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子どもに友だちはいる?友だち作りで心配なことやママが手助けできること
友だち作りのためにママたちが試した方法
子どものおしゃべりが上手になってきたり、保育園や幼稚園に通い始めると、友だち作りについて気になるママやパパもいるでしょう。今回は、子どもに初めて友だちができたのはいつ頃かや、子どもの友だち作りのためにママたちがしたこと、子どもが友だちと楽しめる遊びについて、ママたちの体験談をまじえてご紹介します。
子どもに友だちができたのはいつ?
子どもが周囲の人とコミュニケーションを取れるようになってくると、同じ年頃の友だちがいるのかや、仲良く遊べているのかなどが気になるママやパパもいるようです。
子どもに初めて友だちができたのはいつ頃かや、友だち作りについて心配だったことなどをママたちに聞いてみました。
50代・男の子のママ
30代・女の子のママ
3歳頃になって、保育園で月齢の近いお友だちとよくごっこ遊びをするようになりました。ただ、機嫌が悪いと話しかけられても『やだ!』と言って拒むことがあるので、友だちとうまく付き合えているのか気になりました。
30代・男の子のママ
子どもは物怖じしない性格のようなので、どちらかといえば積極的に友だちを作っていけているタイプだと思います。おもちゃの貸し借りが上手にできていないのを見て、少し心配になったことはあります。
30代・女の子のママ
3歳の娘は子ども相手だと人見知りをするようで、話しかけられても黙ってしまうことが多く、友だち作りが苦手なタイプに思えて心配でした。広場などでおもちゃをとられてもそのまま固まってしまい、『貸して』と言われても貸せません。何をどう伝えたらよいか、まだわかっていないのかなと思います。
子どもの中にも、自分から積極的に話しかけて友だちを作れる子や、一人遊びが好きで複数人での遊びが苦手な子など、さまざまなタイプがあるようです。
子どもの友だち作りについて、心配なことがあったママは複数いました。
子どもの友だち作りのためにママたちがしたこと
子どもの友だち作りについて心配なことがあるときに、ママやパパが実際に試した方法について聞いてみました。
子どもが多い場所に連れて行く
30代・男の子のママ
保育園に通う前は、児童館に通っていろいろな子と接する機会を作るようにしました。
50代・男の子のママ
保育園から幼稚園に転園したあと、退園後にそのまま園庭で習えるサッカー教室に入りました。仲のよい友だちができるか心配でしたが、サッカー教室で同じクラスの生徒同士で仲よくなれました。
公園や児童館などの子どもが多い場所へ連れて行き、年齢の近い子とふれあう機会を作っていたというママの声が多くありました。少しずつ友だちと接することに慣れたり、同じ好みを持っている友だちを見つけることはよい方法かもしれませんね。
声かけする
30代・女の子のママ
初めて自宅に年齢の近い子が来てくれたときに、おもちゃを貸してあげることができず、親から見ても我が子が意地悪に見えてショックでした。『今度遊びにきてくれたら貸してあげようか?』『みんなで遊んだら楽しいよ』と声をかけていたら、少しずつできるようになってきました。
年齢の近い子との関わりに慣れないうちは、話しかけられても固まってしまったり、どう反応してよいかわからない子もいるようです。ママやパパが声かけして緊張をほぐしたり、関わり方のヒントを伝えてあげられるとよいでしょう。
接し方の手本を見せる
30代・男の子のママ
私が近くのお友だちに声をかけたり誘ったりしたのをきっかけに、自然と子ども同士もいっしょに遊びはじめることがありました。集団で遊んでいる子どもたちがいるときは、親子で『いっしょに遊んでいい?』と輪に入れてもらいました。
「お友だちのところへ行っておいで」と促しても、恥ずかしがって子どもだけではなかなか話しかけられない場合もあるでしょう。いっしょに行ったり、ママが他の子に声かけしたり、どう接したらよいかの手本を見せてあげるとよいかもしれません。
子どものペースにまかせる
30代・男の子のママ
おもちゃの貸し借りなどが上手にできていないときは、しばらく子ども同士のやり取りを見て、それでも解決しないようであれば声をかけるようにしています。
その場の環境に慣れさえすれば自分から話しかけられる子や、一人遊びで満足している子もいるかもしれません。親が介入しすぎるとよくないかもしれないと考え、少し離れて見守るようにしているとのママの声がありました。
先生に相談してみる
30代・男の子のママ
幼稚園生の頃に、息子が女の子とばかり遊んでいるのが心配だったことがあります。先生に相談してみましたが『普段は男の子とも遊んでいますし、特定の誰かというより男女関係なくみんなと遊んでいるので、全く心配ありませんよ』と言われて、一安心しました。
30代・女の子のママ
保育園のお迎えに行ったときによく一人で遊んでいるので、友だちがいないのかなと思いました。面談の際に先生に相談したところ『一人遊びが好きなようだけれど、友だちと仲よく遊んでいることもあるので、焦る必要はないと思います』と教えてくれました。
子どもが普段友だちとどのように接しているのか、周りの同年齢の子どもたちはどのような友だち関係を築いているのかが気になったら、幼稚園や保育園の先生に聞いてみるのも一つの方法でしょう。
子どもが友だちと楽しめる遊び
子どもが友だちと仲良くなるには、いっしょに楽しめる遊びをするのが一番早い方法かもしれません。友だちと楽しむ遊びにはどのようなものがあるのでしょうか。
30代・女の子のママ
3歳と4歳の娘が公園で友だちに会うと、自然と鬼ごっこやかくれんぼが始まります。男の子も女の子も混じって遊べますし、初めて会う子がいつのまにか加わっていたりするので、今も昔も子どもの遊びは変わらないんだなと感じます。
30代・男の子のママ
3歳の息子はブロックで組み立てたものを乗り物やロボットに見立て、友だちとごっこ遊びを楽しんでいます。
30代・女の子のママ
娘はかわいいものが好きなので、女の子同士で遊ぶときは、100均でシールや折り紙、カラフルなメモ帳などを買っていくとよろこばれます。自由に絵を描いたり折ったりシールを貼ったりして創作し、友だちと褒めあったりアイディアを出し合ったりしています。
50代・男の子のママ
幼稚園の頃は屋外ではサッカーをして遊ぶことが多かったです。室内遊びは、4歳の頃は車や電車のおもちゃ、5歳~6歳頃はヒーローごっこに夢中でした。
屋外での遊びは、男の子も女の子も体を動かして楽しんでいるという声が複数ありました。室内遊びでどのようなものを好むかは、年齢や性別によっても変わるようです。
子どもたちが楽しめる遊びを提案してみんなで盛り上がることができれば、友だち作りにつながるかもしれませんね。
子どもの友だち作りを見守ろう
子どもの友だち作りについてママたちの体験談を伺ったところ、心配なことがあったという声が多くありましたが、子どものペースに任せたりちょっとした声かけを工夫したりすると、自然と友だちと接することに慣れていくこともあるようです。
子どもにもさまざまなタイプがあり、友だちといっしょに遊ぶのが得意な子や、ひとりでのんびり遊ぶのが好きな子もいるでしょう。無理に友だち作りを促すのではなく、子ども自身が友だちと遊びたいと感じるのを待つのも一つの方法かもしれません。
子どもの様子にあわせながら、友だち作りを見守ることができるとよいですね。
1歳のときに公園で知り合った子と同じ保育園に入り、毎日いっしょにすごしていました。年少になり保育園から幼稚園に移ったときは、新たな環境で友だちができるか心配でした。