こちらの記事も読まれています
幼稚園の卒園式、服装はどうする?流れや準備すべきことを徹底解説
ママたちの体験談
幼稚園の卒園式は、保護者や子どもにとって人生の節目の1つです。大切なイベントだからこそ、どのような服装を選べばよいのか迷ってしまうママもいるかもしれませんね。この記事では、幼稚園の卒園式にふさわしい服装やマナーについて、ママたちの体験談も交えて紹介します。
幼稚園の卒園式はいつごろ?
幼稚園の卒園式はだいたい3月20日前後に行われることが一般的です。園によって異なりますが、一般的には保護者が参加しやすい週末に行われることが多いようです。
卒園式にはママとパパが出席することが多いようですが、おじいちゃんやおばあちゃんが参加するケースも増えてきているようです。園によっては席数が限られていたり、卒園児の歌を中止している場合があるので、おじいちゃんやおばあちゃんも出席する場合は、事前に園の先生に確認しておくとよいでしょう。
幼稚園の卒園式の流れ
幼稚園の卒園式は、以下の流れでだいたい1時間くらいで終了することが多いようです。
特に、幼稚園の場合は卒園式のあとに謝恩会が予定されていることもあるようなので確認しておきましょう。謝恩会とは、食事をしながら出し物などをして先生たちに感謝の気持ちを伝えるイベントです。
謝恩会は卒園児の保護者が中心となって行うのが一般的です。卒園式のあとは準備であわただしくなりますが、ほかのママたちといっしょに協力して行いたいですね。
幼稚園の卒園式の服装
iStock.com/popovaphoto
男の子の服装
男の子はジャケットやブレザー、シャツやネクタイなどフォーマルな服装が多いようです。蝶ネクタイなどもおしゃれでいいですね。ヘアワックスやムースなどを使用して髪型を整えると普段と違う特別な印象を演出できるため、おすすめです。
女の子の服装
女の子もジャケットやブラウスなどフォーマルな服装がおすすめです。ワンピースタイプも人気ですよ。園によっては袴を着る習慣がある場合もあるため、先生や先輩ママに聞いてみるのもいいでしょう。
【体験談】ママたちのリアルな声
30代ママ
20代ママ
蝶ネクタイの短パンのスーツにしました。あまり流行に関係ない飽きの来ないデザインにして、小学校の入学式、2年後の弟の卒園式にも使いまわそうと思って買いました。
30代ママ
写真屋さんの撮影のセットで、好きな服が1日借りられるので、本人が気に入ったクラシカルなワンピースにしました。靴まで貸してくれるので便利でした。小学校の入学式も同じサービスを使いましたが、毎回違う服が楽しめるので、娘も喜んでいました。
女の子の場合は卒園式の服装を自分で選びたがるケースも多いようです。小学校の入学式でも着られるようなものを選んだという声も複数ありました。下のお子さんがいる場合は、あとで弟や妹が着られるようなデザインにしておくと使いまわしできそうですね。
また写真屋での撮影のオプションとして、衣装が借りれるサービスを行っているところもあるようです。購入する必要もなく、そのときの流行りや好みに合わせて選べるので便利かもしれませんね。
保護者の服装
naka - stock.adobe.com
30代ママ
ネット通販で探していたところ、卒園式の保護者の服装というカテゴリーがあったので、その中にあるものから選びました。私の場合はパンツスタイルがよかったので、グレーのパンツとジャケットのセットアップを選びました。
最近は、ネット通販で卒園式の服装を選ぶ保護者も増えているようです。種類も豊富にあり、隙間時間にチェックできるので、忙しいママたちも時間に関係なく選びやすい、という声がありました。卒園式では黒や紺など落ち着いた色、入園・入学式では白やベージュなど明るい色を選ぶことが多いようです。厳格な決まりはありませんが、こうした色の傾向を覚えておくと安心です。
20代ママ
ママ友といっしょにモールの中を巡って探しました。ちょうど卒業式・入学式のフェアをやっていて、必要なものをまとめて購入することができました。私はベージュのスーツのセットアップで、ママ友は黒のパンツスタイルのスーツのセットアップを選びました。試着しながら選ぶことができて、パンツの場合は裾上げもしてもらえるので、お店で選べてよかったと思いました。
通販が楽だというママたちもいますが、お店に行って試着をしてから買いたい、と思うママも多いようです。ショッピングモールやデパートでは、時期によって卒業式や入学式に必要なもの一式を催事場で行っている場合も多いようなので、実際に見たり試着したいときには行ってみてもよいかもしれませんね。
卒園式の注意点・マナーについて
卒園式は子どもが主役のイベントです。自分の子どもはもちろん、卒園生全員に対しても祝福の気持ちでのぞみましょう。ここでは、シーン別の注意点やマナーについて解説します。
保護者代表のあいさつでは簡潔に感謝を伝える
幼稚園の卒園式では、代表の保護者が挨拶することがあるようです。代表に選ばれた場合、幼稚園生活でお世話になった先生たち全員に、お礼が伝えられるような内容を意識するとよいでしょう。
またあまり長いと子どもたちが飽きてしまうため、長くなりすぎないよう注意しましょう。だいたい1000文字を超えないようにすると、ちょうどよい長さになるようです。盛り込む内容としては以下が一般的です。
- お世話になった先生たちへの感謝
- 運動会やお泊り保育などの幼稚園の思い出
- 子どもたちの成長を感じたポイントや幼稚園生活を終えることについての心情
- 結びの言葉
あいさつ文は暗記する必要はありませんが、印刷して練習しておくと本番のときにリラックスして読めるでしょう。緊張すると早口になりがちになるので、ゆっくり、はっきりと読むように気を付けるとよいようです。
写真撮影はお互いに譲り合って行う
卒園式当日は、思いでに残すためにたくさん写真を撮りましょう。以下は卒園式における撮影ポイントやシャッターチャンスです。
- 卒園式看板前
- 卒園証書授与
- 感謝の言葉や歌
- 卒園式後の歓談タイム
人気の撮影スポットは混み合うことが多いため、できるだけ卒園式前に終わらせておくと安心です。お互いに譲り合う気持ちを大切にしましょう。
役員や実行委員会の人には感謝の気持ちを持つ
卒園式や謝恩会に限らず、幼稚園の運営は役員や実行委員など、多くの保護者によって支えられています。普段あまり接する機会がなくても、1年間子どもたちのために尽力してくれたことへの感謝の気持ちを伝えることが大切です。周りのママと相談して焼き菓子などちょっとしたプレゼントを用意してもいいでしょう。
一生に一度の幼稚園の卒園式、マナーを守って楽しもう
iStock.com/kohei_hara
幼稚園の卒園式は、子どもが人生で一番最初に迎える卒業式です。フォーマルな服装が一般的ですが、住んでいる地域や園によってルールが異なる場合もあるため、先輩ママや先生にそれとなく聞いてみるのがよいでしょう。卒園式は子どもの成長をお祝いすると共に、お世話になった先生たちへの感謝の気持ちも伝えられるとよいですね。
娘といっしょに洋服屋に行って、娘が自分でタータンチェックのスーツを選びました。入学式でも着られるような、すこしフォーマルなものを選びました。