生後1ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方。起きている日中どう過ごす?ママたちにきく、昼間1日の過ごし方

生後1ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方。起きている日中どう過ごす?ママたちにきく、昼間1日の過ごし方

2018.03.24

生後1カ月の赤ちゃんと日中の過ごし方を考えたとき、赤ちゃんが起きている時間に何をして過ごしたらよいのか悩むママもいるかもしれません。自宅での過ごし方や外出してもよいのか、どのように1日過ごしたらよいのか、ママたちに生後1カ月の赤ちゃんとの昼間の過ごし方について聞いてみました。スケジュール例も紹介します。

生後1カ月の赤ちゃんの生活リズムは?

赤ちゃんが生後1カ月を過ぎると、ママも授乳ペースをつかんできたり、赤ちゃんとの生活に慣れてくる頃かもしれません。この時期の赤ちゃんのどのような生活リズムなのでしょうか。また、過ごし方についてママたちはどのような悩みがあるか聞いてみました。

生後1カ月頃の生活リズム

「夜間に授乳やおむつ替えがありましたが、起きる回数は増えなかったので生活リズムが落ちついてきたと感じていました。また、自分自身が睡眠不足にも慣れてきたように思います」(20代ママ)

「昼間に起きている時間が長くなってきたように感じました。新生児期と比べておっぱいを飲む量も増えたからか連続した睡眠時間も長くなったと思いました」(30代ママ)

生後1カ月の赤ちゃんの生活リズムは、授乳ペースが決まってきたり、新生児期と比べて睡眠時間や起きている時間がまとまりだすようです。他に、新生児期と変わらず昼夜逆転の生活リズムが続いていて、この頃は授乳とおむつ替えをしていた記憶がほとんどというママの声もありました。

生後1カ月の頃の過ごし方の悩み

「赤ちゃんはまだ寝たり起きたりの繰り返しだったので、昼間は家事以外にどのような過ごし方をしたらよいかわかりませんでした。いつ起きるかわからないので、自分のご飯を食べるタイミングも難し方です」(20代ママ)

「1カ月健診を終えて外出してもよくなりました。しかしどこに出かけたらよいかわからず買い物以外は、ほとんど1日自宅で生活していました」(30代ママ)

1カ月健診で医師の許可が出ると、赤ちゃんは自宅から外出できるようになるようです。しかし、ママたちは今まで病院と家の中でしか過ごしたことのない赤ちゃんとの外出に不安を感じるのかもしれません。


日中の自宅での過ごし方

赤ちゃんとママ
Ronnachai Palas/Shutterstock.com

ママたちは昼間、生後1カ月の赤ちゃんと家でどのように過ごしているのでしょう。

赤ちゃんが起きている時間、何して過ごした?

「赤ちゃんのおむつ替えや授乳以外で起きているときは、抱っこしていることが多かったです。機嫌がよいときはベビーベッドに寝かせて洗濯などの家事や自分のご飯を食べることもありました」(30代ママ)

「赤ちゃんが起きているときは、抱っこして子守り歌を歌ったり、ガラガラを振って見せていました。洗濯や掃除は赤ちゃんの就寝中にやるような方法にしていました」(20代ママ)

昼間、赤ちゃんが起きているときは、抱っこをしていたママが多いようでした。生後1カ月は歌や語りかけにはまだ反応しなかったけれど、起きているときはどんどん話しかけていたというママの声もありました。

赤ちゃんが寝ているとき

「赤ちゃんが寝ているときは、音を立てないように注意しながら洗濯や洗い物などの家事をして生活していました」(20代ママ)

「昼夜逆転の生活リズムだったので、赤ちゃんといっしょに寝ていました。睡眠はとれるときに取るしかないと思います」(30代ママ)

赤ちゃんが寝ているときは、ママも静かに過ごしていたようです。この時間を自分の自由時間にすると割り切って、お茶を飲んだり雑誌を読んだりしていたというママもいました。

両親や友だちがきたとき

「両親が午後2時間ほど家に来てくれました。赤ちゃんは眠っていましたが、両親は寝顔を見て満足そうでしたし、私も両親とゆっくり親子の会話ができました」(30代ママ)

「友だちを呼んで赤ちゃんをお披露目しました。赤ちゃんに負担がかからないよう、あらかじめ昼間の早い時間に来てほしいとお願いをすることで、ご機嫌のよい赤ちゃんをお披露目することができました」(30代ママ)

「自分の妹が遊びに来ると、赤ちゃんを抱っこしてくれたり、おむつ替えをしたりしてくれたので、私は自分のご飯を食べたり、洗濯などたまっていた家事をすることができました」(30代ママ)

両親や友だちなどが自宅に来て過ごすときは、赤ちゃんがご機嫌で起きている時間を選んでいるようでした。家に人が来る前に授乳やおむつ替えを済ませておくなど、準備に気を使っていたというママの声もありました。


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日中外出する場合の過ごし方

ママたちは生後1カ月の赤ちゃんとどのような場所に出かけているのでしょう。場所以外に持ち物や気をつけていたことを聞きました。

過ごしていた場所

「買い物をするためショッピングモールへ出かけることが多かったです。荷物を持てるように赤ちゃんは抱っこ紐で前抱きにしていました。モールは天気を気にせずお散歩気分で行けるので、生活圏内にあってよかったです」(20代ママ)

「ベビーカーでの散歩で公園へ行き、10分ほど休憩してました。3歳くらいの子どもの遊び声が聞こえると、赤ちゃんが反応することもありました」(30代ママ)

「赤ちゃんが朝とても早く起きるので、近所の公園にベビーカーで行き、私はベンチで朝食を食べることもありました。天気が良い日は赤ちゃんも嬉しそうにしていました。近所の公園でしたが、おむつや授乳ケープなどの準備は欠かさずしていました」(20代ママ)

