生後2ヶ月の赤ちゃんとの外出。時間や頻度、夏や冬など季節ごとのおすすめグッズや注意点など

生後2ヶ月の赤ちゃんとの外出。時間や頻度、夏や冬など季節ごとのおすすめグッズや注意点など

2018.09.01

生後2ヶ月の赤ちゃんとのお出かけや外出について、適切な時間や頻度を知りたい保護者もいるかもしれません。今回の記事では、生後2ヶ月の赤ちゃんとお出かけや外出するときの時間や頻度、春夏秋冬の季節でお出かけの時間帯を変えた方がよいのか、外出にあるとよいものや気をつけたいことを、保護者たちの体験談を交えてご紹介します。

生後2ヶ月の赤ちゃんと外出するきっかけ

赤ちゃんが生後2ヶ月頃になると、起きている時間が徐々に長くなってきて、そろそろ外出を始めようかと考える保護者もいるかもしれません。生後2ヶ月の赤ちゃんとお出かけするきっかけについて保護者たちに聞いてみました。

「生後2ヶ月くらいから生活リズムを整えることに慣れていこうと考えて、外で散歩するようにしました。始めのうちは家の周りを1周するなどして、少しずつ慣らしていきました」(30代ママ)

「産後は家の中にほぼずっといましたが、私の体調が元に戻ってきたので自分の気分転換も兼ねて生後2ヶ月の赤ちゃんといっしょに外出しました」(20代ママ)

「産後の買い物はネットスーパーを利用していましたが、赤ちゃんが生後2ヶ月に入った頃から近所のスーパーに、外出も兼ねて赤ちゃんと行っていました」(30代ママ)

生後2ヶ月頃の赤ちゃんと外出へ行こうと考えるきっかけはさまざまなようですが、授乳間隔や睡眠の間隔が新生児の頃より広がってきて、お出かけするようになったという保護者もいるようです。生後2ヶ月の赤ちゃんと外出する場合は、静かな場所や、空気の淀んでいそうなところは歩くのを避けたという保護者の声もありました。


生後2ヶ月のお出かけする目的や行先

生後2ヶ月の赤ちゃんとの外出は、赤ちゃんの発達促進や保護者の気分転換など、さまざまな目的があります。赤ちゃんの月齢に合わせた適切なお出かけ先選びが重要です。ここでは、おすすめの外出先と注意点を紹介します


外気浴や散歩

「毎日の外気浴を兼ねて、近所を散歩していました。赤ちゃんの体温調節能力がまだ未熟なので、天候や気温に注意しながら紫外線対策もしっかりしていました」(30代ママ)


外気浴や散歩は、赤ちゃんに適度な刺激を与え、発達を促す機会として、初めてのお出かけとしてもおすすめです。抱っこひもを使用する場合は、赤ちゃんの姿勢に注意し、適切な紫外線対策や体温調節を忘れずに行いましょう。


ショッピングモールなどへ買い物

「ショッピングモールは空調が効いていて快適なので、よく利用していました。授乳間隔を考慮してミルクを準備し、おむつ替えスペースの場所も事前に確認していました」(20代ママ)


ショッピングモールは、天候に左右されず快適に過ごせるおすすめの外出先です。授乳室や休憩スペースの確認、十分なおむつとミルクの準備を忘れずに。


予防接種や病院

「予防接種や定期検診のために病院へ行く機会が多かったです。車で行く時はチャイルドシートを使用し、電車の時は混雑を避けるよう心がけていました」(40代ママ)


予防接種や検診は赤ちゃんの健康管理に必要不可欠なお出かけの一つです。病院での待ち時間に備えて、おもちゃやミルクの準備をしておくとよいでしょう。移動手段に応じた安全対策も重要です。


生後2ヶ月の外出の頻度と時間

生後2ヶ月の赤ちゃんとの散歩
iStock.com/HearttoHeart0225

生後2ヶ月のお出かけの頻度と時間はどれくらいだったのか、保護者たちに聞いてみました。


頻度

「お出かけの頻度は週2回程でした。冬の時期で天候の悪い日が続くと、お出かけしない期間が5、6日空くこともありました。天候のよい日は近所の周りを1周したり、近くの公園をぐるっとまわってみたりしました」(30代ママ)

「生後2ヶ月頃は冬の寒い時期だったので、外出の頻度は行ける日のみでしたが、生活リズムの中に取り入れたいと考え、2日に1回のペースで外出しました」(40代ママ)

外出の頻度は保護者によってさまざまなようです。頻度のペースが一定だと、赤ちゃんと保護者の生活リズムが整いやすくなるかもしれませんが、冬の時期など天候の悪い日は無理をせず赤ちゃんの様子をみながら外出できるとよいようです。

