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カブトムシの幼虫の育て方。ペットボトルやビンを使っての、冬から春の育て方の注意点
子どもがカブトムシを幼虫から育てたいと言ったとき、育て方が気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、幼虫を育てるときに準備するものやペットボトルやビンなどの飼育ケースの代用品になるもの、冬から春にかけての育て方やコバエやカビの対策についてご紹介します。
カブトムシの幼虫を育てるときに準備したもの
カブトムシは、虫の好きな子どもにも人気の昆虫かもしれません。子どもがカブトムシの幼虫を育てたいと言ったとき、どのようなものが必要になるのか気になるママもいるようです。カブトムシの幼虫を育てるときに準備したものをママたちに聞いてみました。
飼育ケース
「ホームセンターに行って飼育ケースを購入しました。幼虫が1匹だったので小さめのケースを選びました」(30代ママ)
「カブトムシの幼虫を何匹ももらったので、家にあった大きめの衣装ケースを使って育てました」(40代ママ)
カブトムシの幼虫を育てるときに飼育ケースを用意したママがいるようです。ホームセンターなどで購入できるようなので、幼虫の数に合わせて形や大きさを選んでみるのもよいかもしれません。
飼育マット
「ペットショップでカブトムシの幼虫の育て方を聞き、飼育マットを購入しました。交換用のものも買いました」(30代ママ)
「飼育マットとして腐葉土を使うとよいと聞き、ホームセンターで腐葉土の小袋を購入しました」(40代ママ)
カブトムシの幼虫を育てるときはエサになる飼育マットも準備するとよいようです。おがくずや土と枯れ葉を混ぜたものを飼育マットとして使ったというママの声もありました。
霧吹き
「冬から春まで室内で育てるときは適度な水分が必要だと聞き、霧吹きを準備しました。乾いた土をまんべんなく湿らせることができて便利でした」(40代ママ)
カブトムシの幼虫は自然のなかでは落ち葉や土の中などで育つので、湿気のある場所を好むようです。屋内で育てる場合は、土が乾燥することもあり適度な湿度が必要かもしれません。使い終わったスプレーを霧吹きとして使ったというママの声もありました。
飼育ケースの代用品として使えるもの
カブトムシの幼虫の飼育ケースは家庭にあるものでも代用できるようです。どのようなものが飼育ケースとして利用できるのか、ママたちに聞いてみました。
ペットボトル
「2リットルのペットボトルを利用して飼育ケースを作りました。1本に1匹のカブトムシの幼虫を入れました」(30代ママ)
「ペットボトルの上の部分を切り離して蓋にしました。蓋にした部分に空気穴を開けて幼虫が呼吸できるようにしました」(40代ママ)
ペットボトルを飼育ケースとして使うとき、2リットルくらいの大きなものを使うとよさそうです。ペットボトルの上部を切って作るので、切り口で指をケガしないようにビニールテープを巻くなどの工夫をするとよいかもしれません。
ビン
「家に使わなくなった広口ビンがあったので、飼育ケースとして使うことにしました。重さのあるガラスビンは倒れにくくてよかったです」(40代ママ)
口の広いビンも飼育ケースとして使えそうです。空気を通すために不織布などで蓋を作るとよいかもしれません。幅の広いビンは、倒れにくく安定感があり使いやすかったというママの声もありました。
冬から春の育て方の注意点
カブトムシの幼虫は冬から春にかけて、どのような育て方をすればよいのでしょうか。ママたちが幼虫を育てるときに注意したことを聞いてみました。
エサの補充をする
「カブトムシの幼虫の冬眠の前後は、エサになる落ち葉をときどき補充するように気をつけていました。1匹なので少しずつの補充で間に合いました」(30代ママ)
「カブトムシの幼虫の育て方を調べたら飼育マットがエサになるようだったので、エサが不足しないように様子を見ていました」(40代ママ)
カブトムシの幼虫のエサは冬眠中はあまり必要ないようですが、冬眠の前後は十分にあげるとよさそうです。ペットボトルなどの小さな容器で育てている場合はエサがなくなることも考えて、様子を見ながら補充をするとよいかもしれません。
適度な温度と湿気を保つ
「自然にいるカブトムシの幼虫は冬の間も屋外で過ごすので、家の中でも涼しい場所に置きました。乾燥しないように気をつけました」(40代ママ)
カブトムシの幼虫を、屋内で自然のなかと同じような育て方をする場合は、涼しくて暗い場所がよいかもしれません。様子を見て霧吹きで水分を与えるなど温度や湿度の環境を整えてあげるとよさそうです。
幼虫の育て方を子どもと話し合う
「子どもがカブトムシの幼虫に頻繁に触ろうとしたので、あまり触ると弱ってしまうということを話しました。子どもも納得して見守れるようになりました」(30代ママ)
「春を過ぎてカブトムシの幼虫があまり動かなくなったら、ケースの掃除などは控えるようにしました。子どもにも、さなぎになるから触らないようにしようねと話しました」(40代ママ)
冬眠の前後や冬眠中、さなぎになる前などで、カブトムシの幼虫の育て方も変化するようです。子どもが触り過ぎると弱ってしまうこともあるようなので、育て方についてよく話をして大切にできるとよいですね。
衛生的な飼育環境を作るポイント
カブトムシの幼虫を育てていると、エサやフンなどでケースの中が汚れることもあるかもしれません。飼育マットにカビが発生することもあるようです。衛生的な環境を作るにはどのようなことをすればよいのでしょうか。
ケースの中の掃除
「カブトムシの幼虫がたくさんエサを食べる時期はフンでケースの中が汚れることがあったので、様子を見て掃除をしました。子どもといっしょに幼虫をそっと移動させました」(30代ママ)
カブトムシの幼虫は冬眠の前後にフンをたくさんすることもあるようです。頻繁に掃除をすると弱ってしまうこともあるようなので、様子を見ながら適度に掃除をするとよいかもしれません。
コバエやカビ対策
「カブトムシの幼虫の飼育ケースにコバエが集まっていました。エサにしている腐葉土のためかもしれないと思い、コバエが入るのを防ぐシートを被せました」(40代ママ)
「飼育マットにカビが生えていたのでカビの部分を削りました。その後もカビが発生しないようにこまめにチェックしていました」(30代ママ)
虫を飼育しているとコバエやカビなどが気になることもあるかもしれません。ペットショップで管理の仕方を聞き、シートなど必要なものを購入したというママの声もありました。
カブトムシの幼虫の飼育を楽しもう
カブトムシの幼虫を育てるときには、エサの補充や温度と湿度の管理などが育て方のポイントとなるかもしれません。飼育ケースの代わりとして、ペットボトルやビンなどの身近なものを使うこともできるようです。
冬眠する前から春を過ぎてさなぎになる頃まで、コバエやカビの対策もしながら子どもといっしょに大切に育てられるとよいですね。