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二人目に哺乳瓶を使い回す際のチェックポイントを調査
二人目の子どもが生まれるとき、一人目の時に使っていた哺乳瓶を使い回してもよいのか気になっている保護者も多いのではないでしょうか。二人目を出産した保護者は哺乳瓶の使い回しについてどう思っているのでしょう。保護者の声を中心に紹介します。
哺乳瓶の使い回しはあり?なし?
子どもができると何かと必要な育児用品は多いですよね。きょうだいがいる場合、お下がり品を上手に活用している保護者もいる反面、下の子の出産にあたり、哺乳瓶を買い替えるかどうか悩んでいる方も多いようです。
今回はお下がり品の中でもミルク授乳に必要な育児用品である哺乳瓶に注目して、きょうだいで使い回しをした方、しなかった方の意見や気をつけたこと、また、哺乳瓶まわりのさまざまなアイテムについて、気になるポイントを調査しました。
哺乳瓶の使い回しをした保護者の声
二人目の子に対する哺乳瓶の使い回しについて、保護者はどう感じているのでしょう。ここでは使い回しをしたという保護者の声を聞きました。
ガラス瓶のみ使い回した
30代ママ
30代ママ
一人目に使っていたプラスチックの瓶は、細かい傷がついていて衛生面が心配だったのでやめました。ガラス瓶のみ哺乳びん洗いでよく洗ってから煮沸消毒して使い回しました。
使い回しをしている保護者のなかには、使用前には必ず哺乳びん洗いで丁寧に洗浄し、煮沸消毒や電子レンジ消毒などの方法で清潔に保つことに気を配っているという声が多くありました。
乳首を買い替えて瓶のみ使い回した
30代ママ
2歳差の子どもがいます。乳首部分は劣化するので買い換えましたが、本体部分はガラス製のもプラスチック製のものもどちらもお下がりしました。ちなみにスパウトマグもそのまま使い回しています。年子なのでほとんど気になりませんでした。
30代ママ
乳首部分を買い替えるのを前提で、美品であれば他の人が使った哺乳瓶でも抵抗はありません。お下がり品を子ども用に購入し実際使用していました。育児用品はなにかと経費がかさむのでできるだけ節約したいですよね。
きょうだい間であれば哺乳瓶の使い回しに抵抗はないという声が多くありました。きょうだい同士であっても、実際口を付ける乳首部分は買い替える場合が多いようです。
哺乳瓶の使い回しを考える際、哺乳力の違いにも注意が必要です。上の子と下の子で哺乳力が異なる場合、乳首の穴の大きさを調整したり、新しい乳首を選ぶ必要があるかもしれません。また、スパウトマグなど他の育児用品の使い回しについても、衛生面や安全面を考慮しながら判断することが大切です。
哺乳瓶の使い回しをしなかった保護者の声
使い回しをしなかったというケースについても、理由などを聞いてみました。
心理的な抵抗感
30代ママ
哺乳瓶は口に入るものなので、いくらしっかり消毒したり哺乳瓶洗いで洗っているとはいえ使い回しは抵抗を感じます。うちは長男が母乳よりミルクの比率が高く哺乳瓶の使用頻度が高いこともあって、次男には使い回しませんでした。
30代ママ
最初はしっかり哺乳瓶洗いすれば使い回しもよいかと思ったのですが、母が、私が生まれたときに兄の哺乳瓶を使い回したという話を聞いたら生理的な抵抗感を感じてしまいました。出産した二人目が女の子だったので、なんとなく使い回すのをやめました。
哺乳瓶の使い回しに抵抗を感じる理由は様々です。衛生面の不安や心理的な抵抗感が主な要因ですが、子どもの性別や年齢差によっても判断が分かれるようです。消毒や哺乳びん洗いを徹底しても、新品を使いたいという気持ちがあるようです。
必要がなかった
30代ママ
上の子は混合育児でしたので哺乳瓶を使っていましたが、下の子は母乳で育てたので哺乳瓶の使い回しをしませんでした。必要だとしても結構使い込んでいたのでしなかったかもしれません。
