子育てとの両立が辛い?仕事を辞める、疲れた、と考えたときに乗り切る方法とは

子育てとの両立が辛い?仕事を辞める、疲れた、と考えたときに乗り切る方法とは

子育てと仕事の両立がときどき辛いと感じるママもいるのではないでしょうか。仕事を辞める、もう疲れたなど、いろんなことを考えることもあるかもしれません。そんなとき、働くママたちはどうやって乗り越えているのでしょうか。今回は働くママたちの体験談をご紹介します。

子育てと仕事の両立は難しい

毎日の子育てと仕事、うまく両立させるのは難しいと感じるママもいるのではないでしょうか。

仕事と家事で忙しすぎて辛い、疲れたのに休めない、仕事を辞めるか迷っている、などの悩みを持つこともあるかもしれません。そんなとき、他のママたちはどのように乗り切っているのでしょうか。

子育てと仕事の両立、どんなときに辛い?

辛いとき
Nanako Yamanaka/Shutterstock.com

働くママたちがどんなときに辛いと感じるのかについて、ママたちに話をきいてみました。


時間が足りない

「仕事から帰ってすぐに家事に追われます。なかなか子どもとの時間が取れないのが辛いです」(1歳のママ)

「家で仕事をすることもあり、まとまって寝る時間が取れません。疲れた、と日々感じてしまいストレスがたまります」(3歳のママ)

ママたちに話を聞くと「とにかく時間がない」という声が最も多かったです。仕事から帰ったら寝るまで一息する暇もない忙しいママたち。子育てと仕事を両立するために、睡眠時間を削ってしまうママもいるようです。


子どもとの時間が欲しい

「保育園の先生に『〇〇ができるようになりましたね』と言われて初めて子どもの成長に気づくことがあり、少しさみしいと感じてしまうことがあります」(1歳のママ)

「仕事で帰りが遅くなる場合が多いです。幼稚園で『家での様子はどうですか?』と聞かれ言葉に詰まってしまうこともあり、子どもに申し訳ない気持ちになってしまいます。仕事を辞めることを何度も考えました」(5歳のママ)

仕事をしていると子どもと接する時間は短くなってしまいますよね。子どもの様子がわからないことに対して辛いと感じるようです。


仕事とのバランスがむずかしい

「子どもが成長し子育てが楽になったはずなのに、相変わらず思うように家事や仕事ができないことに落ち込みます」(6歳のママ)

「疲れたとき、夫が家事を手伝ってくれるときがあります。ありがたい反面、申し訳なさも感じてしまいます」(1歳のママ)

できるはずなのにできない、という理想と現実で悩んでいるママもいるようです。

こちらの記事も読まれています

【体験談】子育てと仕事の両立方法

仕事と子育て
T.TATSU/Shutterstock.com

子育てでも仕事でも、辛いと感じることは誰でもあるのかもしれません。それでは実際に働くママたちがその悩みをどのように乗り切っているのかについてきいてみました。


家事は分担制に

「家事はパパにも手伝ってもらっています。そのことで、体力的にだけでなく、気持ちにもゆとりが出るようになって疲れたとつぶやくことが減ったような気がします」(1歳のママ)

「仕事復帰をきっかけに夫と家事を分担するようになりました。それぞれやることをリスト化し、手際よく家事ができるように意識しています。その結果、子どもとすごす時間が少し増えました」(3歳のママ)

仕事をしているママのなかには、パパと二人で家事をこなしているご家庭もたくさんあるようです。子どもとの時間を確保するためにも、夫婦二人でよく話し合って家事を分担していけるとよいのかもしれませんね。


完璧を求めない

「以前は子どもの就寝時間を決めてそれを徹底していましたが、今は、たまには遅くなってもいい、と割り切るようにしました。子どもとお話ししたりして、心穏やかにすごしています」(5歳のママ)

「園からお迎えの連絡があり、思うように仕事ができない日があります。今日は仕方ないと割り切って、次の日効率よく仕事を進めるように努力すると気持ちを切り替えています。フォローしてくれる同僚への感謝の言葉も忘れずに伝えるようにしています」(1歳のママ)

子育てと仕事の両方を常に完璧にできているママは少ないのではないでしょうか。肩の力を少し抜くだけで、ママの辛い気持ちが和らいでいくかもしれませんね。


自分の時間を大切にする

「子どもは早く寝かしつけをして、家事もささっとこなして、そのあとの自分の時間を楽しむようにしています」(6歳のママ)

「どうしても疲れたとき、休みの日はパパに2時間程度子どもを連れて外出してもらって、ひたすら寝ます」(1歳のママ)

忙しいママにとっては、自分一人ですごす時間は貴重ですよね。日々の疲れを癒すためにも、自分の時間を確保する工夫を考えてみるとよいかもしれません。


働き方を変える

「子どもが小さいうちはと割り切って、時短勤務をしています。手取りは減りますが、時間にゆとりができるので自分には合っていると感じます」(3歳のママ)

「産休後は仕事やめ、今はパートとして働いています。仕事を辞めると決めるまで少し時間がかかりましたが、今は働く時間を自分の都合で決められるので、子育てとの両立ができていると感じています。子どもがもう少し大きくなったらまた働き方を考えようと思います」(1歳のママ)

子育てをしながら仕事を続けるのはどうしても辛いときは、思い切って仕事を辞める、働き方を変える方向で検討するのもよいのかもしれません。家族とよく話し合って、生活に合った選択がきたらよいですね、

子育ても仕事も楽しめるように

子育ての仕事の両立
KPG_Payless/Shutterstock.com

子育てをしながら仕事をこなすママたちに話を聞くと、日々苦労しながらがんばっている様子がうかがえました。疲れたときや仕事を辞めることを考えるほど辛いときもあるかもしれません。でも、それぞれのママに合った乗り切り方で、子育てと仕事の両立方法を探してみてはいかがでしょうか。

2018.02.01

仕事カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【レポート】KIDSNAアンバサダー生誕2周年記念インスタライブ

2024年3月1日に開催したKIDSNA STYLEインスタライブ。お忙しい時間帯にもかかわらず、たくさんのアンバサダーのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございました!参加が難しかった方も多いと思うので、インスタライブの様子を簡単にご紹介いたします。