ぬいぐるみの中身の種類。入れ替え方のポイント

ぬいぐるみを自分で直してみよう

ぬいぐるみの中身の種類。入れ替え方のポイント

破れたり型崩れしたりしたぬいぐるみを自分で直したいとき、ぬいぐるみの中身の種類や入れ替え方について知りたい方もいるかもしれません。今回は、スポンジやビーズ、ペレット、小豆などさまざまなぬいぐるみの中身の入れ替え方やきれいに仕上げるポイントなどをご紹介します。

ぬいぐるみの中身は自分で入れ替えられる?

ママのなかには、子どもが抱っこしたり、いっしょにお布団で寝たりなどして大切にしているぬいぐるみがあるという方もいるのではないでしょうか。ママ自身が特別な思い入れがあるぬいぐるみを大事にしているという方もいるかもしれません。

ぬいぐるみをどのようにお手入れしているのか、ママたちに聞いてみました。

20代ママ
20代ママ

子どもが赤ちゃんのときから気に入っているうさぎのぬいぐるみがあります。長年使っていてへたれなどが気になり、ぬいぐるみの宅配クリーニングを利用して中身も入れ替えてもらいました。

30代ママ
30代ママ

大事にしているぬいぐるみの縫い目がほつれて、中身が出てきてしまったことがあります。自分で直したいと思い、中身の詰めものの種類を確認して新しいものと入れ替えてから、丁寧に縫いあわせました。

長年の使用でへたれたり、縫い目がほつれたりしたぬいぐるみをお手入れしたいと考えて、ぬいぐるみの中身を入れ替えたことのある方もいるようです。

今回は、ぬいぐるみの中身の種類や入れ替え方についてママたちの体験談をもとにご紹介します。

ママたちが使ったぬいぐるみの中身の種類

ぬいぐるみの中身を入れ替えるとき、ママたちはどのような種類の詰めものを使ったのでしょうか。ママたちに聞いた、ぬいぐるみの中身の種類をご紹介します。


綿やスポンジ

ぬいぐるみを抱く女の子とパパ
milatas/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

ぬいぐるみの中身に手芸用の綿とスポンジを使いました。人形のサイズにあわせてスポンジの厚みや大きさを調整してから古い中身と入れ替えて、すき間に綿を詰めるようにすると形を整えやすかったです。

綿やスポンジといった柔らかい種類の素材は、ぬいぐるみの中身を入れ替えるときに形を調整しやすいかもしれません。ぬいぐるみの形を保ちたい部分には、スポンジを使ったというママの声もありました。


ビーズ

30代ママ
30代ママ

ぬいぐるみの破れたところから出てきてしまった中身のビーズを参考にして、同じ種類のビーズを用意しました。中身を入れ替えた後も以前と同じさわり心地です。

20代ママ
20代ママ

クッションなどにも使える補充用のビーズを、ぬいぐるみの中身に使ったことがあります。私が選んだビーズの種類は軽くて細かい粒のもので、新しく入れ替えた後は吸いつくような柔らかい感触になりました。

ぬいぐるみの中身を入れ替えるときに、もとの中身の種類と似たものを用意したママがいるようです。ぬいぐるみの中身にビーズを使ったママからは、ビーズのサイズや軽さを意識したという声も聞かれました。

中身の種類によってぬいぐるみの感触も変わるようなので、それぞれ好みのものを選んでもよいかもしれませんね。


ペレット

30代ママ
30代ママ

少し重さのあるペレットをぬいぐるみのお尻部分の中身に使いました。ペレットが重しになるため、ぬいぐるみを座らせたときに安定します。

ペレットとは、ビーズのような細かい粒の素材を指すようで、ぬいぐるみの重しとして使われることもあるそうです。

他には、小さなぬいぐるみの中身に小豆を使ったママもいるようです。少し重さのある詰めものは、ぬいぐるみの一部分や小さなサイズのぬいぐるみに使うようにするなど、使い方を工夫することで、ぬいぐるみの重さが気になりにくくなるかもしれません。