30代ママ
下の子を妊娠中に新しい哺乳瓶を数本購入しました。1日に繰り返し使うので基本的には新しい哺乳瓶を使用し、上の子のお下がりは予備や練習用の哺乳瓶としてキープしています。
哺乳瓶の使い回しはきょうだいであってもメインとしては使わないという声も聞かれました。母乳とミルクのどちらが中心なのかによっても、哺乳瓶の使い回しに対する考え方は変わってくるかもしれませんね。
また、使い回しをせずにあまってしまった哺乳瓶は、思い出の育児用品として大事にとっておくという声や、ママ友からのアドバイスで割れやすい幼児用おせんべいや携帯用ミルクのケースにしたというアイデアも。いざというときのために防災リュックに入れたという声もありました。
哺乳瓶を使い回した保護者が気にしたポイント
哺乳瓶の使い回しをした保護者が気にした点にはどのようなものがあったのでしょうか。お下がりするか迷ったときに注目したいポイントを、保護者の声から紹介します。
乳首部分の劣化
30代ママ
3歳差のきょうだいです。上の子が卒乳した後きちんと消毒して保管していましたが、乳首部分が黄色く変色し少しべたべたしていました。2人目を出産し退院した日に気づき、急いで夫に乳首部分を買ってきてもらいました。
30代ママ
シリコン製の乳首だったので劣化すると思い、哺乳力も気になったので新しいものに買い替えて使用しました。どんなに消毒していても、劣化は防げない気がします。
乳首部分の劣化具合を気にしたママは多いようです。乳首の変色やべたつきが気になる場合、乳首だけでも新しいものを用意したほうが無難かもしれませんね。
また、新しい乳首を購入する際、哺乳力の違いにも注意が必要です。上の子と下の子で哺乳力が異なる場合、乳首の穴の大きさを調整したり、新しい乳首を選ぶ必要があるかもしれません。瓶との適合サイズが気になったという声もありました。
哺乳瓶の傷や破損
30代ママ
哺乳瓶を使い回したとき、本体に傷やくもりがないか目でよく確認しました。目視で確認しにくいときは、水を入れて光にかざしてみると細かい傷も見つけやすいです。
30代ママ
久しぶりのミルクだったので、練習しようと出してみたらプラスチックの哺乳瓶本体に小さな傷がいくつかありました。内側にはなく外側だけだったので気にせず使い回しましたが、内側にあったら使わなかったかもしれません。
ガラスやプラスチックの本体の破損を買い替えの目安としているという声が多くありました。また本体だけでなくキャップ部分が割れていることもあるので注意が必要かもしれません。
目盛りの見やすさ
30代ママ
上の子から使い回した哺乳瓶の中には、目盛りの表示が消えかかっているものもありました。見えないと困るので出産前に気づいてよかったです。
30代ママ
哺乳瓶のロゴや目盛りが削れている哺乳瓶がありました。目盛りが見えなくもないのですがパッと見たときにすぐわかる方がよかったので、練習用に回して結局は使用しませんでした。
ミルクを作るときに必要な目盛りが消えてしまう場合もあるようです。調乳の目安になる部分なので、見落とさないよう気にかけられるとよいでしょう。哺乳瓶を安心して使い回せるかどうか、使用前に目視で充分確認しておきたいですね。
使用前に再消毒
30代ママ
ガラス瓶は見た目はきれいでも衛生面が気になったので、哺乳瓶を使い回す場合は使う前に2回くらい消毒してから使用しました。ママ友からスチーム除菌ができる消毒ケースをもらったので、練習として出産前に使ってみました。
40代ママ
しまうときはきちんと消毒してから保管していましたが、もう一度消毒してから下の子に使いました。上の子が最後に使ってから3年半程たっていたので繰り返し消毒したと思います。
哺乳瓶の使い回しをする際は、よく消毒してから使う方が多いようです。消毒してから保管する場合が多いかと思いますが、使用前にもう一度、哺乳瓶洗いでの洗浄や消毒をしておくとより安心して使いやすいかもしれませんね。
