子どもの教育費について。ママやパパたちに聞いた教育資金の貯め方

子どもの教育費について。ママやパパたちに聞いた教育資金の貯め方

教育費のあて方や貯めるときのコツ

2020.01.23

子どもの教育費を用意したいと考えたとき、どのように貯めるとよいのか気になるママもいるかもしれません。今回の記事は、ママやパパが考えた子どもにかかる教育費の内容や教育費にあてる資金の貯め方、子どもの教育費用を貯めるときのコツについて体験談を交えてお伝えします。

子どもの教育費について気になること

子育て中のママやパパのなかには、子どもの教育費について考える方もいるのではないでしょうか。ママたちに、子どもにかかる教育費について気になることを聞きました。

1歳児のママ
1歳児のママ

娘のために教育費を貯めていこうと考えているのですが、具体的にどのようなときに使うのか知りたいと思いました。教育費用の目標額を決めるためにも、実際に使うことになるシーンを聞いてみたいです。

2歳児のパパ
2歳児のパパ

教育費にあてる資金は、将来へ向けてどのように用意していくとよいのでしょう。他の家庭がどのように教育にかける費用を貯めているのか気になります。

ママやパパたちは、子どもの教育費の使い道や貯め方について気になっているようです。そこで今回は、子どもの教育費についてママやパパたちの体験談をもとにご紹介します。

ママやパパが考える子どもの教育費

子どもの教育費はどのようなときに使うことになるのか気になる方もいるようです。ママやパパたちに、子どもの教育費の使い道について聞いてみました。


塾や習い事

塾の費用
sukiyaki/Shutterstock.com
7歳児のママ
7歳児のママ

今まで貯めてきた教育費用は、子どもの習い事に使おうと考えました。息子が小学2年生になったら野球を習いたいそうなので、靴やグローブなどの必要なものや月謝は、そのなかから支払う予定です。

子どもが習い事をするために教育費の一部を使おうと考えているパパがいるようです。小学生のママからは、子どもが学習塾へ長く通えるように資金を貯めているという声も聞かれました。


進学のための費用

7歳児のママ
7歳児のママ

子どもが中学や高校へ進学する年は支出が増えると母から聞きました。我が家の子どもたちは年子なので進学が2年続くこともあり、必要なときに備えて今から教育費を貯めておこうと考えています。

教育費にあてる資金を貯めておくことで、子どもが小学校や中学、高校などへ進学する際にまとまった費用が必要になるときにも対応しやすいかもしれません。進学時にかかる教育費は、受験料や入学費用などさまざまなものがあるようです。


高校や大学の授業料

6歳の双子のママ
6歳の双子のママ

姪が通っている私立高校の授業料が前期と後期でそれぞれまとまった金額が必要になったため、貯めてきた教育費の中から支払っていると姉から聞きました。我が家もいずれかかるであろう子どもの授業料が払えるように、準備しておきたいと思います。

子どもの教育費を高校や大学の授業料の支払いに使うこともあるようです。授業料や教材費など入学後にかかるさまざまな費用に備えて、教育資金を貯めていくとよいかもしれません。

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子どもの教育費にあてる資金の貯め方

子どもの将来に備えて、ママやパパたちはどのように教育費を貯めているのでしょう。ママやパパたちに聞いた教育資金の貯め方をご紹介します。


普通預金や定期預金での貯蓄

6歳児のパパ
6歳児のパパ

我が家では子どもの教育資金として、子ども名義の普通預金口座へ貯蓄しています。将来教育資金が必要になったときに欲しい金額が引き出しやすいように、預け先をいくつかに分けました。

子どもの教育資金を銀行の普通預金へ貯蓄している家庭があるようです。簡単に引き出しにくいタイプで貯めていきたいと考え、定期預金の口座へ教育費を貯蓄しているというママの声もありました。


自動積立定期預金や財形貯蓄

貯金通帳
Rawpixel.com/Shutterstock.com
1歳児のママ
1歳児のママ

娘が1歳を迎えたタイミングで、自動積立定期預金を始めました。毎月お金を使う前に預金ができるよう、自動積立預金の引出し日を夫の給料日に設定しています。

5歳児のパパ
5歳児のパパ

子どもたちのための教育費は、私の会社を通した財形貯蓄で貯めています。毎月の給与から一定額が財形貯蓄の口座へ天引きされるので、忙しくても忘れずに貯めていけそうだと感じました。

子どもの教育費を毎月貯めていけるよう、自動積立定期預金や財形貯蓄を利用している家庭もあるようです。毎月の収入や支出を考慮して、無理のない預金額を設定するとよいかもしれません。


学資保険

3歳児と0歳児のママ
3歳児と0歳児のママ

下の子が生まれたのを機に、以前から気になっていた学資保険へ加入しました。進学や家庭の状況にあわせたタイミングで学資金を受け取ることができるようなので、コツコツ貯蓄するのが苦手な私には向いていると思います。

教育資金の備えを目的とした学資保険に加入することも、教育費を貯める方法のひとつかもしれません。学資保険にはさまざまな種類がありどのような貯め方が家庭にあっているのかわからなかったため、ファイナンシャルプランナーへ相談したというママもいました。

子どもの教育費用を貯めるときのコツ

子どもの教育費を貯めていくときは、どのようなことを意識するとよいのでしょう。ママたちに、子どもの教育費を貯めるときのコツを聞きました。


早めに貯蓄を始める

6歳児のママ
6歳児のママ

子どもの教育費は、早めに貯め始めることが大切だと感じました。早くから貯蓄を始めて長く続けることで、月々の積立額も無理のない金額で済むように思います。

子どもが生まれたら、早い段階で教育費を貯め始めることを意識したママがいるようです。赤ちゃんが0歳児のうちに、将来のために教育費の貯め方を検討したというパパの声もありました。


増えた収入を教育費の貯蓄にする

4歳児のパパ
4歳児のパパ

1年の中で一時的に収入が増えたときは、教育費用として貯蓄へ回しています。今年も夏と冬の賞与の一部を貯蓄しました。

賞与の一部など、一時的に増えた収入を貯蓄することも教育費用を貯めるコツかもしれません。ママのなかには、児童手当や七五三のお祝い金などもそのまま貯めているという声もありました。


定期的に家計を見直す

3歳児のママ
3歳児のママ

無理なく教育費用を貯めていけるよう、定期的に家計を見直すようにしています。育休から復帰して1年になり仕事にも慣れてきたので、教育資金にあてる毎月の貯蓄額を増やしたいと夫に相談しました。

家庭の収入にあわせてゆとりを持った貯蓄ができるよう、定期的に家計を見直すことも大切かもしれません。他にも、1年のなかで家計を見直すタイミングを夫婦で決めているというママの声も聞かれました。

子どもの教育費の貯め方はさまざま

子どもの教育費を貯めよう
wizdata/Shutterstock.com

ママやパパたちは、塾や進学時などにかかる教育費用を用意するために、さまざまな方法で資金を貯めているようです。忙しくても毎月忘れずに教育費を貯めていきたいと考え、自動積立定期預金や財形貯蓄を利用している家庭もありました。

早めに貯め始めることや定期的に家計を見直すなどの工夫をしながら、将来に備えて子どもの教育費を用意できるとよいですね。

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