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ぬいぐるみの中身の入れ替え方

ママたちに聞いた、ぬいぐるみの中身を入れ替えるときに使ったものや手順をご紹介します。


用意するもの

裁縫に使うアイテム
photographyfirm/Shutterstock.com
  • リッパー
  • 縫い針
  • ぬいぐるみの中身に詰めるもの

リッパーとは、先端に小さな刃がついた裁縫道具だそうで、縫い目をほどくときに使うもののようです。糸はぬいぐるみの生地と同じ色のものを用意すると、目立ちにくいかもしれません。


中身を入れ替える手順

  1. ぬいぐるみの縫い目の糸をリッパーで10cmほど切る
  2. 開いた部分からぬいぐるみの中身を取り出す
  3. 新しい中身をぬいぐるみに詰める
  4. 開いた部分を縫いあわせて閉じる

ぬいぐるみの縫い目をリッパーでほどくときは、中身の入れ替えやすさも考えながら開く位置や大きさを決めるとよいかもしれません。ぬいぐるみに新しい中身を詰めるときは、ときどき外側から触って感触を確かめながら、詰める量を決めたというママの声もありました。

ぬいぐるみの中身を入れ替えるときの工夫

ぬいぐるみの中身を入れ替えるときに、きれいに仕上げるためのポイントをママたちに聞いてみました。


事前の準備

30代ママ
30代ママ

ぬいぐるみの縫い目をほどいた後、新しい中身を詰める前にぬいぐるみを洗いました。ぬいぐるみの外側だけなので洗うときにかさばらず、乾くのも早かったです。

ぬいぐるみの古い中身を取りだした後、ぬいぐるみを洗っておくと仕上がりがよりきれいになるかもしれません。ぬいぐるみの生地にあわせて洗剤を選び、仕上げには柔軟剤を使ったというママの声もありました。

ぬいぐるみを洗うときは、洗えるかどうかや洗濯方法をよく確認しておくとよいかもしれません。


ぬいぐるみの中身を詰めるとき

20代ママ
20代ママ

ぬいぐるみの中身を入れ替えるときは、少しずつ中身を詰めるようにするとうまくいきました。しっぽなど細かい部分は、特に丁寧に詰めるときれいに仕上がると思います。

ぬいぐるみの中身を、少しずつ丁寧に詰めたというママの声がありました。細かい部分にもバランスよく中身が詰められるように、細い棒などを使って詰めたママもいるようです。


ぬいぐるみの中身を詰めた後

30代ママ
30代ママ

ぬいぐるみの中身を詰めて縫い口を閉じるときは、なるべく縫い目が目立ちにくい縫い方を考えました。縫い口の両サイドをコの字型に針ですくう「コの字縫い」にしたところ、きれいに仕上げられたと思います。

ぬいぐるみの中身を入れ替えた後の縫い方も工夫できるとよいかもしれません。「コの字縫い」や「コの字まつり」などと呼ばれる、表に縫い目が出にくい縫い方を選んだというママの声がありました。

縫いあわせた後に、柔らかい毛のブラシでぬいぐるみ全体をブラッシングして仕上げたママもいるようです。

ぬいぐるみをお手入れして大切に使おう

ぬいぐるみを抱く女の子
anek.soowannaphoom/Shutterstock.com


ママたちが使ったぬいぐるみの詰めものの種類には、綿やスポンジ、ビーズなどがあるようです。ペレットや小豆を、重しとしてぬいぐるみの中身に使ったというママの声もありました。

ぬいぐるみの中身を入れ替えるときは、それぞれの素材の特徴も考えてぬいぐるみにあった詰めものを選べるとよいかもしれません。
思い出の詰まったぬいぐるみをお手入れしながら、大切に使っていけるとよいですね。

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