仕事を始めるなどの理由で幼稚園の預かり保育を考えたとき、いつから預けるのか、長期休みの遊びや昼寝、料金が気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、預かり保育とはどのようなものか、パート以外の理由や、朝や夏休み春休みなど利用のタイミング、嫌がる場合の対応についてママたちの体験談を交えてご紹介します。
幼稚園の預かり保育とは、保護者の希望に応じて、4時間を標準とする幼稚園の教育時間の前後や土曜・日曜、長期休業期間中に、幼稚園において教育活動を行うことのようです。
預かり保育の時間やルール、料金の設定は幼稚園によってさまざまなようですが、実際にママたちはどのような理由や頻度で預かり保育を利用していたのでしょう。
「入園して2週間たった頃から預かり保育に申し込めました」(30代ママ)
「うちの子の幼稚園では、園生活に慣れていないという理由から4月中の年少の預かり保育はなく、GWが明けてから利用できました」(40代ママ)
預かり保育がいつから利用できるのかは、幼稚園によってさまざまなようです。入園したての頃は、慣れない園生活に子どもも疲れてしまうかもしれないことから、預かり保育はせずに家で子どもの様子を見てほしいと考える園もあるというママの声もありました。
ママたちが預かり保育を利用するときに、どのような理由で預けていたのか聞いてみました。
「パートの勤務先が幼稚園から少し遠かったので、迎え時間に間に合わないときのために預かり保育を申し込みました」(20代ママ)
「下の子が熱を出したときに早い時間から病院に行きたいと思い、幼稚園の預かり保育を利用しました」(20代ママ)
「上のお兄ちゃんの学校行事のときに、幼稚園のお迎えに間に合わないと思い、預かり保育をお願いしました」(30代ママ)
幼稚園と勤務先が離れている場合や、病院などに行くとき、兄弟の行事がある場合などの理由で預かり保育を利用しているようです。幼稚園によっては保育時間が午後の早い時間に終わる場合もあるようなので、ママたちは必要に応じて預かり保育を利用しているのかもしれません。
預かり保育はどのような時間帯に利用するのか、春休みや夏休みなど長期休みは預かり保育ができるのか気になるママもいるかもしれません。実際に、どのようなときに預かり保育を利用していたのかママたちに聞きました。
「仕事の勤務の関係で、幼稚園が始まる前の朝の8時くらいから、預かり保育を利用していました。子どもを幼稚園に通わせると、なかなか思うように働けないと思っていたのですが、朝の預かり保育があったので助かりました」(20代ママ)
ママのパートの出勤時間にあわせて朝の預かり保育を利用することもあるようです。他にも、ママが体調が悪いなどの理由で幼稚園の送り迎えができない場合に、パパにの出勤にあわせて、朝の預かり保育を利用したというママの声もありました。
「幼稚園のお迎えの時間に間にあわないときに預かり保育を利用することがありました。うちの子の通う園は17時まで預かってくれたので焦ることなく用事を済ませられました」(30代ママ)
ママの仕事や用事などの理由でお迎えの時間に間にあわないときに、預かり保育を利用することもあるようです。利用料金は幼稚園によって金額もさまざまなので、利用前に園に確認しておくとよいかもしれません。
「仕事の関係で春休みや夏休みなどの長期休みは、お弁当を持たせて朝から一日の預かり保育をお願いしました」(30代ママ)
幼稚園によっては、夏休みや春休みなどの長期休みの預かり保育を受けつけることもあるようです。普段の預かり保育と別に申し込むこともあるので、いつからいつまでに申し込むのかなど事前に確認しておくとよいかもしれません。
子どもが預かり保育に慣れていないときや、毎日利用することに飽きてきたときなどに、預かり保育を嫌がることがあるかもしれません。そのようなとき、ママたちがどのようなことを意識していたのか聞いてみました。
「預かり保育に子どもがまだ慣れていないときに不安そうにしていたので、『おやつが出たり自由に遊べて楽しいよ』といった前向きな言葉を伝えるようにしました」(30代ママ)
子どもによっては、預かり保育に慣れない時期を不安に感じることがあるかもしれません。ママが預かり保育での昼寝や遊びなどの活動内容を、前向きに伝えることで、子どもが楽しく利用できるよう意識していたという声もありました。
「子どもが不安な気持ちにならないように、何時までに迎えに行くと約束して、必ず時間を守るよう意識していました」(30代ママ)
子どもが預かり保育を嫌がることのないよう、お迎えの時間を約束し、守っていたというママの声もありました。ママのなかには、お迎えのときに「ありがとう」と伝えたり、「がんばったね」と褒めることを意識したという声もありました。
「子どもが泣いて預かり保育を嫌がるので、預かり保育をする回数を減らして様子を見ました。預かり保育に慣れて、楽しんでいるようになったら徐々に回数を増やしていきました」(20代ママ)