時間

「お出かけする時間は5分程度から始め、徐々に長くしていきました。近所の周りなど、お出かけの途中で赤ちゃんが泣いてもすぐ家に戻れるようなお出かけコースにしていました」(30代ママ)

「機嫌のよいときが多い午前中に、30分くらい外出をしていました。近所の方とお話しすると私も気分転換でき、赤ちゃんも機嫌よくバタバタ足を動かしていました」(30代ママ)

生後2ヶ月の頃は、外出の時間を短めにしていた保護者もいるようです。赤ちゃんのその日の体調や機嫌によって、外出の時間を変えてもよいかもしれません。外出中も赤ちゃんの様子をこまめに確認したという保護者の声もありました。

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生後2ヶ月の外出でのおすすめグッズ

お出かけに行く場所や外出時間によっては、赤ちゃんの基本的なお世話グッズは必要になるようですが、ここではお出かけにあると便利なものを春夏秋冬別で保護者たちに聞いてみました。


春や秋

生後2ヶ月の赤ちゃんとの散歩
iStock.com/everydayplus

「春先や秋は家から出たときは平気でも、歩いている最中に気温が下がって寒く感じることがあったので、外出するときは薄手のブランケットを持参するようにしました」(30代ママ)

気温の寒暖差がある時期は、体温調節にも気を配りましょう。外出中に風が冷たくなってきたら、赤ちゃんの体を冷えから守れるように、ブランケットなどを用意しておくとよいかもしれません。花粉の季節は花粉を寄せ付けないために、マルチレインカバーをかけていたという保護者の声もありました。

夏 

「夏の暑い時期の外出のときは、少し歩くだけで赤ちゃんの背中がすぐ暑くなるので、背中とベビーカーの間に、保冷シートを敷いていました。ときどき冷たくなりすぎていないか確認しました」(20代ママ)

夏は紫外線対策が重要です。抱っこひもで外出するときは、UVケープを赤ちゃんにかけていたという保護者の声もありました。夏の外出は、暑さで赤ちゃんの熱がこもらないようにしたり、紫外線対策で赤ちゃんの肌を守る対策をしたりするとよいようです。

冬 

「冬の外出には、保護者用コートというものを着ています。保護者用コートは、抱っこひもケープと保護者が着るアウターが一体化したもので、ケープが一体化してることで、動きやすく見た目がスッキリするので重宝しています」(30代ママ)

ベビーカーで外出するときは赤ちゃんの背中が寒くないように、クッション製のベビーカーシートをのせていたという保護者の声もありました。フットマフという寝袋のようなもので赤ちゃんを足元からすっぽり覆えるタイプの防寒用具もあるようなので、赤ちゃんや保護者にあった防寒用具を探してみるとよいかもしれません。

外出するときに気をつけたいこと

赤ちゃんも保護者もまだ外出に慣れていなくて緊張することもあるかもしれません。生後2ヶ月の赤ちゃんと外出するとき、どのようなことに気をつけていたか保護者たちに聞いてみました。

季節にあわせた時間帯に外出 

「生後2ヶ月のときは冬の時期だったので、旦那と子どもといっしょにお昼の暖かい時間帯にお出かけしていました」(30代ママ)

他にも生後2ヶ月のときは8月真っ盛りだったので、外出は午前中の涼しい時間帯にしていたという保護者の声もありました。暑すぎたり寒すぎたりする時間帯は赤ちゃんにとっても負担になるかもしれないので、時期にあわせてちょうどよい気温の時間帯に外出するのがおすすめです。赤ちゃんの体温調節能力はまだ未熟なので、外気浴も兼ねて適度なお出かけを心がけましょう。

人混みを避ける

 「お出かけ場所を選ぶ際はできるだけ人混みを避けていました。人が少ない場所や空気が澄んでる緑の多い公園に行って、ゆっくり外出していました」(20代ママ)

まだ抵抗力の弱い赤ちゃんのことを考え、なるべく人混みや空気の淀んでいるところは避けているという保護者がいました。買い物も兼ねてお出かけするときは、お店が混んでいなさそうな時間を狙って外出したという保護者の声もありました。

無理をしない

 「外出していると私も気分転換できるので、つい遠回りしてまいそうになりますが、赤ちゃんに負担をかけないよう無理をしないようにしました」(30代ママ)

外出しようと考えている日は赤ちゃんの機嫌や体調など、様子を見ながら、無理しない程度にしましょう。外出では赤ちゃんが泣いてぐずったら、外出時間をずらすなどの対策をとる、その日は無理せずお出かけしないという保護者の声もありました。

