洗面台での沐浴のやり方。沐浴マットやシートなどあると便利なもの

洗面台での沐浴のやり方。沐浴マットやシートなどあると便利なもの

赤ちゃんの沐浴を行うとき、ベビーバスではなく洗面台を使ったやり方もあるのか知りたいママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、洗面台を沐浴に使うメリットや沐浴マットやシートなどの便利なアイテム、洗面台を使う際の洗い方と洗面台を使った沐浴のやり方のコツをママたちの体験談を交えて紹介します。

洗面台を使って沐浴をするときに考えたこと

赤ちゃんの沐浴を行う際、毎日ベビーバスを用意するのが大変だと感じるママもいるのではないでしょうか。ベビーバスを使わずに、洗面台を使って沐浴はできないかと考えるママもいるかもしれません。実際に、洗面台を使って沐浴しようと思ったとき、ママたちはどのようなことを考えたのでしょう。

「洗面台をベビーバスがわりとして使えるのか、使う場合の沐浴のやり方には特別な方法などがあるのかわかりませんでした」(30代ママ)

「家族みんなが使う洗面台なので汚れが気になりました。沐浴に使う前に洗い方を知りたいと思いました」(20代ママ)

洗面台を使って沐浴を行いたいと考えたとき、ママたちが考えたことはさまざまあるようです。実際に、洗面台を使って沐浴をしたママたちはどのようにしているのでしょうか。

沐浴に洗面台を使うメリット

ベビーバスのかわりに洗面台を使って沐浴をした場合、ママにとってどのようなメリットがあるのでしょうか。ママたちに聞いてみました。


楽な姿勢でできる

「ベビーバスを使ってしゃがみながら沐浴をしていたら、腰を痛めてしまいました。助産師さんに洗面台を使った沐浴のやり方を教えてもらい試してみると、立ったまま沐浴できるので腰が楽でした」(30代ママ)

洗面台を使って沐浴を行うメリットとして、楽な姿勢で沐浴ができたと感じるママもいるようです。しゃがみこんだ姿勢で毎日沐浴をしていると、産後間もない体への負担を感じることもあるかもしれません。


お湯溜めしやすい

バスタブ
iStock.com/deepblue4you

「洗面台を使うと、直接お湯を溜めることができるので、ベビーバスを使うより簡単に感じました。沐浴中も直接お湯を足すことができるので、お湯が冷めにくい点もよかったです」(20代ママ)

洗面台を使うと片手でも蛇口の操作ができるので、赤ちゃんを支えながらでも足し湯がしやすいかもしれません。シャワーがついている場合、上がり湯をするときも蛇口を切り替えるだけなので使いやすかったというママの声もありました。


後片づけがしやすい

「毎日ベビーバスを用意することが大変だと感じていたので、出し入れしなくてもよい洗面台での沐浴は気分的にも楽でした。沐浴後のお湯抜きも簡単でよかったです」(30代ママ)

洗面台で沐浴をしたママのなかには、ベビーバスの保管場所に悩むことがなかったという声もありました。栓を抜くだけでお湯抜きができるので、片づけの最中にお湯をこぼすこともなかったと感じたママもいるようです。

ママたちが使った便利なアイテム

洗面台を使って沐浴を行う際、ママたちが実際に使用した便利なアイテムを紹介します。


沐浴マットやシート

「赤ちゃんが直接洗面台に触れないよう、沐浴シートを洗面台全体に敷いて使いました。直接洗面台を使うより抵抗がないように感じました」(30代ママ)

「透水性のスポンジでできている柔らかな素材の沐浴マットを、洗面台のボウルに敷いて沐浴しました。後片づけも簡単で便利でした」(40代ママ)

洗面台のボウル全体に敷く沐浴マットやシートを使用したママもいるようです。マットやシートには、洗濯機の脱水機能が使えるものもあるようなので、使いやすさにあわせて選ぶのもよいかもしれません。


スポンジタイプのベット

「スポンジタイプのベットを洗面台に置き、その上からお湯を溜めて使用しました。ベットの上に手の甲を当てて赤ちゃんを支えられるので、腕も疲れにくく、沐浴もしやすいと感じました」(20代ママ)

柔らかく厚みのあるベットは、安定感があり使いやすかったと感じたママもいるようです。大人と同じお風呂に入れるようになってからも使用できるので、長い期間使うことができたというママの声もありました。


コンパクトタイプのベビーバス

ベビーバス
iStock.com/John_Kasawa

「シンク用のベビーバスを洗面台に入れて使用しました。普通のベビーバスを使うより、節水できる点がよかったです」(30代ママ)

洗面台に直接お湯を溜めるのではなく、シンク用のベビーバスを洗面台で使用したママもいるようです。底に滑り止めがついているタイプもあるようなので、洗面台の上でも安定して使うことができるかもしれません。

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洗面台の洗い方

沐浴で洗面台を使用するときの準備として、洗面台を洗おうと考えるママもいるのではないでしょうか。どのような洗い方をしたのか、ママたちに聞いてみました。


汚れを落とす

「洗面台にお湯を溜める前に、バスタブ用洗剤とスポンジを使って洗面台全体を洗いました。栓の部分などお湯に浸かる部分はすべて洗うようにしました」(30代ママ)

お風呂やベビーバスと同様に、バスタブ用洗剤を使って洗面台を洗ったママもいるようです。洗剤が残らないように、すすぎもしっかりと行い、残った水滴はタオルで拭き取るようにしたというママの声もありました。


消毒する

「バスタブ用洗剤で洗った後に消毒をしていました。消毒には10分程度かかるので、その間は赤ちゃんの衣服などを準備する時間にしていました」(20代ママ)

洗剤で洗うだけでなく、消毒をしていたママもいるようです。赤ちゃん用の消毒液を使うなど配慮するとよいかもしれません。

洗面台を使った沐浴のやり方のコツ

洗面台を使った沐浴はベビーバスを使用するときと大きく変わらないようですが、やり方のコツや気をつけた方がよいことはあるのでしょうか。ママたちに聞いた沐浴のやり方を紹介します。


お湯の温度を高めに入れる

「冷たい洗面台に直接お湯を溜めると、お湯が冷めやすく感じました。最初にお湯をはるときは、お湯の温度を高めにしました」(30代ママ)

洗面台が冷えている場合は、すぐにお湯が冷めてしまうと感じるママもいるようです。沐浴の前には湯温計を使って温度確認をしながら、赤ちゃんが気持ちよいと感じる温度で沐浴ができるとよいかもしれません。


沐浴するタイミングを考える

「夕方から夜にかけては家族が洗面台を使う頻度が高いので、昼間の時間帯に沐浴をしていました。沐浴用にきれいに洗った洗面台を先に使われてしまう心配がないので、よかったです」(30代ママ)

沐浴をする前に洗っておいた洗面台を上の子などが使ってしまった場合、もう一度洗う手間が増えてしまこともあるかもしれません。沐浴を行う際は、家族が洗面台を使わない時間帯を選ぶとよさそうですね。

ママにあったやり方で沐浴をしよう

沐浴中の赤ちゃん
iStock.com/12963734

ベビーバスのかわりに洗面台を使用して沐浴をするママもいるようです。事前に洗面台の洗い方や消毒方法などを調べておくと、沐浴もしやすいかもしれません。沐浴マットやシートなど便利なアイテムを利用しながら、自分にあったやり方で沐浴ができるとよいですね。

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