ベビーカーのタイヤの選び方。ゴムタイヤの空気入れや修理の目安とは

洗う方法などメンテナンスの仕方

ベビーカーのタイヤの選び方。ゴムタイヤの空気入れや修理の目安とは

ベビーカーを選ぶとき、タイヤにはゴム製や空気が入ったタイプなどもあり、大きさもさまざまなので何を選べばよいか気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、タイヤを選ぶポイントとベビーカーの足元を洗う方法やメンテナンスの仕方、カタカタ音など修理の目安についてママたちの体験談を交えてご紹介します。

ベビーカーのタイヤ選び

ベビーカーを選ぶとき、どんなタイプのタイヤが使いやすいか気になるパパやママもいるのではないでしょうか。また、使っていくなかでタイヤのメンテナンスをするときに、自分でできる方法や修理に出す目安を知りたい方もいるかもしれません。ママたちに、ベビーカーのタイヤ選びのポイントやメンテナンスについて聞いてみました。

ベビーカーのタイヤの種類

ベビーカーのタイヤの種類にはどのようなものがあるのでしょうか。実際に、ママたちがどのようなタイヤの種類を選んだのか聞いてみました。


シングルタイヤ

「ゴム製のシングルタイヤのベビーカーを購入しました。小回りがきいて動きがスムーズなので、でこぼこが多い道でも押しやすいと思いました」(30代ママ)

「店舗で実際にベビーカーを押してみたときに、シングルタイヤは幅をあまり取らない分、歩いていて足元にあたることが少なく感じました」(30代ママ)

シングルタイヤのベビーカーを使っているママから、操作していて小回りがききやすいと感じたとの声がありました。また、車輪の数が少ないために足元にスペースが生まれやすく、歩いているときに足にあたることが少なく感じたママもいるようです。他にも、タイヤの数が少ないため音が静かに感じたとの声も聞かれました。


ダブルタイヤ

ダブルタイヤのベビーカー
© shirohige - Fotolia

「小さめのダブルタイヤがついたベビーカーは、軽くてベビーカーを片手で閉じたり開いたりがしやすいです。持ち運びしやすいので、一人で赤ちゃんを連れて出かけるときにも助かっています」(20代ママ)

「タイヤがゴム製のダブルタイヤを選びました。車輪が2つあるので溝にタイヤが入ってもバランスを崩しにくいように感じました」(30代ママ)

車輪の大きさについて、小さめのものはベビーカーを片手で折りたたむことができて、持ち運びやすかったという声が聞かれました。折りたたんだときのコンパクトさは、ベビーカーの大きさを考える上でもポイントのひとつかもしれません。また、タイヤの数が多いことでバランスを崩しにくいと感じるママもいるようです。 

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タイヤのメンテナンス方法

ベビーカーを洗うときや、快適に使うためのメンテナンス方法についてママたちに聞いてみました。


タイヤ周りを洗う

「タイヤの周りやロック開閉部分、ストッパーについた埃やごみを、不要になった歯ブラシで落としました。仕上げにタイヤについた汚れを水で洗うようにして、布で拭いてきれいにしました」(30代ママ)

タイヤ周りを洗うときに、小石や砂などを、不要になった歯ブラシや柔らかい布でふき取ったというママの声がありました。タイヤ周りに細かな汚れが詰まっていると、ベビーカーの動きが鈍くなることもあるようです。気がついたときに汚れを取り除くなど、普段からのお手入れを心がけると快適に使うことにつながるかもしれません。


潤滑油を使う

潤滑油
iStock.com/adroach

「3カ月に1度くらいのペースで、ロック可動部やタイヤ付近のワッシャー部にスプレー式の潤滑油をさしました。タイヤがスムーズに動くと押しやすく外出のときにも楽なので、定期的にメンテナンスするように気にかけています」(30代ママ)

タイヤに潤滑油をさしたところ、スムーズに動かしやすくなったとの声も聞かれました。また、タイヤだけでなく、ロック可動部がスムーズに動くように潤滑油を使ったママもいるようです。メンテナンスに使うものは、メーカーなどに確認し専用のグッズを活用するとよいかもしれません。


空気圧を確認する

「ベビーカーが押しにくくなったように感じたので、ゴムタイヤを触って空気圧を確認してみました。ハリがなくタイヤのゴムが少し沈み込むような感じがしたので、ベビーカーの説明書を見ながら空気を補充しました」(30代ママ)

「空気が入ったタイプのゴムタイヤだったのですが、使っていくうちにガタガタと感じる揺れが大きくなってきました。タイヤを確認すると、自分では空気を入れるのがむずかしそうだったので、自転車店に問いあわせてメンテナンスしてもらいました」(30代ママ)

タイヤの空気圧が低くなったと感じたときに、自転車店に問いあわせたとの声もありました。自分で空気を入れられるタイプのゴムタイヤもあるようですが、専用の空気入れが必要になりそうな場合はメーカーの説明書やホームページなどの案内を確認しておくと安心かもしれません。

また、空気の入ったゴムタイヤの劣化を避けるために使用後は直射日光や、雨や風が当たらない場所に保管するよう意識していたとの声も聞かれました。

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【体験談】ベビーカータイヤの交換の目安

ベビーカーのタイヤの交換について考えるとき、ママたちはどのようなことを目安にしたのでしょうか。


カタカタ音

「ベビーカーのタイヤからカタカタと音がするのが気になり、ベビーカーを修理に出すことにしました。メーカーに問いあわせて見積もりを聞いてから、ベビーカーを郵送しました」(40代ママ)

タイヤからカタカタと異音がしたことがきっかけで、修理に出したとの声が聞かれました。不具合を感じたらまずメーカーへ問いあわせ、修理が必要か確認してみるのもよいかもしれません。


ゴムの擦り減り

「ベビーカーの押しにくさを感じてタイヤを見てみたところ、買ったときより前輪より後輪が擦り減ったように感じました。安全に使うために、購入した店舗に修理に出してタイヤを交換してもらいました」(30代ママ)

前輪より後輪の方が先に消耗したため、安全面を考えてタイヤ交換の修理に出したママもいるようです。赤ちゃんにとって快適な乗り心地のためにも、使いやすさやメンテナンスのタイミングを日頃から気に留めておくとよいかもしれませんね。

ベビーカーのタイヤも点検しよう

ベビーカーに子どもを乗せるママ
iStock.com/RoBeDeRo

ベビーカーのタイヤには、大きくわけてシングルタイヤとダブルタイヤがあり、ママたちからは、足への当たりにくさや安定して押しやすいかに注目して選んでいるという声が聞かれました。また、実際に自分でできるメンテナンスとして、タイヤ周りをこまめに洗うことやタイヤの空気圧を確認するといったことも大切になるかもしれません。

カタカタ音の大きさやゴムの擦り減りが気になったときには修理も検討するなどして、快適にベビーカーが使えるとよいですね。

2018.12.05

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