授乳ゴムで快適に授乳しよう!おしゃれなストラップやシュシュ風の作り方

授乳ゴムで快適に授乳しよう!おしゃれなストラップやシュシュ風の作り方

種類や使い方もご紹介

2019.08.19

授乳中にめくりあげた服が落ちてこないように固定してくれる授乳ストラップ(ゴム)。どのような種類や使い方があるのか知りたい、簡単にできる作り方で手作りしてみたいというママもいるでしょう。今回は授乳ゴムの種類や使い方とあわせて、ヘアゴムで作る方法やオシャレなネックレス風授乳ゴムの作り方をご紹介します。

授乳ストラップ(ゴム)とは

授乳中に胸の上までめくりあげた服が落ちてこないよう、固定する用途で使うゴムや紐のことを授乳ストラップ(ゴム)と言います。伸縮性があり使いやすいゴム以外に、革紐や布で作られたものもあり、まとめて授乳ストラップと呼ばれることが多いようです。

授乳のときに服を手で押さえたり脇やあごに挟む必要がなく、授乳服以外や前開きではない服で授乳するときにも便利なアイテムです。授乳のためにファッションを制限することなくおしゃれに楽しみたい、さらに授乳も快適にしたいというママが使っている場合が多いようです。

気に入ったデザインの授乳ゴムを購入しているママや、簡単にできる作り方で使いやすいものを作っているママもいて、入手の仕方はそれぞれでしょう。赤ちゃんの吐き戻しが多い場合は、洗い替えを考えて複数持っておくとよいかもしれません。

授乳ゴムの種類

ストラップ
iStock.com/Anna Vereshchak

授乳ゴムにもさまざまな種類がありますが、長さをポイントに考えると、主に2つの種類に分けられます。


ストラップタイプ

首から下げて使う、長さのあるストラップタイプは、授乳中以外にかけたままでも違和感がないおしゃれなものやネックレスとして兼用できるもの、首が凝らないよう幅広の紐で作られたものなど、さまざまな種類があります。

使い方は、まずストラップをネックレスと同様に首から下げます。下げたストラップを服の中に通し、服の下から先の部分を取り出します。その輪にもう一度頭をくぐらせて首にかけると、服の前面がまくり上げられ、落ちないように固定されます。

首にしっかり固定できるので、授乳ゴムを使っているママの中ではこちらのストラップタイプが主流となっているようです。


シュシュタイプ

長さの短いシュシュタイプは、スナップボタンで開閉式になっており一本の紐状にできるものや、大きめのモチーフがついていて反対側の輪を引っ掛けるものがあります。使わないときは腕にブレスレットのようにつけておくこともできるようです。

使い方は、服を襟口まで大きくめくりあげ手でつかんでひとまとめにし、シュシュで襟口を通しぐるりと巻いてスナップボタンでとめるか、モチーフに反対側の輪を引っ掛けてとめます。

シュシュタイプは襟口に服の重さがかかるので伸びてしまいそうで心配というママの声もありました。ハイネックやタートルネックの服を着ているときには使えないのと、セーターなどの厚みがあり布面積が大きい服だとシュシュの大きさによってはまとめにくく、使うときの服を選ぶタイプでしょう。

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授乳ストラップ(ゴム)の作り方

縫物
iStock.com/violet-blue

授乳ストラップ(ゴム)には市販のものも豊富にありますが、洗い替えを考えて安価なものを手作りしたいというママや、オリジナルのかわいい授乳ゴムを作りたいと考えるママもいるでしょう。

ここではストラップタイプの授乳ゴムについて簡単な作り方をご紹介します。


ヘアゴムで作るシンプル授乳ゴム

材料:

ロングヘアゴム、ハサミ

作り方:


  1. ロングヘアゴムを80cm~100cmの長さにハサミで切る
  2. 1.の両端を固く結んで完成

急ぎの場面で必要なときや、自宅で使うときにすぐ作れるシンプルな授乳ゴムです。まずはこの授乳ゴムを作ってみて、使いやすい長さをみつけてからおしゃれな授乳ゴム作りにチャレンジしてみてもよいかもしれません。

自分で好きな長さに切って使えるロングヘアゴムは、100円均一ショップでも手に入ります。首への負担を軽くしたい場合は幅の広いゴムを選んだり、ゴムを三つ編みにして太くしてみてもよさそうですね。


シュシュ風授乳ゴム

材料:

布、ロングヘアゴム、ハサミ、針、糸

作り方:


  1. ロングヘアゴムを80cm~100cmの長さにハサミで切る
  2. 布を1.で切った長さの2倍×5cm幅の大きさにハサミで切る
  3. 布を筒状に縫い合わせ、中に1.を通す
  4. 通した1.の両端を固く結ぶ
  5. 3.の布の両端も縫い合わせて完成

ゴムを布で包んでいるので首にあたる部分がやわらかく、使い心地のよい授乳ゴムです。こちらも材料は100円均一ショップなどで揃えることができるので、比較的安価で作れるでしょう。好きな柄の布を使ったり、いくつかの色や模様の布を組み合わせておしゃれにもできそうですね。


ネックレス兼用授乳ゴム

材料:

ナイロン糸、コットンパール、マグネットクラスプ(留め具)、つぶし玉、丸カン、ボールチップ、ハサミ、平ヤットコ

作り方:


  1. 作りたいストラップの長さに15cmほど加え、ナイロン糸をハサミで切る
  2. つぶし玉にナイロン糸を通し、輪ができるようにもう一度通す
  3. つぶし玉をできるだけナイロン糸の端の方に寄せ、ナイロン糸を引き締めたら、平ヤットコでしっかりつぶす
  4. 2~3mm残してナイロン糸をカットし、ボールチップを長い方のナイロン糸から通してつぶし玉が収まるように閉じる
  5. コットンパールを作りたい長さに達するまでナイロン糸に通す
  6. ボールチップを外側に向くように通し、2.と同様につぶし玉も通す
  7. つぶし玉をボールチップの中に入る位置まで寄せ、ナイロン糸を引き締めたら平ヤットコでしっかりつぶす
  8. ナイロン糸を2~3mm残してカットし、ボールチップを閉じる
  9. ボールチップの輪に丸カンでマグネットクラスプをつなぐ

コットンパールで作ったおしゃれなネックレスとしても使える授乳ゴムです。伸縮性のあるナイロン糸とマグネットクラスプというマグネット式の留め具を使っているので、赤ちゃんに引っ張られたときでも糸が切れにくく、留め具が外れてくれるので安心して使えそうですね。

コットンパールの色や大きさを変えて組み合わせたり、木製ビーズを使ったりとさまざまなデザインで楽しめるので、おしゃれなハンドメイドに興味のあるママはぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

授乳ゴムを活用して授乳時間を快適にしよう

授乳
iStock.com/kdshutterman

授乳ゴムや授乳ストラップにはいくつかの種類や使い方がありますが、どれも普段の授乳に手軽に取り入れられるもののようです。

100円均一ショップで手に入る材料でも作ることができるので、お試しで簡単なものを作ってみたり、アレンジを加えた作り方を楽しんでみてもよいでしょう。

お気に入りの授乳ゴムで、授乳の時間が少しでも快適になるとよいですね。

2019.08.19

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