きょうだい間であっても、消毒や哺乳瓶洗いを徹底したあとに人にあげられるくらいのキレイさになっているかを使い回しの目安にしたという声もありました。
哺乳瓶まわりで使い回した育児用品
育児用品の中でも、哺乳瓶やその周辺アイテムは頻繁に使用するため、2人目以降の子どもに使い回すことも多いようです。ここでは、実際に保護者が使い回した哺乳瓶まわりの育児用品とその体験談を紹介します。
スパウトマグ
30代ママ
上の子が使っていたスパウトマグを下の子に使い回しました。哺乳力の練習にもなるし、ママ友からも『使い回して大丈夫だよ』とアドバイスをもらったので安心して使えました。
40代ママ
最初は新品を買おうと思ったのですが、上の子のスパウトマグがまだ十分使える状態だったので、しっかり消毒してから下の子に使い回しています。しっかりしたものを買っておくと経済的にも助かりますね。
スパウトマグは哺乳瓶から一般的なコップへの移行期に使用される育児用品です。適切に洗浄・消毒を行えば、2人目以降の子に使い回す方が多いようです。ただし、スパウトの部分に傷やヒビが入っていないか、使用前に必ず確認することが大切かもしれません。
哺乳瓶洗い・消毒用品
20代ママ
哺乳びん洗いのブラシは、2回目の出産の際に新調しましたが、消毒ポットは上の子の時のものをそのまま使っています。ガラス製なので、きれいに洗えば問題ないと思いました。
30代ママ
消毒用のお湯を沸かすケトルは、4年間ずっと同じものを使っています。哺乳瓶や乳首の消毒に毎日10回以上使用しているので、買い替えるのがもったいなくて。
哺乳瓶洗いや消毒用品は、適切に管理されていれば長期間使用できる育児用品の一つと言えるかもしれません。特に消毒ポットやケトルなどの耐久性の高いアイテムは、複数の子どもに渡って使用されることが多いようです。ただし、ブラシなどの消耗品は衛生面を考慮して定期的に交換することが望ましいかもしれません。
哺乳瓶・乳首用のケース
30代ママ
哺乳瓶と乳首を入れるケースは、上の子の時に使っていたものをそのまま下の子にも使用しています。母乳とミルクを使い分けているので、ケースが2つあると便利なんです。
30代ママ
外出時に使う哺乳瓶ケースは、上の子の時に使っていたもの使い回しました。ただ、乳首を入れる小さなケースはなんとなく衛生面が気になったので新しく買い足しました。
哺乳瓶や乳首用のケースは、適切に洗浄・乾燥させることで、複数の子どもに使い回すことができる育児用品の一つと考えている方は多いようです。ただし、乳首を直接入れるような小さなケースは、傷や劣化が目立ちやすいため、新しく購入する保護者が多いかもしれません。使用状況や個人の判断によって、使い回すか新調するか決めるのがよいかもしれませんね。
哺乳瓶の使い回しは状態や衛生面で判断して
哺乳瓶の使い回しを使用するかどうかは、衛生面や心理的な抵抗感による心配、また使用頻度などによって異なるようです。
哺乳瓶を使い回す場合でも、乳首部分は買い替えるという声が多く聞かれました。衛生面で気になる基準は人によってさまざまですが、哺乳瓶が劣化しすぎていないかや破損はないかなどを目で確認し、安心して使えるよう気にかけられるとよいでしょう。
出産後は子育てに忙しくなってしまうかもしれません。パパといっしょに余裕をもって準備できるとよいですね。また、ママ友に相談したり、育児用品店のスタッフさんなどにアドバイスを聞いたりして判断したという声も聞かれました。哺乳瓶の使い回しは、赤ちゃんの健康と安全を第一に考え、家庭の状況に合わせて決めていくのが最適かもしれませんね。
哺乳瓶の使い回しに特に抵抗は感じません。下の子が使うときは乳首部分だけ新しいのに替えて使いましたが、問題なく使用できました。ほとんど母乳育児のため外出のときに使うだけなので。