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お中元のお礼の挨拶。手紙やメール、電話での伝え方は?お返しは必要かについて
お中元をいただいたときに、お礼の挨拶はどのようにしたらよいか気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、お中元に対してのお礼状やメールの書き方、電話での挨拶の仕方、お返しを贈りたい場合どうするかなどママたちの体験談を交えてご紹介します。
お中元のマナーとして気になること
夏の挨拶として、お世話になった方へお中元を贈るママもいるのではないでしょうか。一方でお中元を受け取ったときに、お礼の挨拶に関するマナーやお返しが必要なのか気になるという声もあるようです。
そこで、お中元に対してどのようにお礼を伝えていたのかママたちに聞いてみました。
お中元をもらったときのお礼の挨拶
実際にママたちは、お中元のお礼の挨拶としてどのような方法をとっていたのでしょうか。
お礼状を送る
「会社の方からお中元をいただいたときは、必ずお礼状を書いて感謝の気持ちを伝えます。お世話になっている方には、できるだけ手書きの文章で挨拶をするようにしています」(20代ママ)
「お礼状はお中元をいただいてすぐに書き、遅くても3日以内にはポストに投函します。手紙は相手に届くまでに時間差があるので、早めに書くよう心がけています」(30代ママ)
お礼状を送ることは、丁寧な方法として仕事関係の方への挨拶にも適しているようです。お礼状に使う便箋の縦書きのタイプを用意し、季節感を感じられるものや相手の雰囲気を考えながら絵柄を選ぶというママの声もありました。
メールで伝える
「友人や近い親戚からお中元をもらったときは、お礼の挨拶をメールで送りました。品物を持った子どもの写真を添付して、家族で喜んでいることを伝えるようにしています」(40代ママ)
「仕事関係で親しい方からお中元をいただいたのですが、気心の知れた方なのでメールでお礼を伝えました。無事に届いたことがわかって安心してくださったようです」(30代ママ)
取り急ぎお礼を伝えたいときや相手が電話に出られない場合も考えて、メールで挨拶をすることもあるようです。メールでの挨拶はごく親しい方のみにしたという声もあったので、相手との関係性によって挨拶の仕方も考えられるとよいかもしれません。
電話をする
「親戚からお中元をいただいたので、近況報告も兼ねて電話でお礼の挨拶をしました。家族の様子も伝えることもできて、感謝の気持ちが伝わったと思います」(40代ママ)
「お礼の挨拶をするために電話をかけたのですが、タイミングがあわずなかなか繋がらないことがありました。あまり何日もかけると失礼かと思ったので、お礼状を送る際に電話が繋がらなかったことを書き添えておきました」(30代ママ)
お中元が手元に届いたことを、早めに伝えて直接お礼をいうために電話で挨拶するママもいるようです。留守番電話にメッセージを残す場合は、名前をはっきり伝えてから改めてかけ直す旨を伝えるというママの声もありました。
お礼状やメールの書き方
お中元に対してのお礼状やメールの文章はどのような書き方をすればよいのでしょうか。基本的な文章の流れについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
季節の挨拶
「お中元のお礼状の書き出しは、『暑さの厳しい折、いかがおすごしですか』など、時候の挨拶や相手の体調を気遣う言葉から入るようにしています」(30代ママ)
基本的には、季節にあった挨拶から始まり相手のことを気遣う文章に続けることがマナーとされています。相手の住んでいる地域や家族構成によって、時候の挨拶や近況を伺う言葉を工夫できるとよさそうです。
お中元をに対するお礼
「お中元を受け取ったことと、素敵な品をいただいたことへのお礼の言葉を書きます。『このたびは、ご丁寧なお中元の品をお贈りいただきありがとうございました』と書き、家族でつきあいがある方には、自分だけでなく家族も喜んでいることを伝えるようにしています」(40代ママ)
季節の挨拶をしたあとに、お中元をいただいたことへの感謝をきちんと伝えるという声がありました。好みを覚えていてくれたことへの喜びや、家族の反応なども伝えるとより思いのこもった挨拶になるかもしれません。
相手の健康を願う言葉
「暑い時期でもあるので『暑さが続くようですが、どうぞご自愛ください』と相手の体調を気遣う言葉を添えるようにしています。最後は『略儀ながら書中にてお礼申し上げます』で結ぶと丁寧だと思います」(40代ママ)
夏に贈られるお中元の挨拶では、暑い季節の相手の健康を思いやる言葉があるとよさそうです。お礼状やメールの最後には、結びの挨拶と日付、名前などを忘れず書くようにしましょう。
電話での挨拶の仕方
電話での挨拶の仕方について、ママたちの声をもとに流れをまとめてみました。
電話をかけるタイミング
「お中元が届いたら、その日のうちに電話しています。仕事や夕食が終わっている時間を見計らって、だいたい20時頃にかけることが多いです」(30代ママ)
送り主が無事にお中元が届いたことがわかるように、電話はできるだけ受け取ったその日のうちにかけるとよいでしょう。親戚や友人など近い間柄で、相手が電話に出やすいタイミングを知っている場合、昼間や夕方に電話をかけるというママの声もありました。
相手の都合を確認する
「相手が電話に出たら氏名をはっきり伝えて挨拶し、少し話ができるか都合を伺ってからお中元の礼を伝えるようにしました」(40代ママ)
電話が繋がっても相手が忙しい場合もあるかもしれません。落ち着いて感謝を伝えるためにも、相手の都合を確認してから会話を始めるとよさそうですね。
お礼と相手を気遣う言葉
「まずは『ご丁寧なお中元をいただきありがとうございます』とお礼を伝えます。素敵な品物が届いて家族で喜んでいることや近況を話し、相手の健康を気遣うなど明るい会話を心がけています」(30代ママ)
お中元を選んでくれた相手にとって、選んた品物を喜んでくれているかは気になるところではないでしょうか。お礼とあわせて、お中元の感想を伝えると会話が弾むかもしれませんね。
お中元のお返しに品物を贈りたい場合
お中元は、相手への感謝の気持ちとして贈る意味合いがあり、基本的にお返しは不要と考えるママもいるようです。
お返しを用意したい場合は、表書きをお中元としてではなく「暑中見舞い」、「残暑見舞い」といった形で少し時期をずらして贈るとよいようです。立秋より前に贈るのであれば暑中見舞いとして、8月中旬以降に贈るのであれば残暑見舞いとするのがよいでしょう。
お中元をいただいたらお礼は早めに
お中元をいただいたときは、当日中にメールや電話で挨拶し、後日お礼状を送るママもいるようです。いただいたお中元に対して、必ずしもお返しの品物を用意しなくてよいと考えられていますが、送り主が無事にお中元が届いたか気にかけている場合もあるかもしれません。
相手に安心してもらうためにも、早めに連絡し感謝の気持ちを伝えられるとよいですね。