哺乳瓶の選び方のポイント。ちくびの素材や特徴、お下がりの考え方

哺乳瓶の選び方のポイント。ちくびの素材や特徴、お下がりの考え方

2021.04.06

育児用品の中でも使う頻度の高い哺乳瓶。どのようなことをポイントに選べばよいか知りたい方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、哺乳瓶の選び方のポイント、ちくびの選び方、哺乳瓶の関連アイテムの選び方、哺乳瓶のお下がりについてまとめました。

哺乳瓶を選ぶときに気になること

iStock.com/tusquare
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哺乳瓶には、素材や形、サイズなどさまざまな種類があります。どのように選べばよいか迷う方もいるかもしれません。哺乳瓶の種類やちくびの選び方など、気になることについてご紹介します。


素材

哺乳瓶の素材の種類には、プラスチック製とガラス製があるようです。まずはじめに、プラスチック製の哺乳瓶は軽くて持ちやすい特徴があります。赤ちゃんがミルクを飲むのに時間がかかっても、ママやパパの腕が疲れにくそうですね。また、ガラス製のものに比べて低価格なものが多いようです。複数本揃えたい場合などには、プラスチック製の哺乳瓶を選ぶとよいかもしれません。

一方でガラス製の哺乳瓶は、丈夫で傷つきにくいという点が特徴です。煮沸消毒をしても劣化しにくく、長く使いたい場合に選ぶとよいかもしれません。また、熱伝導のよいガラス製の哺乳瓶は調乳したミルクの温度を調節しやすいようです。ミルクを冷ますときや温めるときに、プラスチック製のものと比べて早く適温にできるでしょう。哺乳瓶の素材によって煮沸や電子レンジでの消毒が可能か、耐熱温度などが異なるようなので確認するとよいでしょう。


哺乳瓶の形には、ストレート型とカーブ型があるようです。ストレート型の哺乳瓶は、口が広く、調乳や洗浄がしやすい特徴があります。カーブ型の哺乳瓶は、赤ちゃんがミルクを飲むとき飲みやすい形に設計されているそうです。

他にも、くびれのついた形の哺乳瓶は握りやすいという感想を持つ方もいるようです。


サイズ

iStock.com/SDI Productions
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哺乳瓶のサイズは、メーカーによってさまざまです。小さいものから大きいものまで幅広くあるようですが、120mlから240mlのものが多いようです。赤ちゃんの月齢や飲む量、母乳育児の有無によって適量を入れられるサイズを選びましょう。

外出用や白湯を飲ませるときに使うものなど、用途別にサイズの異なる哺乳瓶をいくつか用意すると便利でしょう。

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哺乳瓶のちくびの選び方

iStock.com/SYUHEI IKEDA
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哺乳瓶のちくびの選び方に迷う方もいるかもしれません。哺乳瓶のちくびの選び方についてまとめました。


穴の形

哺乳瓶のちくびの形には、さまざまな種類があります。「丸穴」のちくびは、傾けるとミルクがこぼれ落ちるので、吸う力の弱い新生児から使いやすいようです。「クロスカット」のちくびは、吸う力によって出てくるミルクの量が変わってきます。「スリーカット」のちくびは、Y字のような穴になっています。

「スリーカット」は、「クロスカット」に比べるとミルクが出る量が少ないようなので、より強く吸える力がついた頃に使うとよいかもしれません。ミルクを上手に飲めるようになってきたら、徐々にステップアップしていきましょう。


素材

哺乳瓶のちくびは、素材にもいくつか種類があります。やわらかく弾力のある「天然ゴム素材」は、おっぱいの感触に近いようです。「イソプレンゴム素材」は、「天然ゴム素材」の感触と似ているそうです。耐久性はあまり強くないとも言われています。

「シリコンゴム素材」は、においが少ない点が赤ちゃんに受け入れられやすいかもしれません。感触が固めなところがあるので、赤ちゃんの様子に合わせて使い分けるとよいでしょう。


サイズ

哺乳瓶のちくびのサイズはメーカーによって、いろいろな種類があります。月齢に応じてSS~LLのサイズに分かれているものもあります。赤ちゃんの吸う力や飲み終えるまでにかかる時間などに合わせて、サイズアップしていきましょう。

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哺乳瓶ケース

外出先で授乳をする際に、哺乳瓶を入れて持ち運ぶ哺乳瓶ケースがあると便利かもしれません。哺乳瓶が傷ついたり割れたりしないように外からの衝撃から守る目的で、哺乳瓶ケースを使う方もいるようです。

また、保温機能のある哺乳瓶ケースを選べば、外出時に哺乳瓶にお湯を入れて哺乳瓶ケースに入れて持ち運び、外出先で保温されたお湯を使って調乳することもできるようです。保温時間は環境によっても異なるので、どのくらいのお湯の量と時間なら十分に保温できるか確認しましょう。


哺乳瓶を洗うブラシ

赤ちゃんが使う哺乳瓶を衛生的に保つためには、しっかり洗浄する必要があります。より洗いやすくするために、哺乳瓶が洗いやすいように設計されている専用ブラシを用意すると重宝しそうです。

哺乳瓶を洗うブラシにもさまざまな種類があります。哺乳瓶を傷つけにくいやわらかなスポンジ素材、固めの毛先で哺乳瓶の底の汚れもきれいに洗えるナイロン素材のブラシなど、好みの種類を選びましょう。

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哺乳瓶のお下がり

哺乳瓶のお下がりについて気になる方もいるかもしれません。お下がりに使用するときのチェックポイントについてご紹介します。


お下がりに使用するときのチェックポイント

哺乳瓶の傷やくもり、ちくびの劣化具合などをチェックして問題がなければ、お下がりすることもあるようです。赤ちゃんが使うものなので、汚れやべたつき、変色などがないか事前にしっかり確認しておきましょう。

哺乳瓶の目盛りが消えているものは、ミルクを作るときに量がわかりにくいのでお下がりするのは避けた方がよいかもしれません。


哺乳瓶のお下がりについての考え方はさまざま

きょうだい以外の人からの哺乳瓶のお下がりは、抵抗を感じる場合もあるかもしれません。哺乳瓶をお下がりする場合でも、ちくび部分は新しく買い替える方が多いようです。母乳とミルクのバランスによっても、考え方が変わってくるでしょう。

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赤ちゃんの月齢や様子に合う哺乳瓶を選ぼう

 iStock.com/monzenmachi
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哺乳瓶の種類には、哺乳瓶の素材や形、サイズなどさまざまなものがあります。赤ちゃんに合うものやママやパパの好みに合わせて選びましょう。赤ちゃんの成長や使い心地に応じて、サイズアップしたり買い替えたりして使いやすい哺乳瓶に出会えたらうれしいですね。

2021.04.06

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