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2018年03月16日

お中元の意味合いや由来とは。のしの付け方やお礼状、お返しの時期など

お中元の意味合いや由来とは。のしの付け方やお礼状、お返しの時期など

催事のひとつであるお中元にはどのような由来や意味合いがあるのでしょうか。今回の記事では、お中元の由来やお歳暮との意味合いの違い、お礼状やお返しをする時期やのしついてご紹介します。

お中元の意味や由来

普段お世話になっている人に贈るお中元は、諸説あるようですが、中国の道教に由来しているという説が有力なようです。

仏教が日本に伝わると、送り火や迎え火と同様に親族や知人が家を訪ねてきた際に贈り物をするのが一般的になり、それが現在のお中元の始まりだとも言われています。新年を迎える時期に季節のあいさつとして贈られるお歳暮とあわせて、年に2回品物を贈る人もいるようです。

お中元を贈る時期

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お中元は、中国の中元と盂蘭盆会が重なる7月15日に合わせて、7月初旬から8月半ばに贈るのが一般的とされているようです。

本来は、先祖へのお供え物や贈り物という意味合いが強いものでしたが、時代の流れとともに、お世話になった人へのあいさつという意味合いが重視されるようになり、1年の上半期を締めくくるという意味でもこの時期に贈られるようになったようです。

お中元を贈る相手

お中元は、日頃の感謝の気持ちやあいさつの意味を込めて贈るものですが、どのような相手に贈ることが多いのでしょうか。

仕事でかかわる相手

仕事関係では、上司だけでなく取引先に贈るという人もいるようです。取引先の場合は、個人に向けてではなく企業へ向けての贈り物になるため、個包装のものやコーヒーや紅茶などの飲み物などがよく選ばれているようです。贈る側の名産品や、先方の好みの品を選ぶと喜ばれるかもしれません。

両親や親戚

両親や親戚が遠方に住んでいる場合にもお中元を贈ることがあるようです。礼儀を重んじる家では、両親へのお中元を習慣化している場合もありますが、一方で普段から感謝の気持ちを伝えている家などでは、特にお中元は必要ないと考える家庭もあるようです。普段付き合いのない親戚でも、あいさつ代わりにお中元を贈るという人もいるのではないでしょうか。

お世話になった相手

縁談から結婚式までをサポートしてくれた仲人にもお中元を贈る習慣があるようです。一般的には、お中元やお歳暮を贈る期間は3年で良いとされ、3年を過ぎたらあいさつ状や暑中見舞いのはがきに変える人もいるようです。お中元をやめてからもきちんとした対応をすることで、ていねいな印象を持たれるのではないでしょうか。

お中元を贈るときの注意点

お中元を贈るときには、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。特に注意したい点をご紹介します。

のしをつける

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のしとは本来、アワビを薄く削いで乾燥したもので、縁起物としてお祝い事には欠かせないものでした。現在は、のしや水引が印刷されたのし紙がお中元でも利用されています。

お中元では、紅白の花結び(水引)にのしが付いたデザインののし紙が使われるのが一般的なようです。お中元の時期を過ぎてしまったときや今年だけ贈る場合などは、のし紙の表書きにも決まりがあるようなので事前に調べておきたいですね。

お中元の贈り方

お中元は、郵送するのか手渡しするのかで注意点が異なるようです。手渡しの場合は、のしを包装した上につける「外のし」が一般的ですが、郵送する場合は「内のし」を使います。これは、手渡ししたときに先方が表書きを読めるようにという配慮のようです。また、手渡しの場合はデパートなどの袋ではなく、風呂敷に包み直して持参するようにしましょう。

贈り先を考えた品物選び

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お中元を贈るときは、贈り先を考えた品物選びが大切になるのではないでしょうか。相手の好みに合ったものを贈りたいものですが、好みがわからない場合は、家族構成などから考えるとよいようです。

お中元をもらったときのマナー

お中元は、贈るときだけではなく、もらったときのマナーもあるようです。ここでは、もらったときのマナーについて見ていきましょう。

お礼状を送る

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お中元をもらったら、なるべく早くお礼状を贈るのがよいのではないでしょうか。お礼状は、相手方に感謝の気持ちを伝えるものなので、なるべく2~3日中に書くのがよいでしょう。お礼の言葉だけでなく、先方の健康を気遣う言葉などを入れると喜ばれるかもしれません。

お返しを贈る

お中元のお返しを贈る場合は、お礼状から少し期間を空けてから贈るようにしましょう。諸説ありますが、もらったお中元よりも高額なものをお返ししてしまうと、「今後は必要ありません」という意味にとらえられてしまう場合もあるようなので、金額はしっかりと吟味した方がよいかもしれません。

お中元で日頃の感謝を伝えよう

お中元の意味や由来
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今回は、お中元の由来やのしの意味、礼状の時期などについて紹介しました。お中元はお歳暮と同じように普段言えない感謝の気持ちを伝える意味合いも込められています。お中元を受け取ってからも、お礼状やお返しをする時期などに気をつけて、日頃の感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。

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