
子どもに本の読み聞かせをしようと思っているけれど、いつから読み聞かせを始めたらよいのか、どのように読んだら子どもが喜ぶのか、考えているママもいるかもしれません。何歳のときに読み聞かせを始めどのようなことを意識していたのか、図書館などの読み聞かせイベントに参加したときの体験談もあわせて紹介します。
ママたちは読み聞かせをいつからはじめて、どのような工夫をして読んでいたのでしょうか。
「単調にならないよう、抑揚をつけたり、楽しい気持ちやドキドキ感が伝わるよう意識して読んでいます」(1歳児ママ)
「幼稚園で読み聞かせ講座を開いてくれたときに『必要以上にオーバーリアクションで読み聞かせをすると、話の展開よりもリアクションが記憶に残ってしまうので注意してください』と言われたので、リアクションの大きさに気をつけて読んでいます」(3、6歳児ママ)
「ページをめくると飛び出したり、部分的に素材が違う手で触っても楽しめる仕掛け絵本に興味を示したので、さまざまな仕掛け絵本を選んで読んでいました。
繰り返し言葉でも抑揚をつけて読むように意識していました」(2歳児ママ)
「子どもはページをどんどんめくったり、戻ったりしていましたが、ページの順番通りではなかったり見ているページが読み終わっていなくても、子どもが開いたページを読んでいました。子どものペースに合わせて読むことを大事にしています」(2歳児ママ)
「2歳になると好みもでてくるので、図書館で子どもが自分で選んだ絵本を読んでいました。選んだ本の対象年齢が子どもの年齢と合わなかったり大人向けの本であっても、とりあえず読むことを大切にしていました」(小1、小3ママ)
「本に興味を持ってほしい」「本が好きな子どもに育ってほしい」という思いから、0歳から本の読み聞かせを始めたママが多くいました。
年齢ごとに子どもが興味を示す本が変わったり、聞いているときの反応が違うようなので、子どもの反応を見ながら丁寧に読み聞かせをすることが大切なのかもしれませんね。
図書館などでは定期的に読み聞かせイベントが開かれているようです。
「本の読み聞かせイベントに参加してよかったと感じたこと」について、具体的な体験談を聞いてみました。
「図書館の人がいろいろな種類の本を教えてくれるので、子どもが幅広いジャンルの本を知ることができました。親の好みに偏らずさまざまな本を読み聞かせることができてよかったです」(小1、小3ママ)
「近くの図書館の読み聞かせイベントに毎週通っていました。イベントでは、日本の絵本と翻訳した海外の絵本を1冊ずつと、紙芝居または手遊びを行っていました。参加するとスタンプを押してくれ、それが10個たまると手づくりの記念メダルをもらえたので、子どもも毎週楽しみに通っていました。想像以上に集中して聞いていてびっくりしました」(3、6歳児ママ)
「近くの公民館でやっている地域の読み聞かせイベントに参加しました。自分が聞く側になると、家で何度も読んだ本でも感情を込めて読んでもらうとこんなに楽しいんだと感じました。
読み飽きてしまった本でも、読み方を変えて楽しんでいると、子どもも満足そうです」(2歳児ママ)
図書館や公民館だけでなく、本屋さんやショッピングモールのイベントホールなどでも読み聞かせが行われている場所は数多くあるようです。
近くで面白い読み聞かせイベントが行われているかもしれないので、探してみてはいかがでしょうか。
「子どもが大きくなってからの本の読み聞かせで、年齢が小さい頃と比べて変わったこと」について聞いてみました。
「以前は聞いているだけでしたが、今は『キラキラ』『パチンッ』という文章があると、いっしょに手で表現しています」(1歳児ママ)
「野菜を引き抜く場面が出てくる絵本がお気に入りで、保育園の運動会の競技テーマにも取り入れられました。
繰り返し読んでいた本が題材となり、身体を動かして楽しむことにつながりました」(2歳児ママ)
「子どもが年長になった頃から大人の本を読み聞かせたり、ウェブ記事や新聞の読み聞かせもしています。
ママがウェブ記事を書いているので、『こんな記事書いてるんだ~!』とママの仕事のことを知ったり、大人向けの本や新聞は正しい言葉を知ることができているように思います」(小1、小3ママ)
「小さい頃からいろいろなジャンルの本を読んでいて、大きくなった今も本が好きです。
ものごとのしくみや◯◯のひみつシリーズがお気に入りで図書館や学校でよく借りて読んは、本で得た知識を教えてくれます」(小4ママ)
読み聞かせは何歳からはじめてもよいようです。
子どもにどのように読み聞かせをしようか考えたときには、図書館や本屋さん、公民館などで行われている本の読み聞かせイベントに参加してみると、新しい発見や読み聞かせの要点が掴めるかもしれませんよ。
さまざまな本を読み聞かせて、子どものお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
2018年03月19日
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