。
まずは長期間お休みをいただき、ありがとうございました。
育休をいただいたおかげで、子どもの成長をじっくり見守ることができました。
子どもは○歳になり、今年の春から無事に保育園に入園できました。
みなさんとまたいっしょに働けることをうれしく思います。
職場復帰するにあたり、私なりに準備はしてきたつもりですが、ご迷惑をおかけすることも多々あるかと思います。
約○年のブランクをできるだけ早く埋められるよう努力いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
上司の場合
本日付で職場復帰することになりました、●●部の○○です。
出産・育児休暇中はご迷惑をおかけしましたが、以前と同じ部署に復帰いたしました。
出張中とのことでしたので、メールにて失礼いたします。
戻られましたら、また改めてご挨拶に伺います。
復職後も今まで以上に業務が円滑に進むよう努力いたします。
今後も変わらぬご指導をよろしくお願い申し上げます。
取引先など[社外編]
○○株式会社
○○営業部 ●●様
ご無沙汰しております。○○営業部の●●です。
長らく育児休暇をいただいておりましたが、本日より職場復帰いたしました。
子育てをしながらの勤務となるため、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、
これまで以上に精一杯取り組んでいきますので、よろしくお願いいたします。
近日中に改めてご挨拶に伺う予定です。
簡単ではございますが、メールにて職場復帰のご挨拶に代えさせていただきます。
挨拶メールを送るときは相手の気持ちを考えて
育休明けの職場復帰する際の挨拶メールは、社内や社外、取引先によって内容が変わってきますね。周りとの関係をこれからも良好にしていくためにも、報告や挨拶メールは大事なコミュニケーションの一つです。
当日難しい場合でも、伝えることが大切なことなので、早めに感謝の気持ちを込めて挨拶するようにできるとよいですね。