ママたちが昼間外出する場合、自宅から近い場所が多いようでした。また、生後1カ月なので散歩であっても外出は短時間で済ますようにしていたというママの声もありました。

持ち物

「近所のスーパーに行くときも、おむつとおしり拭きのセットと着替え、授乳ケープ、保険証や体温調整できるようにおくるみを準備していきました」(20代ママ)

まだ長時間の外出をすることはないようですが、ママたちは何があってもよいように準備しているようでした。おくるみは防寒目的に持っていくほか、室内での温度調節にも使えるので、どの季節でも持ち歩いていたというママの声もありました。

気をつけたこと

赤ちゃんのおむつを換えるママ
iStock.com/danchooalex

「外出先の建物に着いたら、おむつ替えスペースや授乳室の場所を確認しておき、泣いたらすぐに行けるようにしています。まだ授乳ペースがつかめなかったので、いつ泣きだすか少し不安でした」(40代ママ)

「出かける時間帯は機嫌のよい午前中にしていました。昼前には家に帰り、午後はお昼寝をするという1日の生活リズムを作るように意識していました。いつもうまいくわけではないですが、就寝のリズムも作るように気を付けていました」(20代ママ)

外出先でお腹がすいたり、おむつが汚れて赤ちゃんが泣いてしまうことをママたちは不安に思うこともあるでしょう。赤ちゃんが泣いたらすぐに対応できるように外出中も気をつけているのかもしれません。授乳のことで頭がいっぱいだったというママもいました。


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生後1か月の赤ちゃんのタイムスケジュール例

先輩ママたちの声を参考に、生後1カ月の赤ちゃんのタイムスケジュール例を紹介します。

6時   起床・授乳・おむつ替え

    機嫌よく過ごす

8時半  就寝

10時   起床・授乳・おむつ替え

10時半  ママと遊ぶ

11時   散歩

11時   就寝(帰宅)

13時   起床・授乳・おむつ替え

14時   ママと遊ぶ・抱っこ・ゴロゴロ

15時   ぐずぐず

15時半  おむつ替え・授乳

16時   就寝

16時半  起床・おむつ替え

17時半  沐浴

19時半  授乳・おむつ替え

20時   就寝

23時半  授乳・おむつ替え

0時   就寝

3時   授乳・おむつ替え

6時   起床・授乳・おむつ替え

まだまだ頻回授乳だったり量が一定じゃなかったりして、ママは睡眠不足でしょう。また、上の子がいる場合は、規則正しい生活がなかなか難しい場合もあるかもしれません。

あくまでスケジュール例なので、親子に合ったスケジュールを作っていけるとよいですね。


生後1カ月の赤ちゃんのお世話のポイント

生活リズムを意識する

新生児のときに比べて生後1カ月の赤ちゃんは、起きている時間が長くなります。赤ちゃんが寝ていても朝になったらカーテンを開ける、昼間赤ちゃんが起きているときは外の空気を浴びるなどの方法で、生活リズムを少しずつ整えていきましょう。

ベビーバスからの卒業

生後1カ月検診が終わると、ベビーバスではなく、大人といっしょのお風呂に入れるようになります。お湯の温度は大人よりも少しぬるめが目安です。皮膚トラブルが起きやすい月齢でもあるので、皮膚を清潔に保てるように気を付けましょう。

おむつや服装にも気を付ける

生後1カ月を過ぎると、新生児サイズのおむつを卒業する子も出てくるでしょう。おしっこやうんちが漏れるようであれば、おむつのサイズアップの時期かもしれません。また、この時期はどんどんと身体が大きくなるので、ロンパースなどがきつくないか、様子を見てあげましょう。


赤ちゃんとの一日の過ごし方に悩んだとき

赤ちゃんとの過ごし方のパターンが決まってくると、たまには少し生活を変えた方がよいのかもと悩むママもいるかもしれません。ママたちはどのようにして悩みを解消していたのでしょう。

外出先を変える

「自宅から実家が近かったので誰かと話したくなったら出かけていました。母に赤ちゃんを見てもらってご飯を食べたり仮眠することもありました」(20代ママ)

「出産した時期が近いママ友の家に遊びに行きました。赤ちゃんの月齢が近いのでいろいろな悩みの相談がお互いできたのでよかったです」(30代ママ)

赤ちゃんと過ごし方に迷ったとき、いつもの外出先と違う場所に行くこともあるようです。週に1日は実家に行くなどの方法で、日常の買い物や病院以外の外出をしてリフレッシュしていたというママの声もありました。

1人の時間を作る

「昼夜逆転生活に少し疲れを感じたので、授乳後に赤ちゃんが満腹で寝ているときに、お世話セットを準備して旦那に赤ちゃんを頼んで、30分ほど散歩しました」(30代ママ)

赤ちゃんとの生活を楽しむママは、ひとりで過ごす時間も大事だったようです。ママがリフレッシュできると、同じような過ごし方でも悩みにつながらないのかもしれませんね。


生後1カ月の過ごし方は赤ちゃんに合わせて

眠る赤ちゃん
paulaphoto/Shutterstock.com

生後1カ月の赤ちゃんとの日中の過ごし方は、赤ちゃんのペースに合わせているようでした。昼間、自宅で過ごす以外に、外出もできるようですが、低月齢のうちは赤ちゃんの負担にならないように行動できるとよいかもしれません。

今回ご紹介したママたちの声を参考に、生後1カ月の赤ちゃんとの1日を楽しく過ごせるとよいですね。どうしても1日の過ごし方に不安があったり、授乳ペースや睡眠リズムに不安があったら、病院で医師に相談してみるとよいでしょう。


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