男の子のトレーニングパンツはいつから使う?種類や選び方とは

【再掲】何層を何枚用意するかやトイトレの進め方

男の子のトレーニングパンツはいつから使う?種類や選び方とは

男の子のトレーニングパンツを用意するとき、何層を選ぶかや女の子との違いはあるのか悩むママもいるのではないでしょうか。今回は、トレーニングパンツの種類、サイズやキャラクターの柄、2層か6層かなど選ぶ際のポイント、いつからどのようにトイレトレーニングの進めたかについてママたちの体験談をご紹介します。

男の子のトイレトレーニングはいつから?

男の子がいるママのなかには、トイレトレーニングについて考えたときにいつからどのように進めたらよいのかや、男の子と女の子で様子に違いがあるのか知りたい方もいるかもしれません。そこで実際に、トイレトレーニングを始めたきっかけを聞いてみました。

「息子が1歳半になった頃、パパが休みの日にずっと後を追ってトイレまでついて行くことがありました。様子を聞くと、トイレの使い方に興味をもっているようだったので、そろそろトレーニングを始めてみようと思いました」(30代ママ)

「おしっこの間隔が2時間くらい空くようになった頃から、トイレトレーニングを意識し始めました」(20代ママ)

「朝起きたとき息子のおむつが濡れていなかったので、そろそろトレーニングパンツに切り替えてみようかなと思いました」(30代ママ)

トイレの間隔や補助便座に興味をもち始めたことをきっかけに、トイレトレーニングを始めたママもいるようです。子どもの様子を見ながら決めるとよいかもしれません。

3歳児のトイレトレーニング。男の子と女の子それぞれの方法と嫌がるなどの悩み

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トレーニングパンツの種類

トイレトレーニングを始める際に、トレーニングパンツを用意したというママの声が聞かれました。トレーニングパンツにはどのような種類があるのでしょうか。


紙製

半分ズボンを下げている子供
© chihana - Fotolia

紙製のトレーニングパンツは形は紙おむつと似ていますが、紙おむつよりも1回のおしっこで「おむつが濡れた」という感覚になりやすいようです。

おしっこをしてしまっても洗濯の必要がなく、使用した後はそのまま捨てられることもポイントです。


布製

見た目は普通の綿パンツと同じですが、股の部分の布が何層か重なっており、おしっこをしても漏れにくい構造になっています。層の枚数はトレーニングパンツによって異なりますが、2層から6層くらいまでさまざまな種類があるようです。

布製のトレーニングパンツはデザインも豊富で、汚れても洗濯をして繰り返し使えることも特徴とされています。

トレーニングパンツを選ぶポイント

では、ママたちは何をポイントにトレーニングパンツを選んでいるのでしょうか。


素材

「肌に優しい素材がよいと思い、股の部分も綿素材になったものを選びました。綿素材なのでおしっこをしたときも濡れた感覚がすぐにわかりやすいようで、トレーニングパンツとしてとても役立っています」(30代ママ)

肌に触れる部分の素材に注目して、トレーニングパンツを選んだというママの声が聞かれました。トイレトレーニングを始めた季節にあわせて、蒸れにくい素材のパンツを選んだママもいるようです。


デザイン

柄パンツ
Vladiri/Shutterstock.com

「息子が好きな、恐竜のキャラクターがデザインされたトレーニングパンツを選びました。お気に入りのパンツを汚したくないようで、息子もトイレトレーニングをがんばっています」(30代ママ)

男の子が好きなキャラクターがデザインされたトレーニングパンツを選んだママもいるようです。男の子と女の子がいるママからは、シンプルなデザインのパンツは性別を問わず使いやすかったという声も聞かれました。子どもの好きなデザインを選ぶことによって、お気に入りのパンツを汚さないという意識につながるかもしれません。


セットになったもの

「同じサイズが3枚セットになったものを2つ購入しました。全部で6枚あるので洗い替えに困ることもなく、価格も手頃だったので助かりました」(20代ママ)

布製のトレーニングパンツには、同じサイズを数枚のセットにして販売しているものもあるようです。トイレトレーニングを始めた頃はこまめに洗濯する場合も想定して、予備を数枚用意しておくと安心かもしれません。

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何層のタイプを何枚用意した?

布製のトレーニングパンツを使っていたママたちに、何層のタイプを何枚ほど用意したか聞いてみました。

「3層のトレーニングパンツを6枚用意しました。3層だと股の部分の厚みがあまりないので、普通の綿パンツのような感覚で使うことができました。たくさんおしっこをしてしまうと漏れてしまいますが、枚数を用意することで替えに困ることはなかったです」(20代ママ)

「3層タイプを5枚と6層タイプを2枚、あわせて7枚用意しました。家では薄めの3層タイプを使用し、お出かけするときはおしっこをしてしまっても対応できるよう、厚めの6層タイプを使っていました」(30代ママ)

3層タイプは子どもが動きやすそうな厚さだという点から、普段使いのトレーニングパンツにしていたというママの声が聞かれました。

また、6層タイプは厚みがありおしっこ漏れの心配が少ないという点から、お出かけのときのみに使用していたママもいるようです。

トイレトレーニングの進め方

トイレトレーニングの進め方について、ママたちの声をもとにポイントをまとめてみました。


生活リズムにあわせて誘う

子どもの生活リズムにあわせて、トイレに誘うことを意識していたという声が聞かれました。

トイレに誘うタイミングとして、朝起きたときや食事の前後、お風呂の前や就寝前などがあるようです。トイレに行く間隔が安定してくると、子ども自身も排泄のタイミングがつかみやすいかもしれません。


子どものやる気を大切にする

子どもの「トイレに行きたい」と思う気持ちを尊重して、おしっこが出なくても補助便座に座らせてあげていたママもいるようです。

また、トイレにシール表を貼り、上手にできたあとに好きなシールを1枚貼るようにするなど、子どもが楽しくトレーニングできる環境を整えてあげることも大切かもしれません。

進め方にあったトレーニングパンツを選ぼう

ママと補助便座を使う子供
© yamasan - Fotolia

いつからトイレトレーニングを始めるかや何層タイプのパンツを使うかは、子どもの様子にあわせていたというママの声が聞かれました。トレーニングパンツを選ぶポイントとして、素材やデザイン、着脱のしやすさなどがあります。トイレトレーニングは、子どものペースにあわせて焦らず、そして楽しく進められるとよいですね。
本記事は2019年2月21日に配信した記事の再掲載です。

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