おむつやミルクの準備 

「外出時には、十分なおむつとミルクを持参していました。完母ではないので授乳間隔を考慮して、余裕を持ってミルクを用意しました。外出先での授乳に備えて母乳マッサージも欠かさず行いました」(30代ママ)

外出時には、十分なおむつとミルクの準備が欠かせません。授乳間隔を考慮して、余裕を持ってミルクを用意しましょう。完母の場合でも、外出先での授乳に備えて母乳マッサージを行っておくとよいでしょう。

おもちゃの活用 

「赤ちゃんの発達を促すため、外出時にも適度な刺激を与えるよう心がけました。月齢に合ったおもちゃを持参すると、赤ちゃんの機嫌も良くなり、楽しいお出かけになりました」(20代ママ)

 赤ちゃんの発達を促すために、外出時にも適度な刺激を与えることが大切です。月齢に合ったおもちゃを持参すると、赤ちゃんの機嫌も良くなり、お出かけが楽しくなるかもしれません。

予防接種のスケジュール確認 

「お出かけの計画を立てる際は、必ず予防接種のスケジュールを確認しました。予防接種の直後は体調を崩しやすいので、外出は控えめにし、育児に専念しました」(40代ママ) 

外出計画を立てる際は、予防接種のスケジュールも考慮しましょう。予防接種の直後は体調を崩しやすいので、お出かけは控えめにするなど配慮が必要です。

車や電車での移動 

「車で移動する際は、必ずチャイルドシートを使用しました。電車の場合は、混雑時を避け、赤ちゃんの安全に十分注意を払いました。外出時の移動手段によって準備するものが変わってくるので気をつけていました」(30代ママ)

 車でお出かけする場合は、必ずチャイルドシートを使用しましょう。電車の場合は、混雑時を避け、赤ちゃんの安全に十分注意を払いましょう。


ショッピングモールや病院での過ごし方 

「ショッピングモールや病院など、長時間の外出が必要な場合は、赤ちゃんの休憩時間を考慮し、授乳室や休憩スペースの場所を事前に確認していました。外出先でのおむつ替えや授乳の準備も忘れずにしていました」(20代ママ) 

ショッピングモールや病院など、長時間の外出が必要な場合は、赤ちゃんの休憩時間を考慮し、授乳室や休憩スペースの場所を事前に確認しておくとよいでしょう。


家族の協力 

「外出の際は、旦那の協力が不可欠でした。荷物の分担や赤ちゃんの世話を分担することで、より快適なお出かけが可能になりました。旦那がリモートワークで家にいるときは育児の負担もかなり軽減されました」(30代ママ) 

外出の際は、パートナーなど家族との協力が重要です。荷物の分担や赤ちゃんの世話を分担することで、より快適な外出が可能になります。


生後2カ月の外出、完母の場合は

育児用ミルクを使わない完母(完全母乳)で育児を行っている場合、外出時の授乳に関して特に注意が必要です


授乳間隔を考慮しつつ、お出かけ先での授乳場所を事前に確認しておくことが大切です。母乳マッサージを行い、十分な母乳分泌を促すことも重要です。また、ミルクを併用している場合は、外出時にもミルクを持参するとよいでしょう。


車や電車での移動時は、授乳のタイミングを考慮して計画を立てましょう。長時間の外出の場合、パートナーや家族の協力を得て、授乳の負担を軽減することも大切です。ショッピングモールや病院など、授乳室がある場所を選ぶのもおすすめです。


完母でも、赤ちゃんの月齢や発達に応じたおもちゃを持参し、適度な刺激を与えることが大切です。外出は育児の良い気分転換になりますが、赤ちゃんの体調や機嫌を見ながら無理のない範囲で楽しみましょう。


生後2ヶ月の赤ちゃんと散歩を楽しもう

生後2ヶ月の赤ちゃんとの散歩
iStock.com/Masao

生後2ヶ月になると生活リズムを整えたいためや、保護者の気分転換のため散歩や外気浴などのお出かけをするようになったという保護者の声がありました。天候や赤ちゃんの様子を見て外出の頻度や時間を徐々に多くしていったという保護者もいるようです。

春夏秋冬別に役立つお出かけグッズを使ってみたり、外出の時間帯を変えてみたりするのもおすすめです。外出中は赤ちゃんの様子をこまめに確認しながら、楽しいお出かけ時間を過ごしましょう。

赤ちゃんの月齢に合わせた適切な外出は、赤ちゃんの健やかな成長と保護者の育児の楽しみにつながります。適度なお出かけは赤ちゃんにとって新しい刺激となり、発達を促す機会にもなります。安全で快適な外出を心がけ、赤ちゃんとの貴重な時間を楽しんでください。


2018.09.01

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