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2017年09月25日

子どもの学資保険はいつから始める?メリット・デメリットとシミュレーション

子どもの学資保険はいつから始める?メリット・デメリットとシミュレーション

子どもが産まれたら気になってくるのは将来かかる教育費用のことですよね。将来の選択肢を広げるためにも、きちんと用意しておきたいと考える方もたくさんいるのではないでしょうか。教育費用のための学資保険に加入するメリット・デメリット、そしていつから始めたらよいのかなどシミュレーションを交えて詳しく確認していきましょう。

学資保険とは

学資保険の仕組み

子どもの教育にかかる費用は大きな支出となります。将来の教育費のためのお金を前もって積み立てるのが学資保険です。

子どもが小さいうちから毎月一定の金額を積み立てていく、もしくはまとまった額を前もって払い込んでおき、子どもが一定の年齢に達した際に積み立てたお金を受け取ることができるという仕組みになっています。

学資保険はなぜ必要なのか

教育費を確実に貯めることができるのが学資保険の大きなポイントです。もちろん学資保険を使わずに貯めることができるなら問題はありませんが、教育費用が心配、しっかり確実に教育費を貯めていきたい、そう考えるなら学資保険が適しているでしょう。

子どもにかかる費用はどれくらい?

出産から幼稚園や保育園卒園までの平均的にかかる費用

子どもにかかる費用は一体どのくらいなのでしょうか。目安の金額を確認してみましょう。出産費用は出産一時金などの制度があるため、都道府県によっても異なりますが負担金はおよそ80,000円となっています。

保育園の場合、かかる費用は家庭の所得によって大きく異なるようです。さらに、認可保育園と無認可保育園のどちらに入るか、また預ける子どもの年齢(月齢)によっても大きな差が出るため保育料が変わってくるようです。国の基準を目安に各自治体が金額を設定しているため、お住まいの地域の自治体で確認するのがよいでしょう。

幼稚園は園によっても異なりますが、私立と公立で大きな差があります。私立幼稚園の2年間でかかる費用の平均はおよそ80万円、3年間ならおよそ120万円です。ほとんどの私立幼稚園では3年保育を取り入れています。公立幼稚園の2年間でかかる費用はおよそ30万円となっています。

小学校入学~中学校卒業まで

私立小学校に入学した場合は 初年度納入金であればおよそ154万円、公立小学校に入学した場合にかかる費用はおよそ32万円となっています。そして、私立中学校に進学した場合は 初年度納入金であればおよそ134万円、公立中学校の場合はおよそ48万円です。

高校入学~高校卒業まで

そして高校にかかる費用です。私立高校に進学した場合は 初年度納入金であればおよそ100万円、公立高校の場合はおよそ41万円となっています。

母娘

大学入学~大学卒業まで

大学でかかる費用は国公立か私立か、それに合わせて選択する文系理系、学部や学科によっても大きな差が出ます。私立大学の場合はおよそ386万円から519万円、国公立の場合はおよそ240万円から350万円と大きなひらきがあります。

また実家から離れて生活する場合、仕送り額の平均は月7万円です。その場合、4年間で336万円多くかかることになります。

学資保険のメリットとデメリット

メリット

日々生活に必要なものは随時発生します。必要とはわかっていても、差し迫って必要でないお金を貯めるのは難しいものです。強制的に教育のためのお金を貯めることができる、これが学資保険の大きなメリットになります。

また、学資保険には契約者に万が一の事態が発生した場合に月々の払い込みが免除されるという特約がついている商品がほとんどのようです。この特約があれば、契約者にもしものことがあっても契約時に予定されていた金額を受け取ることができるのです。お金がないという理由で教育を受ける機会を諦める、このような事態を防ぐことができるというメリットに挙げられます。

さらに学資保険は定期保険とは異なり生命保険料控除の対象になることもメリットの1つです。

デメリット

学資保険のデメリットを見ていきましょう。月々の保険料が払えなくなってしまい、やむを得ず途中解約する場合にはデメリットがあります。契約満了時以外に解約してしまうと、解約返戻金は払い込んだ金額よりも少なくなってしまうという学資保険がほとんどです。

契約時に無理をした契約をしてしまうと、将来保険料を捻出するのに困ってしまうというケースも考えられるので、無理のない契約が必要となります。

いつから始めるのがよい?学資保険のシミュレーション

15歳まで払い込むケース

中学卒業、高校入学の年齢に受け取ることを想定するのであれば15歳までに払い込む必要があります。その場合、必然的に毎月の支払額が大きくなってしまうこともありますので、できるだけ早めに加入しておくのがよいでしょう。

学資保険に加入できるのは生まれてすぐ、保険会社によっては妊娠中から入ることができるものもあります。

17歳または18歳までに払い込むケース

1番多いのは大きなお金が必要となる大学入学の際に受け取るというパターンです。その場合、高校入学などにかかる費用は別途貯めておく必要があります。学資保険に入る前に前もって受け取る時期を定めておきましょう。

また、この場合であっても学資保険加入は早ければ早いほど毎月の掛け金は小さくなります。できるだけ早く加入したほうが毎月の家計への負担は少なく済みそうです。

加入時に一括で払い込むケース

加入時に一括で払い込むと、その分保険会社が受け取った保険料を長く運用できるため、返戻率が高まります。加入時にまとまった金額が用意できるのであれば、一括払いのほうが満期の際に受け取る金額が多くなりお得です。

ただし、一括払いの場合生命保険料控除となるのは、払い込みをした1度だけになることは頭に入れておきましょう。

家庭の状況に照らし合わせて必要かどうかの判断を

ママと子ども

子どもの教育費用は家庭の大きな支出になります。その貯蓄を手助けしてくれる学資保険は、子どもが小さいうちから確実に教育費用を貯めるための手段の1つです。

メリットとデメリット、受け取る時期などを家計に照らし合わせてしっかりと考慮した上で加入を検討してください。

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