
クワガタを飼うときの飼育ケースや飼育セットはどのようなもの用意するとよいのか気になりますよね。クワガタの飼育方法やクワガタが冬を越すためのコツ、飼育部屋にカビが発生したときの対処法などを紹介します。
クワガタは種類が多く、世界にはさまざまな形をしたクワガタが生息しています。艶のある見た目や大きなアゴなどは惹かれるものがあり、子どもや大人にも人気がある昆虫です。
クワガタを飼育することによって、子どもが生き物を大切にする気持ちや、生き物とふれ合うことの楽しさを知るきっかけになるかもしれません。
今回の記事では、子どもが「クワガタを飼いたい!」と言ったとき、すぐにでも飼い始められるように、クワガタの必要最低限の飼育セットや飼育ケースの選び方について注目してみたいと思います。
子どもといっしょにクワガタを捕まえたときに、そのまま飼育したいということになる場合もあるかもしれません。クワガタを飼育するためには、どのような道具を飼育セットとして準備するとよいのでしょうか。
昆虫などの生き物を飼育する上ではかかせない、飼育ケース。さまざま種類の大きさや深さがあり、おしゃれな観賞用ケースもあるようです。
昆虫飼育マットは昆虫が潜って休んだり、卵を産んだりするために必要なもののようです。朽木や落ち葉などさまざまな材料で作られ、産卵用、繁殖用など用途が異なるマットがあるようです。
クワガタは地面より木の上で活動することが多いので、登り木があるとクワガタは気持ちよく過ごすことができそうです。また、クワガタがひっくり返ったときなどに体制を起こすための足場にもなるようです。
クワガタの隠れ家となる樹皮や大きな広い葉っぱなどがあるとよいかもしれません。日よけにもなるので1~2枚程度入れておくとよいでしょう。
クワガタが生きていくためのエサも必要です。自然の中では主に樹液をエサにしているクワガタですが、飼育する場合はバナナやりんごなどの果物、市販の昆虫ゼリーなどが定番のエサのようです。
虫よけシートや新聞紙は、飼育ケースに小バエなどの虫が入らないようにするために使われているようです。飼育ケースと蓋の間にかぶせるように設置し、虫よけシートや新聞紙が汚れたら取り替えるようにしましょう。
クワガタの飼育部屋の保湿のために、たまに霧吹きで水分を与えてあげるとよいかもしれません。霧吹きのポイントはクワガタに直接かからないように行い、マットが湿る程度で水分を与えましょう。
クワガタを飼育するときに、どんなケースがよいのか迷う人もいるかもしれません。クワガタの飼育ケースを選ぶときのポイントをいくつか説明します。
飼育ケースの大きさはSサイズなどの小さいものからLLサイズの大きなものまで幅広い飼育ケースがあるので、「飼育」「繁殖」「観賞」「クワガタの大きさ」などの用途ごとに選ぶのがよいでしょう。
基本的には、エサ入れや登り木を入れることを考え、深くて広い飼育ケースを選ぶとよいかもしれません。外国産の体が大きいクワガタを飼育するときや、オスとメスつがいで飼育する場合なども大きいサイズのケースのほうが飼育がしやすいでしょう。
クワガタの飼育ケースには、小バエシャッターがついたケースや脱走防止機能のスライド式のケースなどさまざまな機能があります。
力の強い種類のクワガタは蓋を開けてしまい、脱走してしまうこともあるようなので蓋がスライドロック式のケースを選ぶとよいかもしれません。
クワガタの飼育ケースを観賞用で選ぶ場合、子どもがいろいろな角度から観賞して楽しむことのできるようなデザインや、インテリアの一部となるようなおしゃれなデザインなどで選ぶのもよいでしょう。自分だけのオリジナル飼育ケースを自作しても楽しそうですね。
クワガタの飼育セットはどのように組み合わせ、飼育部屋を作るのでしょうか。
清潔な飼育ケースを用意したら、まずは飼育部屋の土台となるマットを入れましょう。クワガタの全身が潜れるくらいの深さがあるとよいようです。樹皮や広葉樹の葉をマットの上に置くのも忘れずに行いましょう。
飼育部屋の中の登り木は立てかけてあると見栄えがよくなりますが、倒れたときにクワガタが下敷きになってしまうこともあるので安定感を最優先にして設置するとよいでしょう。
飼育部屋がある程度完成したら、エサがひっくり返らないような場所にエサを設置しましょう。昆虫ゼリーなどは底が丸くなっているものがあるので、エサ台を使用したり、マットに埋め込んで設置してもよいかもしれません。
飼育ケースなどは生き物のためにもできるだけ清潔にしておきたいですよね。
クワガタなどの飼育部屋にカビが発生することもありますが、しばらく飼育していると自然にカビが消えていくこともあります。
カビが気になる場合はその部分だけティッシュなどで拭き取ってもよいでしょう。また、飼育部屋の通気性をよくしておくとカビが発生しにくいかもしれません。
クワガタは夏の昆虫というイメージがあり寿命も短く思われがちですが、冬眠状態で冬を越す(越冬)種類のクワガタもいるようです。オオクワガタ、コクワガタ、ヒラタクワガタなどが越冬できるクワガタとして知られているようですね。
クワガタを越冬させるには、まずクワガタが冬眠状態になれるような環境にすることが大切なようです。
気温が15℃を下回る季節になるとクワガタはマットや朽ち木の下などに潜り、冬眠を始める習性があるといわれています。そのため、温度管理が重要になり、飼育部屋を10~15℃くらいの常温で維持すると、クワガタを冬眠状態にしてあげることができそうです。
クワガタは冬眠中、体力を使わないために動かなくなったり、エサを食べなくなったりすることもあるかもしれません。
そんなときでも、エサの交換や霧吹きでの湿気調整を適度に行うことが大切なようです。クワガタが冬眠から起きたときにエサを食べることもあるので、古くなったゼリーなどは交換しておくとよさそうです。
子どもとクワガタを捕まえて育てようと思ったとき、できるだけクワガタを長生きさせてあげたいとも思うかもしれません。クワガタを大切に飼育するためには、さまざまな道具が必要になってきます。
クワガタを育てるための飼育ケースは、種類が豊富なので用途ごとに選ぶとよいようです。迷ったときは大きめのサイズの飼育ケースを選んだほうが、飼育セットの道具の組み立てや配置、カビが発生したときの飼育部屋の掃除などがやりやすいかもしれません。
昆虫の寿命は他の生き物に比べて短いと感じることもありますが、クワガタは種類によって冬も越すことができる昆虫です。捕まえたら大切に育てて、子どもといっしょにクワガタの繁殖などにもチャレンジしてみるのもよいかもしれませんね。
2018年07月22日
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