ぬいぐるみの汚れが気になるとき。洗濯方法やひどい汚れの落とし方

洗えないぬいぐるみのお手入れ方法

ぬいぐるみの汚れが気になるとき。洗濯方法やひどい汚れの落とし方

ぬいぐるみが汚れたとき、洗濯機で洗えない場合や洗っても落ちないひどい汚れはどうしたらよいかが気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、漂白剤などを使った洗い方と水で洗わない場合の汚れの落とし方、汚れ防止のための工夫について、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

ぬいぐるみを洗うタイミング

子どもが遊ぶぬいぐるみは、毎日のように触れるものだからこそ、清潔に保ちたいと考えるママもいるのではないでしょうか。洗うタイミングに迷う場合もあるかもしれません。実際にママたちは、どのようなタイミングでぬいぐるみを洗っているのでしょう。

「汚れが目立ってきたと感じるタイミングや季節の変わり目に、洗濯機を使ってぬいぐるみを洗っています」(20代ママ)

「娘はお気に入りのぬいぐるみを公園などの外出先に持っていくことが多いです。外に持ち出して砂がついたときには早めに洗うように心がけています」(30代ママ)

ぬいぐるみを洗うタイミングは家庭によってさまざまなようですが、ママたちによると洗い方にも違いがあるようです。そこで今回は、どのような方法で洗っているのかや洗うときのポイントなどをママたちに聞いてみました。

洗う前に確認すること

ぬいぐるみを洗う前には、どのようなことを確認するとよいのでしょうか。


洗濯表示の確認

タオルの洗濯表示タグ
© vfhnb12 - Fotolia

「洗濯表示がついているか確認しています。ついている場合は表示に従った洗い方をし、ついていない場合は素材や顔のパーツなど取れやすそうな部分がないかを確認して、洗い方を判断するようにしています」(30代ママ)

洗う前に、ぬいぐるみの洗濯表示を確認するようにしているというママの声がありました。ぬいぐるみによっては、洗濯機や水を使って洗えないものや乾燥機が使えないと表示されている場合もあるようなので、しっかり確認しておくと安心かもしれません。


汚れ具合

「1つずつぬいぐるみを見て、汚れ具合や汚れた箇所を確認しています。それによって洗い方や洗剤の濃度、漂白剤を使うかなどを決めています」(40代ママ)

ぬいぐるみをひとつずつ確認することで、汚れの状態をしっかり把握しておいたママもいるようです。汚れがひどい場合や汚れの種類によって、洗い方や使う洗剤を考えることも大切になってくるかもしれません。

水を使って洗う場合

水洗いできるぬいぐるみの場合、ママたちはどのような洗い方をしているのでしょう。


洗い方

「洗濯機を使って洗っています。ぬいぐるみが型くずれにしくいように洗濯ネットに入れ、手洗いコースに設定にしています。脱水時間を短めにして早めに出すことで、ぬいぐるみの傷み軽減につながっているように感じます」(30代ママ)

「洗面桶に洗剤を溶かしたぬるま湯を張り、手で押し洗いしています。しっかりとすすぎ洗剤を落とした後は、洗濯機を使って脱水します。ぬいぐるみの汚れがひどいときは、洗う前に薄めた漂白剤の中に少しだけ浸すようにしています」(30代ママ)

ぬいぐるみの洗い方には、洗濯機を使う方法と手洗いする方法があるようです。どちらの方法で洗う場合も、脱水は洗濯機を使っているといった声が聞かれました。また、洗濯機で洗う際は洗濯ネットを使用したり、手洗いコースやドライコースを選んだりしているママもいるようです。ぬいぐるみを洗うときは、なるべく傷まないような方法を心がけられるとよいかもしれません。


干し方

ぬいぐるみを外干し
iStock.com/Phuchit

「大きなぬいぐるみを干すときは、大きめの洗濯ネットに入れ、ネットをピンチで挟んで吊り下げて干しています。ぬいぐるみにピンチの跡がつかない点が助かっています」(40代ママ)

「手のひらサイズの小さなぬいぐるみを干すときは、ピンチハンガーを使って干しています。ぬいぐるみのタグを挟むと、ちょうどよく干すことができます」(30代ママ)

ぬいぐるみの干し方に決まった方法はないようで、ぬいぐるみの大きさや干すスペースによって干し方を選んでいるといった声が聞かれました。また、枕干しハンガーや平干しタイプの物干しネットを使ってぬいぐるみを干しているママもいるようです。

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洗えないぬいぐるみのお手入れ方法

水洗いができないぬいぐるみの場合、どのようにお手入れをすればよいのでしょうか。ママたちの声をもとに、水で洗わない場合の汚れの落とし方をまとめてみました。


全体的な汚れの落とし方

ぬいぐるみ全体の汚れを落とすやり方には、固く絞った濡れ布巾で拭く、ブラッシングをする、掃除機を使うなどといった方法があるようです。ぬいぐるみの素材や音の鳴るぬいぐるみなどの取り扱い方にあわせて、汚れの落とし方を選ぶとよいかもしれません。


部分洗いの仕方

ぬいぐるみの一部分が汚れている場合は、部分洗いをする方法もあるようです。部分洗いのやり方には、汚れた箇所を濡らしたスポンジで叩く、洗剤の泡をつけた歯ブラシで叩くようにして汚れをおとすといった方法が聞かれました。同じ部分を何度もこすると、ぬいぐるみの生地が傷む可能性もあるので、優しい力で行えるとよいかもしれません。

ぬいぐるみを長持ちさせるための工夫

ぬいぐるみを長持ちさせるために、汚れを防ぐコツなどはあるのでしょうか。実際にママたちが心がけていることや、汚れ防止を意識して行っていることについて聞いてみました。


日頃からお手入れをする

「定期的にハウスダスト除去スプレーをぬいぐるみにかけ、天日干しをしています。干した後は軽く手で叩いてほこりなどを払い、最後に掃除機をかけています」(30代ママ)

日頃からぬいぐるみのお手入れをすることによって、汚れ防止に努めているママもいるようです。また、遊び終わった後はほこりがつかないよう布バッグに入れて保管しているといった声も聞かれました。


クリーニングに出す

「自宅でぬいぐるみを洗濯するには数が多すぎるので、季節の変わり目にまとめてクリーニングに出しています。それぞれのぬいぐるみにあった汚れの落とし方をしてくれると思うので、仕上がりにも満足しています」(20代ママ)

洗濯するぬいぐるみの数が多いときや大きなサイズのぬいぐるみ、洗濯表示がわからず自分で洗うことが不安な場合などは、クリーニングサービスを利用してみてもよいかもしれません。クリーニングに出すことによって、干す場所や天候を気にせずぬいぐるみを洗える点がよかったと感じたママもいるようです。

汚れに適した洗い方で洗濯しよう

ぬいぐるみで遊ぶ子ども
iStock.com/tetsuomorita

ぬいぐるみには洗濯できるものと、水で洗えないものがあるようです。通常の洗濯では落ちないひどい汚れの落とし方について、表示を確認した上で漂白剤と歯ブラシを使って汚れた部分をきれいにしたというママの声も聞かれました。

また、日頃からぬいぐるみの汚れ防止を心がけるなど、洗わない期間でもきれいに保つ工夫をすることもポイントかもしれません。それぞれにあった洗い方を選んで、大切なぬいぐるみと長く付きあえるとよいですね。

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