預かり保育を子どもが泣いて嫌がるときに、利用頻度を減らすといった工夫をすることもあるようです。パートで働いている場合でも仕事時間の調整ができるようなら、子どもとの時間を優先してすごしてもよいかもしれません。
幼稚園の預かり保育とは、保護者の希望に応じて朝や夕方などの保育時間外や、春休みや夏休みなどの長期休みに園の教育活動を受けられることのようです。ママたちは、パートの時間や、家族の都合などの理由で幼稚園の預かり保育を利用しているようでした。
園によっては預かり保育の時間や日程、料金のほか、遊びやお昼寝などの活動内容はさまざまなようなので、いつから利用できるのかなど、事前に確認しておくとよいようです。子どもが預かり保育を嫌がるときは、前向きな言葉を書けたり頻度を減らしたりと工夫して、預かり保育を活用していけるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年6月20日時点で作成した記事になります。
2018年06月25日
新たな年を迎え、仕事やプライベートにおいて「新たなことに挑戦したい」と考える方も多いだろう。しかし、日本で子育てしながら働くには、まだまださまざまなハードルがある。そこで今回は、これからの働き方をあらためて考え直すヒントとなるさまざまな女性の働き方、仕事観をあらためてご紹介する。
産後の仕事復帰を考えるとき、いつから復帰するかや働き方などに悩む方もいるのではないでしょうか。ときには、仕事に復帰することが不安になることもあるかもしれません。今回は、産後に仕事復帰するタイミングの目安、仕事復帰後の仕事の選び方、仕事復帰で不安なこと、育休中にもらえる給付金などについてまとめました。
収入や自分のスキルアップのために、ダブルワークをしたいと考える方もいるでしょう。また、政府による働き方改革によって関心をもった方もいるかもしれません。そもそもダブルワークとは何なのか、ダブルワークをするためにおさえておきたい法律や税金などの制度、ダブルワークを上手にするポイントなどをご紹介します。
出産・育児がひと段落し「もう一度働きたい」と思っている女性も多いのではないでしょうか。今回は「家事や育児のスキマ時間に働きたい」を叶える、単日・短時間に特化した求人アプリ「ワンデイワーク」をご紹介!実際にKIDSNA読者のママに体験してもらいました。
株式会社ワンデイワーク
PR
育児と仕事の両立を考えるママのなかには、時短勤務とはどのような制度なのかや、時短正社員とパートの違いについて気になる方もいるかもしれません。今回は、時短勤務の内容と、ママたちの時短勤務での働き方や時短勤務は延長できるかなどの他に、時短勤務で働くときに意識したことについてご紹介します。
共働きをしているママやパパのなかには、家事や仕事、育児との両立が辛いと感じることや、家事が思い通りに進まないと感じている方がいるかもしれません。今回は、共働き家庭でのよさや家事の負担を減らす工夫などについて、体験談を交えて紹介します。
育休中に受けられる育児休業給付金という手当について気になるママやパパは多いのではないでしょうか。誰でも受給することができるのか、支給額や支給日、また年末調整の際に控除を受けられるか知りたい方もいるでしょう。今回は、育児休業給付金と育休中の年末調整について紹介します。
パートの契約更新の時期が近づくと、面談はいつ頃行われるのかや条件変更について気になる方もいるのではないでしょうか。契約更新されないときや更新しないときの対応などを含め、パートの契約更新の流れと更新の時期に意識したことなどについて紹介します。
ママやパパが退職したら保育園の利用はどうなるのでしょう。働き方を見直したい方の中には、退職前後で何をする必要があるのか知りたい場合もありますよね。今回は周りのママの声を参考に、退職理由や保育園を継続利用するために行った手続きについてご紹介します。
共働きで子どもを保育園に通わせたいと考えるママやパパもいるでしょう。幼稚園ではなく保育園を選んだ理由や、子どもが保育園に通うときにパパと決めたことなどを、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
パートのフルタイム勤務について気になっているママもいるかもしれません。月収や給料、働く時間以外に何が変わるのか知りたい場合もあるでしょう。今回は厚生労働省の資料を参考に、社会保険や有給の変化について調査しました。パートやフルタイムの意味とあわせご紹介します。
保育園や幼稚園を利用するとき、専業主婦の頃より子どもと家ですごす時間が少ないことや、子育てを保育園任せにしているのではないかと悩みをもつ方もいるかもしれません。今回は、子どもをいつから保育園に預けているのかや悩んだときに行なったことの他、保育園へ預けながらの子育てで意識したことについてお伝えします。