【まめと私】#45 その後のハナシ
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イラストレーター。2015年に生まれた3歳の息子まめくん(愛称)とのほっこりかわいらしいエピソードを連載。2017年8月に第二子ゆめこさん(愛称)を出産し、連載にも登場し横峰家の子育てや家族のエピソードを執筆。Instagramでは30万人以上のフォロワーで人気沸騰中。新刊に「まめ旅inハワイ」(光文社)を発売中!
<毎月第1、第3水曜日更新>【まめと私】イラストレーターの横峰沙弥香さんの連載第45話です。
まめがまだ小さく、今ほど協力的ではなかった夫に対して不満を感じることもあったあの頃。
夫への愚痴や悪口だけは子どもには絶対に聞かせてはいけないという先人たちの教えを守り
不満は溜め込むしかありませんでした。
でもそれって精神衛生上悪い。
私は苦肉の策として、何か不満を感じたときにはあえて夫の好きなところを声に出して言う、という行動を思いつきました。
もう、自己暗示的な必死さを感じますね。
それくらい切羽詰っていたのです。
その結果、まめがパパを大好きになってくれたというところまでが前回の内容。
それに味をしめた私は現在に至るまでその行動を取り続けました。
途中からはさほど夫に対する不満も感じなくなり(これも追加効果なのでしょうか??)
それでも尚、続けたところ
3歳の息子も1歳の娘も異常なほどパパが大好き。
夫が家にいるときにはこぞってパパにくっつき、着替えも食事もお風呂もパパをご所望。
求められれば嬉しくなるものなのでしょう、夫はこちらが頼むまでもなく自ら進んで子ども達の用事を担当してくれるようになり
私はのんびりと仕事や家事ができます。
ああ……どんな経験も無駄にはならないんだ、
自己啓発や意識高い系の本を読み漁っていた若かりし頃の自分の頭を思い切り撫でてもふもふしてやりたい!
「しんどい時ほどポジティヴなワードを!」的なあれ、リアルにいいことあるんですね!
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