育児休業給付金支給日の初回はいつ?通知から何日で振り込まれたのかや計算方法

育児休業給付金支給日の初回はいつ?通知から何日で振り込まれたのかや計算方法

2018.10.04

育児休業給付金支給日はいつなのかや支給額の計算方法が気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、育休期間がいつからかや初回と二回目以降の給付金の申請方法と問い合わせ先について、通知が来てから何日後に振り込まれたかのママたちの体験談をご紹介します。

育児休業給付金の概要

まずは育児休業給付の基本的な概要について、厚生労働省の資料をもとにまとめてみました。


受給要件

育児休業給付金は、育休が終わったあとに職場復帰をすることを前提として支給される給付金のようです。育児休業中に給与を受け取っていない場合に支給され、パパが育児休業を取得する場合も対象となるようです。

受けるための条件としては、育休が始まった日より前の2年間のうちに雇用保険の加入期間が12カ月以上あることが必要となるそうです。


支給額の計算方法

育児休業給付金の支給額は、休業開始時賃金日額をもとに計算されるそうです。 休業開始時賃金日額とは、育児休業が始まる前の6カ月間の給与総額を180で割った金額で、育児休業開始から6カ月間は【休業開始時賃金日額 × 支給日数×67%】を受け取れるとされています。6カ月が経過すると【休業開始時賃金日額 × 支給日数×50%】が1日あたりの支給額となるようです。

例えば平均して月額20万円の収入があった場合、育休開始から6カ月間は月額およそ13.4万円、6カ月が経過してから月額およそ10万円と計算できるようです。

育休の期間はいつからいつまで?

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育児休業給付金が支給される期間は、具体的にいつからいつまでとなるのでしょうか。


対象となる期間

出産日から58日までは産休にあたる期間とされているため、産後休業から続けて育休を取得する場合は58日目以降が育児休業の開始日となるようです。厚生労働省の資料によると、男性の場合も育児休業給付の対象となり、配偶者の出産日当日から支給を受けられるとされています。育児休業の取得を検討しているパパも知っておけると安心かもしれません。

いつまで支給されるかについては、原則として子どもが1歳となる日の前日までとされているようです。ただし、子どもが1歳になる前に職場復帰をした場合は、復帰日の前日までが対象となるようです。


期間の延長はできる?

支給期間は基本的に1歳の誕生日が目安とされていますが、期間の延長ができる場合もあるそうです。保育所などに保育希望の申込みをしているにもかかわらず、預けることができないなどの一定の条件を満たす場合、最長で2歳まで育児休業の延長申請が可能となるようです。延長の申請期限については、育休が終了するまでの期間に保育所に申込みしていることが条件となるそうです。

育児休業の延長を考える際は、保育所がいつから申込みできるかについて、事前に自治体などに問い合わせて把握しておけるとよいかもしれません。

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育児休業給付金の申請の流れ

基本的な育児休業給付金の申請の流れについて見ていきましょう。


初回の申請方法

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育児休業給付金の手続きを希望する場合、まずは受給資格の確認を行う必要があり、確認は原則として勤務先が行うようです。受給資格があると判断されると「育児休業給付受給資格確認通知書」と「(初回)育児休業給付金支給申請書」など、初回申請のための書類が交付されるそうなので、勤務先から本人の記入が必要な書類を受け取りましょう。

振込を希望する金融機関の口座番号など、必要事項を記入して提出となりますが、提出期限や添付書類などは勤務先に確認しておけるとよさそうです。


二回目以降の申請方法

初回の申請後は2カ月に1度の追加申請を行うようになり、2回目以降も毎回ハローワークから交付される「育児休業給付支給申請書」の提出が必要となるようです。申請期限については、あわせてハローワークから交付される「育児休業給付次回支給申請日指定通知書」に、いつまでに提出するとよいか通知されているようです。申請忘れがないように、スケジュールや持ち物を把握しておけるとよいかもしれません。


問い合わせ先について

初回の申請が遅くなりそうな場合や、詳しい支給日が知りたい場合の問い合わせはどこにすればよいのでしょうか。基本的には勤務先を通して申請するため、会社の担当窓口に問い合わせをするとよさそうです。

また、自身で申請をする場合は管轄するハローワークで相談するとよいようです。詳しい支給日などは個人情報にあたり、電話での問い合わせはできないようなので、直接出向いて確認してみましょう。

【体験談】育児休業給付金支給日はいつ頃だった?

育児休業給付金支給日が申請してから何日後になるかは、勤務先によっても若干の違いがあるかもしれません。実際の育児休業給付金支給日に関して、ママたちの体験談をご紹介します。

「会社に提出をしてもらった初回の申請は、おおよそ1週間以内に振り込まれていました。2カ月後に行った二回目以降の申請のときも、育児休業給付金支給日は提出した日から2日から4日後くらいでした」(30代ママ)

「初回の申請を終えて2回目の申請をしたときに、ハローワークの窓口で育児休業給付金支給日について問い合わせたところ『5営業日以内、遅くても1週間後を目安に』と言われました。それから3日後に口座を確認したところ、実際に給付金振り込まれていて比較的早いのだなという印象でした」(20代ママ)

ママたちによると、育児休業給付金支給日は申請してから1週間以内だったという声がありました。何日経っても振り込みがない場合は、勤務先に申請書が提出されているか問い合わせてみてもよいかもしれません。

振り込みがされているかの確認を忘れずに

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育児休業給付金支給日は、申請後およそ1週間程度というママの声がありました。何日か経過しても振り込みや申請を受理したという通知がないときは、手続きの状況について勤務先に確認してみることも大切になってくるでしょう。

申請を本人が行う場合は、初回や二回目以降の手続きに必要な持ち物など、事前にハローワークに問い合わせて疑問点を解消しておけるとよさそうです。対象期間はいつからいつまでなのか、給付金がいくら支給させるのか自分で計算をしてみるなどし、育休期間に向けた準備を進められるとよいですね。

出典:Q&A~育児休業給付~ / 厚生労働省

※記事内で使用している参照内容は、2018年10月3日時点で作成した記事になります。

2018.10.04

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